こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『廣戸川 純米にごり 生酒』をいただきました。
福島県岩瀬郡の松崎酒造のお酒です。
若干30代の若手蔵元杜氏・松崎祐行氏が手がける銘柄『廣戸川』。
全国新酒鑑評会では8年連続で金賞を受賞するなど、クオリティーに定評のある銘柄ですよね~。
個人的には通年商品が好みで、ド定番の『廣戸川 特別純米酒』を筆頭に比較的落ち着いた味わいの多いなぁという印象です。
少し前の書籍ですが、山内聖子著『蔵を継ぐ 日本酒業界を牽引する5人の若き造り手たち』では、松崎祐行氏の飾らない人柄や酒造りへの哲学についてクローズアップされています。気になる方は手にとってみるといいですよ!
さて今回いただく『廣戸川 純米にごり 生酒』は、冬の新酒のシーズンに発売される新酒のにごり酒です。私は飲むのは初めてかな?
Twitterを眺めていると日本酒クラスタ界隈ではすこぶる良い評判が良いようですね~!
勝手なイメージですが『廣戸川』は火入れの酒がハマっているイメージが強いせいか、新酒シーズンの生酒には手を出したことなかったんですよね。しかしあまりにいい評判しか聞かないものでついつい購入してしまいました(笑)
結果からいえば評判通り素晴らしい味わいで大満足でしたね!詳しくは次の見出し以降をご覧ください。
『廣戸川 純米にごり 生酒』見かけたら必ず買っていい!一歩抜きん出た酒質。数ヵ月程度寝かせても面白いかも?来年は複数本を購入して熟成も試してみたいです。
『廣戸川 純米にごり 生酒』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 福島県産 夢の香 |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 15度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、淡くメロン、青いなりにバニラのような香りがしますね。
口に含むと、キメの細かいピチピチとしたガス感とともに青々しいメロンのような甘みが膨らみます。
にごり酒のカテゴリーの中では滓は軽め。絹のようとまでは行きませんがミルキーでいい具合に心地よい質感ですね。
軽快でほどよく膨らむエアリーな甘味にフレッシュさを帯びた酸が混じって程よいジューシーさに昇華していくあたりは、本当に素晴らしいの一言です。
開栓してから3日目あたりからわかりやすく旨味も乗ってますます本領を発揮する印象です。渾然一体とはこのことだぁ。おみそれしました。
そんなわけで今回いただいた『廣戸川 純米にごり 生酒』、定価で労せず購入できるお酒の中ではトップクラスの味わいという印象でした。
サラっとしたにごり酒が好みの方ならとりあえず買っておいて損はないでしょう!私も今から来期のリリースが楽しみです。
それではまた。
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