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しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

『山城屋 純米吟醸 一本〆 無濾過生原酒』いい意味で新潟の酒らしくない鮮烈な個性がグッドな一本

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こんにちは、しーたかです。

またまたいいお酒を入手出来ました。

今回紹介するのは新潟県のお酒『山城屋 純米吟醸 一本〆 無濾過生原酒』です。f:id:sakearchive:20170126171641j:plainたまにはカッコよく撮影しようと思ったのですが、あまり上手くいきませんでした…(笑)

今回は横浜市中区のワインショップ、マルシェ・ディジュールさんで購入。

こちらのお店はワインの専門店ながら、ワインショップならではの少数精鋭なセレクトで日本酒も取り揃えています。

主な銘柄は、越乃寒梅、AKABU、三芳菊、雑賀、廣戸川、阿櫻、豊盃、南、賀茂金秀などなど。なかなか飽きさせない品揃えで楽しませてくれます。

それはさておき、『山城屋』を初めて飲んだのは2016年の3月頃。

町田にある日本酒セルフ飲み放題のお店日本酒ラボ「芳醇で飲み応えがあるいい意味で新潟らしくない酒があるよ」とオススメされて飲んだのが、最初の出会いでした。

そのとき飲んだのが写真の山田錦バージョン。f:id:sakearchive:20170126172918j:plain何気なく飲んだらこれがすげー旨いのなんのって!(笑)

タイプで言うと、同じ新潟県の『山間』に近いタイプだなぁと思ったのを思い出しました。聞くと新潟は長岡・越銘醸さんの首都圏向け銘柄とのこと。『越の鶴』で有名なところですね。

それからしばらく『山城屋』を見かけることはなかった(酔ってることもあるのでうろ覚えだ…)のですが、2016年10月に開催された日本酒の試飲会イベント『若手の夜明け』で再び飲む機会が訪れました。

sakearchive.hatenablog.jp

こちらがその『山城屋』ブース。スマホのカメラが壊れていて画像にモヤがかかっているのは気にしないでください…(笑)f:id:sakearchive:20170126172422j:plainスタッフが全員坊主でメガネという出で立ちにはビックリしましたが、米違いで何種類か試飲させて頂くと、やはりどれも旨い。

メキメキと人気が急上昇しているというのもうなずける。しかし生産量は少なそうだし、次に飲む機会はいつになるやら…。

そんなことを思いつつも数ヵ月が経ち、すっかり忘れかけていたある日、前述のワインショップでたまたま見かけて購入したというわけであります。

『山城屋 純米吟醸 一本〆』地元・栃尾産の希少な酒米を使った一本

酒の出会いは一期一会ではありますが、やはり気にかけている銘柄にはどこかで巡りあるものですね~。

こちらは『山城屋 純米吟醸 一本〆 無濾過生原酒』の裏ラベルです。f:id:sakearchive:20170126171732j:plainあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、『一本〆』は新潟県の酒米です。『高千代(たかちよ)』や『巻機(まきはた)』などの銘柄でおなじみの高千代酒造さんが使用していることで有名ですね。

ラベルにも説明書きがあるので引用します。

吟醸用の米として新潟で生をうけながらも消滅しかけた酒米「一本〆」。この「一本〆」を地元新潟県栃尾の農業集団「栃堀サスカッチ」の協力を得て復活させることができました。まだ無名の酒米ですが、どうか「一本〆」の応援を宜しくお願いします。

 1993年に新潟県のオリジナル酒米としてデビューした『一本〆』。当初は高精白に耐えられる、大吟醸酒の原料米として高い評価を受けていたそうです。

しかし、デビューから数年すると、多収量をねらい多肥栽培で低品質な米を乱造する事例が頻発し、次第に酒米としての評価を落としてしまいます。

『一本〆』自体は良質な酒米であったのにも関わらず、このような背景から新潟酒米シーンから姿を消していきました。

そんな悲運の酒米『一本〆』ですが、近年は限られた農家だけで品質重視の栽培が行われるようになりました。前述の栃堀サスカッチもその団体のひとつということでしょう。

『一本〆』のような良質な酒米が再び注目されるようになるということは、『五百万石』が幅を利かせる新潟の地酒シーンに選択肢が増えるということですから、消費者から見ても歓迎すべき試みですね。

さてさて、いろいろと話が長くなってしまいましたが、飲んでみましょう。

グラスに口を近づけると、青リンゴのような鼻に抜ける屈託のない香り。シンプルでありながら、くっきりとした芳香を感じます。

口に含むと、ピリッと心地のいいガス感。そのまま飲み込むと、青リンゴやマスカットを連想させる爽やかな甘みがうねるように流れ落ちます。芳醇かつ流麗な味わい、それでいてしっかりしたコクもあるのがいいですね。開栓1日目は後味の苦味・渋味が少し目立ちましたが、2日目は苦味・渋味も落ち着いていいバランスで楽しむことが出来ました。

『山城屋』やっぱりいい酒ですね。今度は『雄町』 バージョンも飲んでみたいものです。

それではまた!

多様化する新潟の地酒シーン。これからも見逃せませんね~。

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