しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

三重県『而今(じこん) 特別純米 火入れ』芳醇な甘みと余韻の軽さを兼ね備えた逸品。秀逸なバランスに思わず杯を重ねてしまいます。

広告

広告

こんにちは、しーたかです。

今回は『而今(じこん) 特別純米 火入れ』をいただきました。f:id:sakearchive:20190627190935j:image
三重県名張市の木屋正酒造のお酒です。なぜかラベルの保護フィルムがすっぽ抜けているのは気にしないでください(笑)

ずいぶん久しぶりにいただく『而今』。外飲みでことごとくコンディションの悪いものに当たって以来、2~3年ぐらい敬遠していました。

一度悪いイメージを持つと次に飲む機会はそうそう訪れない。でも不思議なものですね。しばらく経つともう一度試してみるかという気になるのはどうしてなのか?

「過去にも未来にも囚われず、今をただ精いっぱい生きる」。まぁ確かに過去のイメージをいつまでも引っ張ることもあるまい、というわけで久しぶりに今の『而今』を飲んでアップデートしようと思います。

『而今(じこん) 特別純米 火入れ』久々に飲んでみてよかった!(笑)状態が良ければちゃんと美味しいことを実感できたのは今回の収穫。『而今』シリーズの他のお酒も試してみたくなりました。

『而今(じこん) 特別純米 火入れ』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20190627190944j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 麹米:山田錦 20% 掛米:五百万石 80%
精米歩合 60%
アルコール分 16%

『而今』の特別純米酒というと、他にも何種類か毎年リリースされている商品がありますが、こちらは山田錦と五百万石を使用した一番スタンダードなタイプです。

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、セメダインやマスカットのような香り。派手で華美な感じというよりは芳醇なボディから自然と漏れでたようなナチュラルさがいいですね。

口に含むと、熟れた白ブドウを思わせる透明感のある甘みと酸味が一体になって口いっぱいに広がります。

火入れとは思えないフレッシュでジューシーな味わい。前に飲んだ時はこんな印象はまったくなかったんですけどいったい何事?(笑)

余韻のほろ苦さは心地よい軽さ。出すとこ出してるのにサラリと収束する。これが『而今』の本領だったのか!何をいまさら…。

芳醇旨口タイプのお酒でいえば、以前いただいた『花陽浴(はなあび) 純米大吟醸 五百万万48 無濾過生原酒』 のときのような味が「旨すぎる」ようにも感じられませんでしたね。

非常にバランス感に優れた酒質ですので食中で全然いけます。洋食の方が合うのかな?和食で何と合わせるかを考えたときに具体的なイメージが湧きにくいような気がします。いい食べ合わせをご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。

『而今』は今までいいイメージがありませんでしたがこれはありですね!タイミングが合えば他のお酒も試してアレルギーを克服していきたいと思います。

 

…ちなみに、今回のお酒は『立飲みかぐら』 さんでいただきました。桜木町ぴおシティにある日本酒50種時間無制限飲み放題が1000円(税込)という驚愕プライスのお店です。

sakearchive.hatenablog.jp

 『十四代』や『而今』『飛露喜』『田酒』『射美』などの毎日替わる2種類のプレミア銘柄はほぼ毎回口開けという点もポイントが高いんですよね~。コンディションがある程度担保されているので気になるお酒の味見にはもってこいです。

 

それではまた。 

日本酒ファン垂涎のプレミア銘柄特集!よろしければこちらもぜひご覧ください↓ 

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp

sakearchive.hatenablog.jp