こんにちは、しーたかです。
それがコチラ『竹林(ちくりん) ふかまり 純米酒』です。
岡山県浅口市の丸本酒造のお酒です。
岡山県のお酒をブログで紹介するのは『酒一筋 純米酒 新酒しぼりたて』以来、実に2年ぶりになるようです。
定期的にブログを読んでくださる読者の方はうすうす気付かれていると思いますが、普段飲むお酒が北信越、東北方面に偏っていることもあり、西の方のお酒はあまり詳しくないんですよねー。
先日、横浜高島屋で開催された日本酒まつりに出展されていましたね。その時は季節限定の『竹林 ふかまり 瀞 純米吟醸 無濾過生原酒』を購入しました。1ヶ月かけてゆっくり楽しませていただきましたが、熟成ポテンシャルをひしひしと感じるお酒でしたね。
1987年から自社栽培を開始されたそうで、将来的には全量自社栽培にしていきたいとのことです。
開栓1ヶ月経過してついに花開いてきた感のある『竹林 ふかまり 瀞 純米吟醸 無濾過生原酒』。
— しーたか (@s_sakearchive) 2019年5月10日
まさにとろっとしたクリームのような深い甘みがたまらんです…! pic.twitter.com/Am5TOtr1m0
『竹林(ちくりん) ふかまり 純米酒』思わず唸る上質な旨口酒。秋冬シーズンの常備酒にぜひ!
『竹林(ちくりん) ふかまり 純米酒』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 山田錦 100%(自社栽培) |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 15度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、檜を思わせる穏やかで深みのある香り。想像していた通りの香りにニヤリ。
口に含むと、わずかにバニラのような香りとともに、なめらかなタッチでマイルドな旨味がじわーっと広がります。あぁ非常に穏やかでいいですね。
わりと最近飲んだお酒だと『旭菊 大地 特別純米 無農薬山田錦』に近いけど、こちらの方がより深みに迫っていくような。
なるほど、たしかにこれは『ふかまり』だ…!ふかまるふかまる(笑)
枯れた感のある渋味さえも丸く、じんわりとした優しい酸味が心地いい…。
なんちゅう罪な酒を造ってくれたもんだ…これはお燗でダラダラ飲むしかあるまい!
ぬる燗よりはやや熱めの燗が映えますね。「100度でも温度を上げても崩れない」と杜氏さんが豪語されるだけのことはあります。
そんなわけで今回いただいた『竹林(ちくりん) ふかまり 純米酒』、落ちついた米の旨味を感じられるお酒でした。
このお酒は圧倒的に燗ですよ、燗!これは一升瓶を常温放置でじっくりやりたいですな。とくに秋冬は自宅で常備したい…そんなお酒です。
それではまた。
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