しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

福島県『にいだしぜんしゅ 生酛 たるざけ 生詰 蔵つき酵母』フレッシュ感と樽香の融合!滑らかでピュアな旨みが心地よく酔わせてくれる1本です。

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こんにちは、しーたかです。

最近は簿記の試験などで忙しく、年末に飲んだお酒のアップすらも滞っていました…。

これからしばらくは時間に余裕ができそうなので、精力的にブログを更新していこうと思います!

それでは本日紹介するお酒はコチラ『にいだしぜんしゅ 生酛 たるざけ 生詰 蔵つき酵母』です。f:id:sakearchive:20181123134517j:image
福島県郡山市の仁井田本家のお酒です。当ブログではちょうど1年ぶりの登場ですね。

以前は『にいだしぜんしゅ 生酛 しぼり生』 をいただきました。『にいだしぜんしゅ』は他にもいろいろ飲んでいるわりに、あまりブログにアップ出来ていません(-_-)いいお酒が多いのにもったいない…。

sakearchive.hatenablog.jp

仁井田本家では、いわゆる『自然酒』と呼ばれるカテゴリーのお酒を造っていまして、

  • 原料に使うお米は、農薬や肥料を一切使わない自然栽培米を使用
  • 表示義務のない添加物(酵素剤など)もいっさい使用しない無添加の純米造り

と強いポリシーをお持ちの酒蔵さんです。

自然派らしいピュアな味わいをベースに、モダンな味もクラシックな味も表現できる数少ない酒蔵さんとあって、ファンの方は多いのではないでしょうか?(私も緩いファンです)

自然酒といえば他の酒蔵さんのお酒ですが、以前紹介した『香取 純米 自然酒 90』もかなり好みでしたね。

自然派のナチュラルで奥深い味わいってハマると病み付きになりますよね~。

sakearchive.hatenablog.jp

 

さて、今回いただく『にいだしぜんしゅ 生酛 たるざけ 生詰 蔵つき酵母』は、蔵付きの酵母で発酵させた古典的な生酛造りのお酒です。

しかも樽で熟成させた後に出荷しているとのことで、かなり濃ゆ~い味わいの予感がしますが、いかがなものでしょうか?楽しみにいただくことにします。

『にいだしぜんしゅ 生酛 たるざけ 生詰 蔵つき酵母』うんま~い!なんですの?この質感のよさは…。冬はぜひ家に常備したいですね。

『にいだしぜんしゅ 生酛 たるざけ 生詰 蔵つき酵母』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20181123134606j:image

スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米糀(国産米)
原料米 自然栽培米 100%
精米歩合 80%
アルコール分 16.5度

原料米の表記はありませんが、色々調べてみたところ、トヨニシキを使用(ひょっとしたら夢の香も?)しているようです。

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、淡く軽い樽香が。菊正宗みたいに濃く分厚い香りではなく、ここでも例によってピュアなニュアンスを感じますね。

口に含むと、若干のみずみずしさとともに滑らかに練れた米の甘旨みが膨らみます。おぉなんだ、このフレッシュ感と樽香の融合は!?

シルキーで密な質感の液体、そしてこの柔らかさ。すげー。そこそこボリュームのある味わいなのにくどさが一切ありません。

ウイスキーで例えれば『クライヌリッシュ』のような上品なまとまりを感じますね。

全体的に味のラインが流線的で酸もこなれています。ここまでノイズを感じないお酒はなかなかないのでは?しまった、もう1本買っておくべきだったか…。

そんなわけで今回いただいた『にいだしぜんしゅ 生酛 たるざけ 生詰 蔵つき酵母』、質感勝負の柔らかい味わいの1本でした!飲み飽きせずダラダラ飲めるので家飲みにもってこい!

また、『にいだしぜんしゅ』のクラシックな系統なら燗誂もいいですね。仁井田本家のお酒は総じて、クオリティーに比して値段が安すぎると思います。なんでこの価格でやっていけるのか不思議…。

それではまた。

原料米になみなみならぬ思い入れを感じるお酒をピックアップしました!有名・無名に関わらず、どれも素晴らしいお酒ばかりです。よろしければコチラもどうぞ↓

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