こんにちは、しーたかです。
今回紹介するお酒はコチラ!
宮城県『花の文 純米吟醸 生原酒 蔵の華50』です
ラベルに合わせて背景も緑っぽい感じにしてみました(たまたまです)。
この『花ノ文』というお酒、おそらく初めて飲む銘柄かも…!宮城県・加美郡の中勇酒造店という酒蔵で造られているお酒です。『天上無幻』の銘柄でも知られている酒造さんですね。
『天上無幻』は聞いたことはありますが、飲んだことあるような、ないようなというところです。おそらく日本酒フェアとかで一度ぐらいは飲んでるとは思うんですけどね。たいていベロベロに酔ってしまうのでなかなか記憶に残らないのです…(笑)
ちなみに中勇酒造店のホームページを見ると
- 洗米から仕込みまで「奥羽山伏流水」を使用
- 全てのお酒を大吟醸と同じ手間暇をかけて全量限定吸水を行う
- 最近はめっきり少なくなった、直火での和釜蒸し
- お酒の完成後は冷蔵室で低温貯蔵
をされているとのことで、大変こだわって酒造りをされていることが伺えます。
言うは易し行うは難しですからね。手作業を増やしたからといって、直ちに味がよくなるわけではありませんが、そこに人の心がこもっていれば、自然と酒の味はよくなるものでしょう!
花ノ文の生原酒は、東北のフルーティー酒のお手本のよう。メリハリの効いたいい酒です!
裏ラベルはこんな感じ。
原料米には宮城県オリジナルの酒米『蔵の華』を使用。精米歩合は50%なので大吟醸並みにお米を磨いています。度数は16度以上17度未満と、生原酒のわりには少し低めの設計です。
ではそろそろ飲んでみましょう!
香りはちょいメロン、ちょいバナナな感じのクリーンな果実味を感じます。
口に含むと、香りで感じたままの果実のような甘みが先行して、口のなかに爽やかに広がります。生原酒らしいピリッとした感じもいいですね!アフターはグレープフルーツのような酸味でほろ苦さが残ります。
なんかどこかで飲んだことある味だなぁと思い返してみると、1年前に当ブログでも紹介した水鳥記 第一章 特別純米酒 直汲み生と近い印象を受けました。香りの方向性は少し違いますけど、宮城県のフルーティー系統で端整な酒という意味では近いかなと思います。
いやいや、今回はなかなかいい酒を知ってしまいましたな…!
ちなみに今回飲んだ『花ノ文』は、横浜・中華街に店を構える一石屋酒店で購入しました!
一石屋酒店は日本酒の品揃えがよく、スタッフの方も愛想がいいので、わからないことはなんでも聞きやすいのがいいですね。ビギナーから酒通まで楽しめる信頼できる酒屋さんだと思います。
日本酒ブロガー・神奈川健一さんの酒屋特集にも載っているので、気になる方はぜひぜひ読んでみてください!
それではまた!
宮城県のオススメのお酒をピックアップしました。こちらもぜひご覧ください↓