しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

島根県『開春 備前雄町 純米無濾過生原酒』をいただきました。

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こんにちは、しーたかです。

今回も外飲みでいただいたお酒の紹介。

島根県の日本酒『開春 備前雄町 純米無濾過生原酒』です。f:id:sakearchive:20170501130033j:image
『開春』醸造元・若林酒造のある太田市は、日本海を臨むロケーションと、近所に石見銀山があることで有名ですね。

普段あまり日本酒を飲まない方は「島根県で日本酒なんかあるんだ」と驚くかもしれませんが、実は島根県は日本酒発祥の地と言われており、古くから日本酒造りが盛んだったりします。日本海が近いためか、魚介類に合う味のある辛口タイプの酒が多い印象です。

さて、この『開春』という銘柄、実はあまりお目にかかったことがなく、1、2回どこかで飲んだかなという程度。味わいはさっぱり覚えていません(>_<)
味の記憶力には自信があるのですが、酔っぱらってしまうとなかなか覚えていられないものですよね。

『開春』と言えば、以前、ブログ仲間の神奈川建一さんが『開春 寛文の雫』というお酒を紹介されていたのを思い出しました。

www.osakemirai.com

『寛文の雫』江戸時代の日本酒を再現するというコンセプトの下に造られたお酒だそうです。どうやら相当濃い酒のようですね。

といっても「昔の人は濃い味の酒が好きだったのか?」と言うとそういうわけでもないらしく、江戸時代は樽廻船で酒を輸送していたという事情から、どの酒蔵も濃ゆい酒を造って船に載せ、輸送先の酒屋でいい塩梅に水で薄めて販売するといった手法が採られていたそうです。最小の労力で大量の酒を提供できるってわけですね。

江戸時代の仕込みと言えば、北海道の男山も、元禄時代の日本酒を再現した復古酒というお酒を販売しています

この復古酒という酒は、毎年10月に京王プラザホテルで行われる日本酒天国というイベントで試飲したことがありますが、かなりの大甘口で思わず「おおおお!」と声を上げたのを覚えています。『寛文の雫』と並んで、変態酒マニアなら一度は飲んでおくべき銘柄のひとつかもしれません。

 

だいぶ話がそれてしまいました…!『開春 備前雄町 純米無濾過生原酒』そろそろ飲んでみましょう!

グラスに口を近づけると、一瞬軽快そうに見えて、奥に秘められた重心の低い麹の香り。いい酒の予感がします。

口に含むと、雄町らしい押し味を残しつつも、バランスよくスーっと入ってきます。

ズバッと切れるわけではありませんが、ズズズ…と音をたてるようにじわじわとキレていきます。本質は食中酒タイプですが、独力でも十分に目立てる個性がありますね。

しっかりと旨みがありながらも、西の方の酒にありがちな雑味の多さというのは感じず、造りの丁寧さ、原料米のよさを存分に堪能することができました。

これは旨い!というわけで、次の3種飲み比べセットでおかわりまでいただいてしまいましたよ…。f:id:sakearchive:20170501130047j:image
飲みに行ったとき、普段は同じ銘柄をおかわりすることはあまりないんですがね。それだけ完成度が高いということです。今回は無濾過生原酒をいただいたので、今度は火入れの酒も飲んでみたいところ。

みなさん何かオススメの『開春』があったら教えてください~!

それではまた。

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