こんにちは、しーたかです。
今回は『墨廼江(すみのえ) 夏純米 大辛口』をいただきました。
宮城県石巻市の墨廼江酒造のお酒です。
ラベルに記載がないためパッと見ではわかりませんが、夏向けのお酒とのことです。
ラベルの柄がネクタイに似ているため、酒屋さんはネクタイラベルなんて呼んでいました(笑)
墨廼江という銘柄は個人的にあまり接点がなかったのですが、2018年頃からちょくちょく飲むようになりました。酒門の会の関係でしょうか?有力な酒販店では軒並み取り扱われていますよね。
直近ではライスイズビューティフルや秋のひやおろしをいただいたのが記憶に新しいですねー。
以来『墨廼江』には個人的に「キリッと顔立ちの整った美男子」というイメージを勝手に抱いています(笑)どうですか?飲みたくなってきたでしょう?女性のみなさん!(はたしてこのブログに女性の読者はいるのか…?
それはともかく、シャープでドライな印象のある同銘柄ですから「大辛口」ともなるとどうなるのよ?と興味が湧いて買ってみた次第です。
『墨廼江 夏純米 大辛口』墨廼江にしてはやや太めの味わい。そこそこシャープでドライな仕上がりでもあり、個人的には貝と合わせたくなりました。
『墨廼江 夏純米 大辛口』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 麹米 五百万石 掛米 蔵の華 |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 16度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、表面的には淡いバナナ、ほとんど甘みを感じさせないオレンジ系の柑橘の香りもします。
口に含むと、白ブドウを感じさせる控えめな甘みがみずみずしさを伴いながら膨らみます。
『墨廼江』らしいシャープでドライな感じもありますが、良くも悪くもいつもより味が太い印象ですね。
以前いただいたライスイズビューティフルやひやおろしの時は、線が細くも研ぎ澄ましたようなボディ感にはある種のスリルさえ感じたものです。
僅かな酸と苦味が舌を湿らせる。あーこういう酒はちゃんとメシが食べたくなりますね。魚介類でも、特に貝と合わせたいイメージです。
だらだらと飲んでるとなんだかんだで旨みとドライさの塩梅がいいことに気づかされますね。2~3日経過してから飲んだ方が味のまとまりが感じられて個人的には好みでした。
そんなわけで今回いただいた『墨廼江 夏純米 大辛口』、湿度の低いカラっと晴れた日を連想させる、ドライな仕上がりの一本でした。
正直、似た味わいのお酒はかなり多いと思います。そういった意味では差別化がなかなか難しいところでしょうか。
しかし、安定したクオリティーでリーズナブルな食中酒は、どの時代においても需要は大きいと思います。魚介メインの飲食店でかなり重宝される一本ですね!
それではまた。
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