こんにちは、しーたかです。
まだ5月だというのに、日本酒業界はすでに夏真っ盛り!
どこに行っても夏酒、夏酒、夏酒です!
全然「ひやおろせていない」ひやおろし同様、リリースが早すぎるのもどうかと思いますが、出されてしまったものは仕方がない。飲むしかあるまい。
今回いただいたのは『町田酒造 夏純うすにごり 特別純米55 美山錦』。
東京の町田とは関係ありませんよ~。群馬県前橋市の町田酒造店のお酒です。
地元では『清りょう』や『かかあ天下』という銘柄で親しまれているそうですね。
この『町田酒造』ってどんなお酒かと聞かれると、大体3語で説明がつきます。
フレッシュ・フルーティー・ジューシー!わかりやすくハッピーになれるそんなお酒です(笑)
その中でも新鮮さには特にこだわっているようで、搾りたてのお酒を1本1本その場で瓶に詰める『直汲み』シリーズが好評を博しています。
最近は東京や神奈川でも見かける機会が増えましたね~。すっかり人気銘柄として定着している感があります。
それにしても『町田酒造』って夏酒もリリースしていたんですね~知らなかった…。レギュラーのシリーズとどう違うのかも楽しみに飲んでみることにします。
『町田酒造 夏純うすにごり 特別純米55 美山錦』ラベルのイメージ通り青リンゴやメロンのような清々しい香り。爽やか寄りの甘口ファンはとりあえず飲んでみるべし。
『町田酒造 夏純うすにごり 特別純米55 美山錦』の裏ラベルはコチラ
スペック表も貼っておきましょう。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 長野県産 美山錦 100% |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | -1 |
アルコール度 | 16度 |
ボトルを一見しただけではわかりにくいのですが、グラスに注いでいただくと、薄めのにごりの中に粗めの米粒が点々と浮いています。
どぶろくほどしっかりと米粒が残っているわけではありませんが、見た目のインパクトはありますね。
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、青リンゴやメロンのような香り。
ガッツリ主張してくるような香りではありませんが、程よく鼻腔をくすぐってきますね~。
口に含むと、活きのいい弾けるようなガス感を伴いながら、メロンのような綺麗な甘みをたっぷり感じます。
クゥー!これこれ。『町田酒造』に求めるジューシーさがしっかり出ています。
『而今』の大西さんの言葉を借りれば「頬袋に溜まるような」甘旨さ。
それでいて全体的にクリーンで爽やかな酒質なので、杯がすいすい進みます。
後味はややドライなフィニッシュ。同じ生酒で言えば、新潟の『謙信』に近いかな?
そんなわけで今回いただいた『町田酒造 夏純うすにごり 特別純米55 美山錦』、満足度の高い1杯でした。
米粒が点々と浮いているビジュアルからは想像ができないぐらい、爽やかな味わいでしたね!
欲を言えば、もう少し個性がほしいかな?と思いました。最近の流行りのタイプなだけに似たようなお酒がいっぱいありますからね。
とはいえ、やはり『町田酒造』はどの商品も高いレベルで安定しています。今後も安心してチョイス出来る銘柄だと確信しましたよ(^_-)
それではまた。
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