こんにちは、しーたかです。
前回の河原町『焼鳥 熾(おこし)』に引き続き、今回も京都遠征シリーズです。
今回紹介するお店は『BLUE FIR TREE (ブルー・ファー・ツリー)』京都祇園のカフェです。
当ブログにしては珍しくカフェの紹介です。
普段は日本酒のことばかり書いるのだけれど、たまには番外編ということでいいかなと。詳しくは後述しますが、お酒要素も多少はあるんですよね。
祇園散策中にたまたま見つけたお店です。
歩き疲れたのでどこか休憩できるところはないかなーと探していたところ、私の飲食店レーダーがビビビッと感知。なかなかいい店構えだなぁということで入ってみることにしました。
場所は、祇園四条の駅から四条通りを八坂神社方面に向かい、1つ目の角を右に曲がってすぐのところ。メインの通りから外れたところに名店あり。こういう小路にあるお店はなんとなく期待をしてしまいます。
看板を見るとホットケーキがウリのようです。小腹も空いてきたことだし、これは頼むしかないですね!
いざお店に入ろうとすると、入り口には「当店では5才以下のお子様のご入店をご遠慮いただいております。」との張り紙が。
ほぉーカフェで入店制限をしているのは珍しい…ですよね?お店のターゲットが「静かなお店でゆっくりとお茶をしたい」という客層なんでしょう。
飲食店は飲み物や料理だけでなく『快適な空間』を提供するものですから、誰にとって『快適な空間』を作るかという問題は避けては通れないんですよね。
そしてお店が小規模であればあるほど、お店が大事にするべき顧客像(ペルソナ)は絞りこまれていきます。要は住み分けって大事だよねって話です。
『BLUE FIR TREE』店内はシックな落ち着いた空間。夜はバー営業もやっているそうです。
それじゃあ入ってみますか。扉を開けると長いカウンターに低めのソファー。典型的な鰻の寝床型のお店です!通路が極めて狭いうえに、先客が入り口付近の席に座っています。
「これは、どうやって通ればいいんだ…」と面食らっていると、お店の方から「一度お店を出ていただいてビルの中に裏口がありますので、そちらからお入りください」との説明が。
裏口を見つけ再び店内に入ります。カウンターの端の席に案内されました。店内はこんな感じ。
なかなか渋くていい感じ。低めのソファーに体を沈ませると歩いた疲れが一気に和らぐようです。
まじまじとカウンターを観察してみると、写真右上のブラインドの奥には洋酒のボトルが収納されている様子。
入り口の張り紙からもなんとなく想像がつきましたが、こちらのお店は、夜はBARとして営業しているようですね…!
本格的なオーセンティックバーというわけではないものの、昼のカフェタイムから5才以下入店お断りなんてやってるお店だから、夜の時間もゆっくり寛がせてくれそうです。
こちらはフードのメニュー。近年流行りのフレンチトーストや
表の看板でも紹介されていたホットケーキなどなど。
ここは一押しらしいホットケーキをいただくことにしますか。
ホットケーキは焼き上がりに20分かかるそうです。全く急いでないので問題ありません。旅先では心にゆとりを持ってゆっくりしたいものですからね。
それにしても、お一人様につき「ワンドリンクオーダー」をお願いいたします、なんて当たり前なことをメニューに記載されているのを見ると、お店の方の苦労が偲ばれます…。
ドリンクはアールグレイを。ホットケーキが焼き上がるのをゆっくり待たせていただきます。
好みの濃さで茶葉を引き上げてくださいというスタイル。柑橘のいい香りに心が安らぐー。それにしても居心地よすぎて眠くなってくるな…。
15分ほどして、お待ちかねのホットケーキが出来上がりました。
リンゴと胡桃とキャラメルトッピングにしていただきました。
ひゃー見るからに美味そう!これは女子ならずとも甘党ならテンション上がってしまうよね。
分厚いホットケーキにナイフを入れると、生地のフワフワ感が伝わってきます。
早速いただいてみると、香ばしいふわふわの生地にくるみの食感が絶妙。生クリームはあまり甘くないのでペロリと食べられます。
まさにガツ食いという表現がぴったりくるぐらい秒速で食べ終えてしまいました…。これは1人1皿がマストだなぁ。
おわりに
というわけで京都旅行の番外編『BLUE FIR TREE (ブルー・ファー・ツリー)』ゆっくりとした時間と絶品のホットケーキが楽しめるナイスなカフェでした!
また祇園を訪れた際は立ち寄りたいですねー。人が多すぎてカフェ難民になりがちな京都観光において、有力な選択肢が増えて嬉しい限りです。
夜のBAR営業も気になるところ。ゆっくりと酒を飲むにもいい雰囲気だと思います。
それではまた。
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