こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『CRAFT SAKE STAND やなか純米や』にお邪魔しました。
日暮里駅、千駄木駅からともに徒歩5分。谷中銀座の商店街のどまんなかにオープンしたお店です。
2Fの店舗ですがガラス張りになっているため、明るいオシャレな雰囲気が伝わってきます。これは慣れていない人も入りやすそうだ。
お店のコンセプトは明快で、酒も料理もほぼ全品350円(税込)。日本酒を中心に全国各地からクラフト感のあるアルコール飲料を取り揃えたスタンディングバーといったところでしょうか。最近は気軽に「クラフト」的なアイテムにアクセスできるお店がどんどん増えてますね!
やや意外だったのはスタッフが全員女性の方だったことですね~。明るいカフェのような雰囲気も手伝って、散歩途中に寄りましたといったカップルや女性客が多いです。
この日は日曜のお昼過ぎに伺ったのですが、8割方のテーブルが埋まってました。堂々と昼飲みができる谷根千エリアの文化の尊さよ…。
システムとしては、まず利用するテーブルを決めて、食券機で1枚(350円)、もしくは3枚(1000円)、6枚綴り(2000円)のチケットを購入します。
席にあるオーダー表に記入して、カウンターにいるスタッフの方にチケットと一緒に渡すと、ドリンクはその場で提供、フードは出来上がり次第席まで届けてくれます。
正直にいえば、若干めんどくさい(笑)もうちょっと簡素に出来ないもんかねーとも思いますけど、慣れればなんてことないのかな?
ちなみにチケットは3枚もしくは6枚で購入する方が若干お得です。しかし、チケットを使用できるのは購入日当日だけなので注意が必要。うまく組み合わせるべし。
こちらはドリンクのメニューです。クラフトビールはキリンのタップマルシェを導入し常時4種類を提供しています。
日本酒は10種。飛露喜や醸し人九平次もチケット1枚で飲めるのはかなりお得。この他にもチケット2枚もしくは3枚と交換するプレミアム酒(主に新政)も数種類提供されています。比較的ビギナーにとっつきやすい銘柄が多い、それでいてお店の雰囲気にも合うラインナップだと思いましたね。
こちらは一品料理のメニューです。おつまみも基本的にチケット1枚で交換できるのは嬉しいところ。
種類こそ少ないものの、ひとひねりした酒のアテから肉系の料理まで揃っています。ちょい飲みするには十分すぎるメニューですよね。
まずは『BROOKLIN DEFENDER IPA』をいただきます。
IPAらしい苦味をもたせつつも比較的軽快なスタイルのビールですね。見た感じ240mlぐらいは入っているのかな?この量で1枚分なのでクラフトビールとしてはかなり安いと思います。
こちらは『ちえびじん LOVE PINK』と『生ハム&マスカルポーネの塩麹なめろう風』。
赤色発色酵母でピンクに色づいた『ちえびじん』は、見た目のイメージ通り苺を連想させる甘くキュートな酸が特徴的。日本酒もパッと見たところ100ml程度は入っていそうです。
クラッカーに乗せて食べる『生ハム&マスカルポーネの塩麹なめろう風』は塩麹の風味がしっかり効いて和なテイスト。塩加減つよめですが、酒のアテとしてはこれぐらいでちょうどよいですね。
意外に旨かった(失礼)のは『しっとりジューシー!国産鶏むね肉の塩麹揚げ 七味マヨネーズ添え』。
正直「鶏むね肉かぁ…」と思いながら注文したのですが、想像していたより柔らかくて美味しかったですね~。麹の偉大さを思いしりました。次回お邪魔するときもメニューにあれば頼むと思います。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『CRAFT SAKE STAND やなか純米や』、谷根千散策の途中にふらりと立ち寄りやすい良店でした!
推奨人数は2~3人ぐらいですかね。あんまり大人数で行くお店ではないですし、カウンターがないのでソロ飲みには不向きな印象です。少人数でいろいろつまみながら楽しみたいお店だと思いました。
スタッフの方の愛想もよくお店の雰囲気がよい反面、満席に近くなると常にバタついている印象で、オペレーションは大いに改善の余地がありそうです。
これだけ低価格のお店であれば、例えばお客さんに料理を取りに来てもらったり、食べおわった食器を下げたりしてもらってもいいんじゃないかなという気もしますね。本当はもう1品、もう1杯頼もうかとも思ったのですが、スタッフの方が大変そうでしたのでこの日はサクッと退出しました。
オペレーションを含む店舗運営が洗練されていけばさらに人気の店になりそう。料理のメニューは月替わりとのことなので、ちょくちょく通ってみたくもあります。
それではまた。
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