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しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

日本酒初心者に絶対オススメ!『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』はフルーティーでさらりとした軽い飲み口。初めて日本酒を買うならこの一本からで決まり!

こんにちは、しーたかです。

先日京都に行った際、土産に買ってきたお酒を開栓しました!それがコチラ…

京都・伏見の日本酒『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』です。f:id:sakearchive:20170225151243j:plain
カッパのCMで有名な『黄桜』の日本酒ビギナー向けの商品です!ゆるふわというネーミングからして主に女性をターゲットにしているようですね。

普段から飲んだくれている私ですが、実は『黄桜』の商品を購入するのは初めてかも?

いや、なんていうか、こんな事いっちゃいけないと思うんですけど、『黄桜』って酔っぱらいのオジさんが飲む安酒ってイメージが自分の中で強かったんですね。
今までスーパーやコンビニで見かけても、まー目にも入らなかったわけですよ。自ら購入することはないだろうなと。
だって、安酒を飲んで、ただ酔っぱらうのってイヤじゃないですか。どうせ酔うなら、顔の見える生産者が造るウマイ酒で酔いたい…ということを常々思っていました。

いままで見向きもしなかった『黄桜』。購入するきっかけになったのは、ある日本酒ブログのエントリーでした。

そんなわけで、安酒の代表格たる『黄桜』を購入することはこの先もずっとないハズだったのですが、最近少し考え方が変わってきました。
紙パックに入っているような、安価で購入できる日本酒について、考え方を改めるきっかけになったのは、神奈川建一さんのエントリーを読んでからです。

www.osakemirai.com

こちらの記事の冒頭を読んで、私はハッとしました。少し引用しますね。

僕は最近の地酒の吟醸酒、純米酒ブームから日本酒に入ったクチで、大手の安酒の悪口をさんざん聞いて育った世代のファンなのです。そりゃあ、安いパック酒なんて恨まれてましたよ。「あれが日本酒のイメージを悪くしてる」とか「安酒飲むと次の日二日酔いになる。地酒はそんなことない」とか。よほどの屈辱を先輩方は味わったんだなぁと思いましたね。

しかし、僕は日本酒飲むようになってから、一度もパック酒をちゃんと飲んだことはないのです。これはいけません、自分で体験してないことを語るなんて!それは賭ごとしない麻雀をプレイして、麻雀を知ったような気になるのと同じです! 

パック酒がぶ飲み大会!はたして大手の安酒はまずいのかッ!?地酒マニアが徹底検証 : お酒ミライ Tシャツ屋の日本酒ブログ より一部引用 

これを読んで、私は顔が真っ赤になりました。「オレは今までなんて恥知らずだったのか…」と。
飲んでもいないものを知ったかぶりしてイメージのみで語るなど言語道断なんですよね。
「だったら紙パックの酒も飲んでみよう」ということで、スーパーで売っていた『菊正宗』を試しに購入してみました。

正真正銘、誰がみても紙パック酒ですね。
「まぁ言うても大したことないだろ?十中八九アレだな、一口飲んで料理酒行きだな、料理しないけど」なんて思いながら、早速飲んでみると

 

!!?なかなかイケるやん…!?

 

紙パックの酒がマズイなんてなんて誰が言ったのか…?
べらぼうに絶品というわけではないものの、酒とつまみが進む進む。
結局このとき購入した『菊正宗』はものの2日でなくなってしまいました紙パック酒アレルギーがなくなった瞬間です。

京都・伏見のキザクラカッパカントリーを訪問。めでたく(?)『黄桜商品』を初購入!

…といった経緯もあり、酒造大手メーカーの造るお酒にも少しずつ興味が湧いてきた矢先の先日、私は京都・伏見を訪れました。

伏見と言えば昔から『灘の男酒、伏見の女酒』と評されるように、名の通った日本酒の銘醸地です。伏見の町を歩くとそこらじゅうに酒蔵がひしめきあっているんですね~。

で、そんななかで、フラッとお邪魔したのが黄桜カッパカントリーでした。f:id:sakearchive:20170227163525j:image
黄桜カッパカントリーは、醸造施設と記念館、お土産コーナー、黄桜直営の飲食店が一体となった複合施設です。
見てのとおりの解放的なファサードで、観光客や地元客も気軽に立ち寄ることができます。今まで見た酒蔵の中で、一番入りやすい雰囲気ですね!

中のお土産コーナーでは黄桜の各商品が販売されていて、中には超高額の商品も陳列されていて度肝を抜かれます(笑)
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黄桜DIAMOND…?すごい高級そうなボトルだ…どれどれお値段は?f:id:sakearchive:20170227163619j:image
お値段なんと、600mlで30000円(税別)!
おお…あの獺祭 磨き その先へと同価格ですよ。黄桜さん、気合い入りすぎでしょ…!(笑)

当然そんな高価な酒を購入するわけにはいかなかったので、普段飲み出来そうな酒をいくつか購入。そのうちのひとつが『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』というわけです。

『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』ほんのり甘くすっきりした味わい、これは日本酒に興味を持ってもらえるキッカケになりそうなお酒だ!

なんだか長くなってしまいましたので、ここからは巻きで行きますよー!

コチラが『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』の裏ラベルです。
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内容量は300ml。このぐらいの量なら、初めて日本酒を購入する方でも手を取りやすくていいですね。
商品説明によると

フルーティーな香りとやわらかな甘さ、かるい味わいの純米吟醸酒です。はじめての日本酒にぴったりのやさしいお酒です。

とのこと。しかもアルコール分は日本酒にしては少し低めの10度という設計です。こんなん絶対飲みやすいやつですやーん!

ま、とにかく飲んでみましょう

香りはうっすらとリンゴや白桃のようなニュアンス。なかなか好ましい香りです。
とはいっても、一応ちゃんとした日本酒らしい香りがするので、本当に日本酒が苦手な人には受け入れられない可能性はありそうですね。

口に含むと、ほんのりとした甘みが、ふわりとした花の香りを伴ってスーッと流れ落ちてきます。
商品説明にあったとおり、軽快でやさしい味わいです!フルーティーで非常に飲みやすいですが、ちゃんと日本酒らしさも出ていて、普段から酒浸りな私が飲んでも納得の味わいです(笑)

おわりに

『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』日本酒初心者ならマストバイな逸品でした!
日本酒を初めて飲む人にオススメ出来るお酒はいろいろありますが、その中でも『黄桜 純米吟醸 ゆるふわ』はダントツでゼロをイチにする力がある、そんなお酒だと思います。
すでに日本酒にどっぷりハマっている方も、是非一度試していただいて、日本酒愛好家を増やす啓蒙活動に使っていただければと思います。

それではまた!

 猫のラベルが可愛い『たてにゃん』シリーズも日本酒初心者にオススメです!

sakearchive.hatenablog.jp

日本酒1杯300円!?横浜駅近にオープンした立ち飲みの日本酒処『おちょこ』は最高のオアシスだ。

こんにちは、しーたかです。

横浜駅周辺で新しく日本酒の店ができたという情報をキャッチして向かったのが、こちらのお店『お酒とお米 おちょこ』さんです。f:id:sakearchive:20170224002708j:plain
横浜駅から徒歩で約10分。地元の人には、岡野の交差点の近くといえばわかりやすいかな?
お店は1Fにあり、外から様子が見られるので、一見さんでも入りやすくなってます。店内は全席スタンディングで、10人前後も入れば満席というところでしょうか。

で、この店、なにがスゴイかって数種類ある日本酒がどれも1杯300円で飲めるんです!しかも税込みですよ?「大丈夫なの?やっていけるの?」ってこっちが心配しちゃうようなビックリプライス。

日本酒のメニューはほぼ日替わりで、一升瓶が空き次第、次の銘柄と入れ換えるというシステムのようです。f:id:sakearchive:20170224003956j:plain
ものすごく見づらくてスミマセン。

今回のラインナップは

  1. 白い雫 特別純米 生 にごり(山形)
  2. 不動 純米吟醸 生 おりがらみ(千葉)
  3. 百十郎 純米吟醸 生(岐阜)
  4. 花さかゆうほ 純米吟醸 生(石川)
  5. 盛典 特別純米 生(兵庫)
  6. 月山 特別純米 生(島根)
  7. Fu 純米 甘口(兵庫)

以上、7種類がどれも半合(90ml)で300円です。八海山や獺祭といったような超有名銘柄は置かず、各地方の有力銘柄をセレクトしています。今回は2月に訪れたためか、ほとんど新酒の生酒が多いですね。

1杯300円と聞いていたので「そんなにグレードの高い酒は置いてないだろうよ」とタカをくくっていたので、純米吟醸や特別純米クラスもリストアップされているのは嬉しい誤算でした。いや、マジな話、どこで利益取ってるんだこの店…

1杯ずつでも注文できるのですが、こちらのお店では飲み比べセットもやっているとのこと。せっかくなのでセットでいただきました(^-^)
f:id:sakearchive:20170224005844j:plain左から、月山盛典不動です。いかにも春酒っぽいラベルですね。
こちらの飲み比べセットは、60mlが3杯ついて600円とこれまた仰天プライスなのです。しかも銘柄は自分で選べるという、なんと至れり尽くせりなことか!
見たところ、ほとんどのお客さんが飲み比べセットを注文していました。

お店は、着物を着た女性の方が一人で切り盛りされています。お店の方は愛想のいい方ですが、なんだかんだと無理を言って困らせないように。
また、お店はかなり狭いので、混んできたら次の人に譲る余裕がほしいところです。近隣には『日本酒 ト ワイン 岡野』さんや『炭火やきとり 伝兵衛 南店』など、日本酒にこだわるお店がありますので、そちらにハシゴするのもいいでしょう。

おわりに

横浜駅の日本酒処『おちょこ』さん、想像以上にいいお店でした!
酒は全品300円、つまみも大体300円前後ということで、余裕でセンベロ可能。
営業時間は平日は16時、土日は15時からオープンしているので明るい時間から飲めるのもいいですね。横浜界隈は、昼から日本酒を飲めるところが少なかったので、昼飲み族には嬉しい限り。

お店の定休日ですが、基本的に月曜日にお休みされているそうです。
まれに、月毎にお休みの日が替わる場合がありますので、おちょこさんのブログで確認してから、向かわれるとよろしいかと思います。

それではまた!

店舗情報
お酒とお米 おちょこ
232-0073 神奈川県横浜市西区岡野1-11-8 福富ビル1F
TEL:045-883-1761

営業時間
火曜~金曜 16:00~22:30 (L.O.22:15)
土曜    15:00~22:00 (L.O.21:45)
日曜    15:00~21:00 (L.O.20:45)
※不定休(月曜休みになることが多いようです)

横浜界隈ではこんなお店もオススメです。

sakearchive.hatenablog.jp

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町田に『さかや栗原』の立ち飲みバーがオープンしました!詳しくはコチラ↓
sakearchive.hatenablog.jp

京都・烏丸 日本酒バーの到達点!『たかはし』で、しっぽりと燗酒を楽しむの巻

こんにちは、しーたかです。

先日京都に訪れた際、以前から気になっていた日本酒バーたかはしさんにお邪魔しました。

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カウンターメインの店内はこじんまりとしていて、居心地がすこぶるいい。
ロケーションは烏丸駅から徒歩5分。京都の繁華街から歩いてすぐなのですが、この辺を歩きなれている人でもお店の前を通りすぎてしまうのではというぐらい、場所がわかりづらいです(笑)

ま、でも、場所のわかりづらさも、いわば名店のエッセンスのひとつかもしれない。
「とっておきの店があるんだ」と、初めての人を連れていけば「こんなところに、こんなお店があるんだ」と喜んでもらえそうな感じがしますよ。

メニューは手書きで、味があります。
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本日の日本酒は、竹鶴辨天娘香取日置桜白老など、常温や燗で飲んで旨い酒が揃っています。
メニューの下の方に、冷酒用のお酒もいくつかリストされていますが、これはあくまでオマケ。

常温保管されている酒の棚を見れば、ここで冷酒を頼むのはナンセンスだということがよくわかります(笑)f:id:sakearchive:20170223204900j:plain
いや~なかなかの品揃えです。完全に振りきれてます。40代前後のマスターは肩の力の抜けた感じで、雰囲気のある方です。
酒のチョイスについて尋ねると、店に置いてある日本酒は全て純米酒で、極力余計なものを加えない自然な造りのものを揃えているとのこと。なるほどなるほど。

せっかくなので、マスターおすすめの『香取 純米自然酒 90』で燗をつけていただきました。
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少し前にブログでアップしたお酒ですね。

千葉の自然酒『香取』の詳細はコチラ↓

これが体に染み渡るいい酒なんだ。体を温めるやさしい味。マスターがこの店開いた理由がよーくわかるよ。

つまみは、いかにも日本酒の肴といった渋いラインナップです。f:id:sakearchive:20170223210716j:plain
うん、うん。いいぞ。マスターは酒飲みの心をよくわかってらっしゃる。旨い酒に対して派手な料理はいっさい必要ないんです。さりげないつまみが、こだわりの日本酒との相乗効果で何倍にも美味く感じます…。

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肴をつまめば酒は進み、酒を飲めば肴が進み、も~止まらん止まらん。これが俗に言うたかはしワールドってやつですか…

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いや~気づけばいい感じにほろ酔いになりました。

まだまだ他にも飲みたいお酒はあるけど、今日はここらでお会計。こういう店で長っ尻して、だらしなく酔うのは無粋ですからね。

おわりに

京都・烏丸の日本酒バー『たかはし』さん、噂どおりの名店でした!
場所がわかりづらく、入るのに少し勇気が入りますが、一度入ってしまえばなんのことはない。ゆったり楽しめるいいお店ですよ。

「こういうお店が家の近く(横浜近辺)にあったらなぁ…」って思うけど、ないんだなぁこれが(笑)
私が住んでいる横浜周辺も、日本酒のお店が増えてきてはいますが、いかんせん、もともとが洋酒文化の街です。日本酒を普段から飲むという文化、土壌はまだまだ出来上がっていないんですよね…。

いつか横浜にも『たかはし』さんのような本物志向のお店が出てくることを願ってやみません!早く出てこい!第二のたかはし!(笑)

それではまた!

関連ランキング:バー | 烏丸駅四条駅(京都市営)河原町駅

酒は純米、燗ならなお良し、熟成古酒ならさらにヨシ!

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新潟県・高千代酒造の新商品『Takachiyo 59 CHAPTER TWO 愛山 純米吟醸 無調整生原酒 』を飲んでみました!

こんにちは、しーたかです。

今回はかねてから気になっていたあの酒を入手したので紹介します…!といってもタイトルで出オチしてるんですけどね!

新潟県『Takachiyo CHAPTER TWO 愛山 純米吟醸 無調整生原酒 』です。f:id:sakearchive:20170221104929j:plain
スタイリッシュなボトルが印象的な一本は、新潟県の高千代酒造の新商品です。
高千代酒造といえば、漢字の『高千代』、ひらがなの『たかちよ』、淡麗辛口の『巻機』などの銘柄で知られる人気蔵。それぞれのシリーズに独自のコンセプトがあり、飲アイテム数の豊富さから、飲み手を飽きさせないなかなか楽しませてくれる酒蔵さんです。

で、その高千代酒造さんが2016年の秋に発表したのが、この『Takachiyo 59』シリーズ。

『Takachiyo 59』シリーズの特徴としては、

  • 全商品に協会1801号酵母を使用
  • 全商品で別の品種の酒米を使用
  • 全商品、扁平精米による59%精米
  • 無調整生原酒
  • 1.8Lと500mlでの商品展開

基本的に酒米以外は同スペックで仕込むので、酒米による味の違いが楽しめるというわけです。
で、この『Takachiyo 59』シリーズ、冒頭でも言いましたが、発売してからずっと気になってたわけですよ。絶対ウマイのわかるもんね。
でも購入するのガマンしてたんです。新商品に飛び付くなんて、なんかミーハーみたいでダサくね?なんて意味のわからない自意識が働いちゃってたんでしょうね。ホント意味がわかりませんね。
それに…。よくよく考えてみたら、去年(2016年)、越乃寒梅の新商品がリリースされたとき、真っ先に飛び付いていたのは誰だったっかな?

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もう正直に言いましょう、なんだかんだミーハーなんです、私…。
なんだかんだいって高千代酒造さんの酒ウマイですもん。素直に飛び付けばいいじゃない、ってわけで今回購入に至りました。

無意味な葛藤(?)の末に購入した『Takachiyo 59 愛山バージョン』わかりやすく美味しい、愛嬌の感じられるお酒でした。

今回私が購入したのは『CHAPTER TWO』愛山バージョンです。
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愛山バージョンの1つ前にCHAPTER ONE 一本〆も発売されていましたが、完全に乗り遅れてしまいました…。

『愛山』というのは酒米の名称で、このお米で醸すお酒は豊潤でたっぷりした甘みが出やすいことから、近年人気が集めています。
高千代酒造で『愛山』を採用するのは、自分が知る限り初めてではないでしょうか?全国的に『愛山』を使う蔵が増えてきている印象ですが、新潟県でも少しずつ採用する蔵が増えてきていますね。
同県の銘柄では糸魚川の『謙信』も最近『愛山』仕込みにチャレンジしていましたもんね。

謙信・愛山仕込みの記事はコチラ

さて、Takachiyoの愛山はどんな感じだろうか、飲んでみましょう。

香りは、洋ナシ、青リンゴの中間。少しだけライチのようなニュアンスもありますね。いずれにせよ若々しいグリーンノートです。
口に含むと、トロピカルな果実系の甘みが口に広がります。清涼感が感じられていいですね!ものすごい綺麗というほどではありませんが、透明感もあります。モダンというほど洗練されすぎず、かといって野暮ったい雑味というわけででもない、この中庸な感じ嫌いじゃないですよ(笑)

同じ高千代酒造の商品群で言えば、フルボディー&ジューシー系な甘みがウリの『たかちよ』シリーズに味わいは近いかなと思います。

ただ、『たかちよ』と決定的に違うのは、同じジューシー系でも、1歩、2歩引いた食中酒寄りの酒質ということでしょうか。
ある程度ハッキリとした個性を残し、独力でも目立てる一方で、食中酒としてもちゃんと機能する。『たかちよ』のダイナミズムは捨てる代わりに、ユーティリティー性を得たのが、今回の『Takachiyo 59』シリーズなんだろうな、というところです。

最初の一口目は「少し物足りないかな…?」と思っていたのですが、飲み始めるとスイスイ飲んでしまいます。かなり危険な酒(褒め言葉)です。高千代ファンなら一度は飲んでみてほしい一本ですね!

それではまた!

新潟の日本酒は奥が深いですね~。他にはこんなお酒も飲みました!

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宮城県『花ノ文 純米吟醸 生原酒 蔵の華50』クリーンな吟醸香とフレッシュ感がせめぎ合う上質な美酒でした。

こんにちは、しーたかです。

今回紹介するお酒はコチラ!

宮城県『花の文 純米吟醸 生原酒 蔵の華50』ですf:id:sakearchive:20170220172650j:plain
ラベルに合わせて背景も緑っぽい感じにしてみました(たまたまです)。
この『花ノ文』というお酒、おそらく初めて飲む銘柄かも…!宮城県・加美郡の中勇酒造店という酒蔵で造られているお酒です。『天上無幻』の銘柄でも知られている酒造さんですね。
『天上無幻』は聞いたことはありますが、飲んだことあるような、ないようなというところです。おそらく日本酒フェアとかで一度ぐらいは飲んでるとは思うんですけどね。たいていベロベロに酔ってしまうのでなかなか記憶に残らないのです…(笑)

ちなみに中勇酒造店のホームページを見ると

  • 洗米から仕込みまで「奥羽山伏流水」を使用
  • 全てのお酒を大吟醸と同じ手間暇をかけて全量限定吸水を行う
  • 最近はめっきり少なくなった、直火での和釜蒸し
  • お酒の完成後は冷蔵室で低温貯蔵

をされているとのことで、大変こだわって酒造りをされていることが伺えます。
言うは易し行うは難しですからね。手作業を増やしたからといって、直ちに味がよくなるわけではありませんが、そこに人の心がこもっていれば、自然と酒の味はよくなるものでしょう!

花ノ文の生原酒は、東北のフルーティー酒のお手本のよう。メリハリの効いたいい酒です!

裏ラベルはこんな感じ。f:id:sakearchive:20170220180156j:plain
原料米には宮城県オリジナルの酒米『蔵の華』を使用。精米歩合は50%なので大吟醸並みにお米を磨いています。度数は16度以上17度未満と、生原酒のわりには少し低めの設計です。

ではそろそろ飲んでみましょう!

香りはちょいメロン、ちょいバナナな感じのクリーンな果実味を感じます。
口に含むと、香りで感じたままの果実のような甘みが先行して、口のなかに爽やかに広がります。生原酒らしいピリッとした感じもいいですね!アフターはグレープフルーツのような酸味でほろ苦さが残ります。
なんかどこかで飲んだことある味だなぁと思い返してみると、1年前に当ブログでも紹介した水鳥記 第一章 特別純米酒 直汲み生と近い印象を受けました。香りの方向性は少し違いますけど、宮城県のフルーティー系統で端整な酒という意味では近いかなと思います。

いやいや、今回はなかなかいい酒を知ってしまいましたな…!

ちなみに今回飲んだ『花ノ文』は、横浜・中華街に店を構える一石屋酒店で購入しました!
一石屋酒店は日本酒の品揃えがよく、スタッフの方も愛想がいいので、わからないことはなんでも聞きやすいのがいいですね。ビギナーから酒通まで楽しめる信頼できる酒屋さんだと思います。
日本酒ブロガー・神奈川健一さんの酒屋特集にも載っているので、気になる方はぜひぜひ読んでみてください!

www.osakemirai.com

それではまた!

「なんだかんだいって東北の酒が一番だ!」という方にはこちらの記事がオススメです!

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