こんにちは、しーたかです。
今回紹介するのはコチラ『東洋美人 純米吟醸 大辛口』です。
山口県萩市の澄川酒造場のお酒です。
日本酒ファンの方でしたらほぼ皆さんご存じのお酒でしょう。JALの国際線ビジネスクラスに採用された実績十分の実力派銘柄です。
2016年には『東洋美人 一番纏 純米大吟醸』がロシアのプーチン大統領に振る舞われたことで話題になりましたね。
私と東洋美人の関係は浅くもなく深くもなく、年に数回遊ぶ「友達以上恋人未満」といったところでしょうか?向こうがどう思っているのか知りませんが、僕はわりと好意を抱いております(笑)
最近ではTwitter経由で参加した東洋美人縛りのオフ会で色々味見させていただいたのが記憶に新しいです。ちゃんと写真撮っておけばよかったな…。
さて、今回いただく『東洋美人 純米吟醸 大辛口』は、日本酒度+15とかなりドライな味わいを予想させるスペックのお酒です。
海外を意識しているのか、おかめらしき女性がラベルに描かれています。まじまじと見ると不敵な笑みが怖いかも((( ;゚Д゚)))
『東洋美人 純米吟醸 大辛口』辛口好きな方なら真っ先に試してみるべきお酒です!
『東洋美人 純米吟醸 大辛口』のスペック等はこちら
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 山田錦 100% |
精米歩合 | 55% |
アルコール分 | 16度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、バナナや微かに水飴らしき香りがします。
口に含むと、白ブドウを思わせるみずみずしい甘み。舌に乗ると同時に旨味が束になるようにして一気にキレていきます。おぉクリアな飲み口でいてけっこうシャープだぞ…!
若干リンゴや白ブドウらしい香りもあるのですが、一瞬で置きざりにするようなドライブ感の方が勝りますね。
苦味や酸がドライさを形成。余韻は爽やかな青リンゴが淡く淡く続く感じですね。
「日本酒に辛口はない」という主張があるのは重々承知の上で言わせていただくと、これははっきり辛口のお酒と言っていいでしょう!
ただただドライなだけのお酒ではなく、比較的とっつきやすい味です。なかなか杯が進みますね。
酒販店や飲食店さんの多くを悩ませる「辛口の酒ください」のリクエストに広く応える最大公約数的なお酒なのでは?という感触を受けました。
そんなわけで今回いただいた『東洋美人 純米吟醸 大辛口』、『東洋美人』ってこんなお酒もあるんだなーと懐の深さ、引き出しの多さを実感する1本でした。
というか個人的にはいつもの『ippo』シリーズより断然好みかも?『ippo』シリーズは毎日飲む気にはなりませんが『大辛口』なら毎日飲んでもいいなぁ。
しかも開栓してから日にちが経っても味はほとんど崩れません(開栓後どんどん旨くなっていくお酒というわけでもありませんが)。なかなか頼もしいお酒ですね。
皆さまもぜひ晩酌にお試しあれ。
それではまた。
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