しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

広島県『賀茂金秀 純米吟醸 愛山』カモキンの愛山はベリーを思わせる可憐な甘味。小気味のいい酸味も絶妙です!

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こんにちは、しーたかです。

私生活でいろいろあったためブログの更新が滞っておりました。最近は少し余裕が出てきたので、日本酒レビューを再開させていこうと思います。

さて本日いただくお酒は『賀茂金秀 純米吟醸 愛山』です。f:id:sakearchive:20181127122835j:image広島県東広島市の金光酒造のお酒です。個人的に超・久しぶりのカモキンです。

今回は酒屋さんに猛プッシュされて何となく購入しました。押しに弱いんですよね、私(笑)

この『賀茂金秀』という銘柄は、蔵元杜氏である金光秀起氏が東京農大を卒業して蔵を継いだ際に、自身の名を取って名付けたというエピソードがあります。

酒質についても高い評価を受けているようで、最近では『賀茂金秀 純米大吟醸』が2018年の『KURA MASTER』の純米大吟醸部門でプラチナ賞に輝きました。

kuramaster.com

そんな金光酒造ですが、私個人的には「低アルコール原酒」の裾野を広げた酒蔵さんとしての印象が強いですかね。

アルコール分13度と、原酒のお酒としては異例の数値の『賀茂金秀 特別純米13』が発売されて以降、低アルコール原酒というカテゴリーのお酒はみるみるうちに増えていきました。

ちゃんと味は乗せつつ、飲み口は軽く。間違いなく日本酒シーンに一石を投じた一本でしょう!

『賀茂金秀 純米吟醸 愛山』軽快な甘みと酸味。女性的なお酒だなぁという印象ですね!

話が少し脱線しました。『賀茂金秀 純米吟醸 愛山』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20181127122854j:image

スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 兵庫県東条産 愛山 100%
精米歩合 55%
アルコール分 16度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、オレンジ、クランベリー、ややヨーグルトのような控えめな香りがします。

味にボリュームのあるタイプのお酒ではなさそうです。派手に香るわけではないあたりは好感がもてますね。

口に含むと、ベリーを思わせるキュートでクリアーな甘みが小気味よく膨らんでいきます。

みずみずしさと品のいい柔らかさも持ち合わせていますね、あっ…これはなかなかいいかも?

30過ぎたオッサンがキュートなんてコメントするのは正直に言って失笑モノですが、本当にその表現がピッタリな気がするんですよね(笑)

火入れのお酒ではあるものの微量のガス感が残っているため、溌剌とした印象も受けます。

軽快で生き生きとした酸味がいいアクセント。甘酸をコンパクトに凝縮した女性的なお酒ですね。

こういう酒はまだまだ流行るだろうなという気がします。美味しいお酒でした。

それではまた。

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