しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

佐賀県『東一(あづまいち) 純米大吟醸 生 雫搾り 斗瓶貯蔵酒』まさに優美な味わい!飲み手を清々しい気持ちにさせてくれる鉄板の1本です。

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こんにちは、しーたかです。

10月は私の誕生月でして、お祝いにこんなお酒をいただきました。

それがコチラ『東一(あづまいち) 純米大吟醸 生 雫搾り 斗瓶貯蔵酒』です。f:id:sakearchive:20181018132714j:image
佐賀県の五町田酒造のお酒です。

プレゼントにいただいたものをあーだこーだと批評するのは若干憚られる気もしますが、何も悪いことを書くつもりではないのでOKということにします(笑)

『東一』という銘柄はご存じの方も多いでしょう。『鍋島』『七田』と並んで(序列はさておく)佐賀県を代表するトップ銘柄です。

私が最近飲んだものだと、『東一 純米酒 うすにごり 生』の印象がすこぶるよかったですねー。適度に芳醇、きっちりスマートって感じでしょうか。

この純米のうすにごりは4合瓶で税込価格1350円ですからねー。本当にお買い得でしたよ。

この酒に限らず、『東一』はお手頃なお値段かつ安定してハイクオリティーなお酒が多いので、わかりやすく訴求力のあるブランドだなぁと常々思っています。

普段飲みクラスの『東一』はよく知っているのですが、今回いただくのは高級ラインです。

純米大吟醸で、雫搾りで、斗瓶貯蔵、いかにも高そうなワードが3個並びます(笑)

自分からおいそれとはなかなか買えない価格帯のお酒でしょうから、ありがたく味わわせていただくことにします。

『東一(あずまいち) 純米大吟醸 生 雫搾り 斗瓶貯蔵酒』香りが派手すぎないからスイスイと飲み続けてしまう!清々しくも満足感のある上質な大吟醸です。

『東一(あづまいち) 純米大吟醸 生 雫搾り 斗瓶貯蔵酒』のラベル脇はこんな感じ。f:id:sakearchive:20181018132734j:image

スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 山田錦 100%
精米歩合 39%
アルコール分 16度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、マスカット系やライチ、洋ナシのような品のいい香りがします。 大吟醸といっても香りプンプンではなく、控えめなところがこの蔵らしいですね。

口に含むと、薄いベールで包んだマスカットのような甘みが滑りこんできます。この透明感と淡さはまごうことなく雫搾りの賜物だ!

ふわっと柔らかく膨らむ甘み、そして口の中で馥郁と広がる若い果実の香りは、幸せなため息を誘います。

後味はほんの僅かな苦味とともに軽快に切れていきます。スマートなフィニッシュと微かにバナナのような余韻を特徴的ですね。

 

いやーしかし、流石にこのクラスの酒となるとお世辞抜きで美味いですね~。

飲んでいる間は「はぁ~(恍惚)」とか「すげー…」なんて言葉しか出てきません(笑)

次から次にスイスイ飲んでしまう。じっくり飲めば飲むほど清々しい気持ちになれる。

酒はストレスの捌け口なんかじゃないんだ。人は幸せになるために酒を飲むんだ、ということを改めて教えてくれるようです。

そんなわけで今回いただいた『東一 純米大吟醸 生 雫搾り 斗瓶貯蔵酒』、誰にでも優しく微笑んでくれる、純米大吟醸の模範演技のようなお酒でした。

余談ですが『東一』のネーミングには「東洋で一番の酒造りを目指す」という想いが込められているそうです。

今回いただいてみて、名前負けしない素晴らしいお酒だなぁと改めて思いました。

それではまた。

ここにきて九州方面のお酒をほとんど紹介していなかったことに気付く…!随時増やしていきます。頑張ります。 

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