しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

新潟『鶴齢(かくれい) 純米 超辛口 平成二九年度醸造』をいだだきました。

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こんにちは、しーたかです。

最近、関東はジメジメと梅雨の気配がしてきました。

毎年このぐらいの時期は夏酒商戦まっ盛りですね~。ビールに負けじと水のようにサラサラ飲みやすいタイプのお酒が増えてきます。

「ただ、夏酒だからといって、あまり軽すぎるのは飽きる。でも夏酒らしい爽やかもほしいし、飲み応えもほしいんだ」という欲張りさんにオススメのお酒を紹介します。

それがこちら『鶴齢(かくれい) 純米 超辛口 平成二九年度醸造』です。f:id:sakearchive:20180528102824j:image
南魚沼市の青木酒造のお酒です。

魚沼地方と言えば日本の食卓を支える全国随一の米処。水も綺麗で冬には雪が積もる地域なので、酒造りにはもってこいです!

新潟のお酒と言うと、水のようにさらりと飲みやすい「淡麗辛口」のお酒が多いイメージがありますが、この『鶴齢』というお酒は「淡麗旨口」と言われる味わいで知られています。酒米の旨みを残しつつもキレのいい後味が信条のお酒ですね。

最近では『あべ』や『山間』のような旨口の酒が少しずつ増えてきました。「淡麗辛口」一辺倒だった新潟酒シーンが変わってきているのも、淡麗旨口タイプのパイオニアである『鶴齢』の影響が多分にあるのではないかと思います。

 

さて、今回いただく『鶴齢 純米 超辛口』は、追って7月頃に発売される低アルコールの『鶴齢 爽醇』と並んで夏の2大人気商品です。

このお酒は毎年飲んでいるのに、ブログではまだ紹介したことがなかったようです。 今年もいい味に仕上がっているのか、楽しみにいただくことにしましょう。

『鶴齢 純米 超辛口 平成二九年度醸造』鶴齢シリーズとしては控えめな含み香。独特のコクと爽やかさが両立した良酒です。

『鶴齢 純米 超辛口 平成二九年度醸造』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20180528102832j:image

スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 美山錦 100%
精米歩合 60%
アルコール分 17度

裏ラベルには記載されていませんが、酵母は9号系を使用し、日本酒度は例年+10以上の数値をマークしているそうです。

確かに以前飲んだときもそこそこ辛かったイメージがありますね。

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、グレープフルーツやマジックインキ、微かに粘りを感じる米の香りが交じり合います。 

口に含むと、みずみずしくも、やや粘りを感じる米の甘み。無濾過らしいジューシーな米の旨みに酸味が調和していきます。

ボディ感はミディアム程度、一般的な夏酒と比べるとやや力強さがありますね。伸びのいい酒質というよりは、小気味のいい味と酸味で爽やかさを演出しています。

『鶴齢』シリーズというと、セメダイン系の独特な含み香が特徴なのですが、今回の夏酒に関しては大人しく鳴りを潜めているようですね。

後味はやや渋味や苦味を伴いながらキレの良いフィニッシュ。

そんなわけで今回いただいた『鶴齢 純米 超辛口 平成二九年度醸造』、超辛口の名に恥じない仕上がりでした。

ただ、開栓して数日経つと、やや甘みが増してきます。「辛口」のネーミングに期待して購入された方は3日以内に飲みきった方がいいのかも…?

それではまた。

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