こんにちは、しーたかです。
今回は『丹澤山 純米生原酒 金魚ラベル』をいただきました。
神奈川県足柄上郡の川西屋酒造店のお酒です。
『丹澤山』ではおそらく初リリースとなる低アルコールの生原酒です。初めてラベルを見たときは目が点になりましたね( ゚д゚)
正直に言って「あの丹澤山が低アル原酒?嘘でしょ!?」と今でも驚きしかありませんが、今回は若い蔵人さんのチャレンジ酒だそうですね。
川西屋酒造店といえば、力強くも爽やかな味わいの『隆(りゅう)』とおおらかな旨味が特徴の『丹澤山』の両銘柄で幅広くファンを獲得されている印象があります。
特に『丹澤山』は
- お燗して旨い!
- 熟成させてナンボ!
- 空気にしっかり触れさせて味の変化を楽しむ!
それ以外の価値観は認めません!というかなりキャラの立った銘柄だと思っていたので、今回の低アル原酒が発売されたことは本当にビックリしましたよ!
ちなみに、透明な瓶の裏から覗くと、金魚が泳ぐ鮮やかな絵が見えるというなかなか粋なデザインです。
「それにしてもめっちゃ既視感あるなー」と思ったら『阿部勘』がほぼ同じデザインで夏酒を出してましたね…。
猫を付け足してごまかした感がありありですが、実際のところどうなんでしょうか?(笑)
『丹澤山 純米生原酒 金魚ラベル』思った通り丹澤山らしくないラムネのような軽快な味わい。これはこれでアリですね!その気があるなら新しいブランドを立ち上げてもいいのかも?
『丹澤山 純米生原酒 金魚ラベル』の詳細はこちら
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
精米歩合 | 70% |
日本酒度 | +4 |
アルコール分 | 13度 |
アルコール分は13度。精米歩合が70%というスペックがどう酒質に表れてくるのか…?
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、香りはかなり控えめにややラムネ。やはりというか、この時点でいつもの丹澤山とは完璧に別物です(笑)
口に含むと、白ブドウのような香りとともに涼しげな甘みが品よく膨らみます。
低アルにありがちなシャバさがないのが頼もしい。ちょっぴりジューシーで、やっぱりラムネを飲んでいるような爽やかさがありますよね。
ラストは酸味と爽やかな苦味が締めくくります。うーんこれは夕暮れどきに飲みたいですよ!夕涼みにピッタリな一杯ですね。
系統で言えば、以前いただいた『風の森 ALPHA TYPE 1 夏の夜空』に近いでしょうか?良く言い過ぎかもしれませんが(笑)
それにしても不思議なのが、今回のお酒を何故『丹澤山』名義でリリースしたのかということです…!
普段出荷している傾向や味のタイプで言えば『隆』ブランドでリリースした方がまだ親和性があるような気がするけどな~。今後も継続するなら新ブランドを立ち上げるのもアリかもしれませんよね。
次回もチャレンジ酒の一環なのか、夏酒第2弾もリリースされるそうです。本数も少ないと思いますが機会があればいただいてみたいものです。
それではまた。
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