こんにちは、しーたかです。
次第に秋も深まっていく10月。ひやおろしのお酒をいろいろいただいているものの、ブログの執筆がなかなか追い付きせん…!
というわけで数週間前にいただいたお酒ですが、今回紹介するのはこちら『神渡(みわたり) ひやおろし 旨口純米原酒』です。
長野県岡谷市の豊島屋のお酒です。こちらの酒蔵さんのお酒を紹介するのは当ブログでは2回目ですかね。
前回は春の限定酒『豊香(ほうか) 春 純米かすみ酒 しぼりたて』をいただきました。
春にいただいた『豊香』もそうでしたが、豊島屋のお酒はコストパフォーマンスに優れたお酒が多いんですよね~。
4合瓶のお値段にして1000円~1300円前後で高品質なお酒を楽しめるっていうんですから酒飲みにはありがたい限りです。
今回いただく『神渡(みわたり)』は穏やかな香りと澄んだ味わいがトレードマーク。特約店限定の『豊香』と比べると、主に地元向けの銘柄といった位置付けなんですかね。
基本的には長野県らしいすっきりした味わいのお酒が多い『神渡』でありますが、今回いただくひやおろしには『旨口』と表記されているのが個人的には興味津々!
本当に旨口なのかなー?あくまで「当社比」ってことなんだろうか?まぁ百聞は一飲にしかずといいますし、楽しみにいただくことにしましょう。
『神渡(みわたり) ひやおろし 旨口純米原酒』この価格にしてこの上質さ。やはり神渡は素晴らしい…。
『神渡(みわたり) ひやおろし 旨口純米原酒』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 長野県産米 |
精米歩合 | 70% |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 17度 |
裏ラベルには記載されていませんが、『神渡』の公式ページには詳細なスペックが公開されていました。豊島屋さん有能…!
それではいただいてみましょう!
グラスに口を近づけると、バナナや微かにメロンのような穏やかな果実の香り。
口に含むとフレッシュながらになめらかな口当たり。
軽快で透明感をもたせつつもトロリとした甘みとコクが調和しています。一回火入れのお酒らしくいきいきといたフレッシュさも。
アフターは酸味を伴いながら軽いフィニッシュ。
アタックの質感はきめ細かく密度もあるのですがまったくクドさはなく、むしろ爽やかな印象を残していきます。
お酒単体で飲んでも満足感がありますし、料理とのバランスを考えても、酒の味が主役にならないギリギリのラインを綱渡りしていくバランス感覚が素晴らしいですね。
ひやおろしの中では軽い部類ですのでその日の1杯目にもオススメ。ただし甘いお酒が苦手な方は難色を示すかもしれません。
中毒性のある味ではありませんし、似たような味わいのお酒はいくらでもあります。
それでも私が豊島屋のお酒をリピートしているのは単純に酒質がいいからなんだろうなぁ。
やはり『神渡』はパフォーマンスがいいと改めて実感させられた1本でした。
だってこのお酒、1升瓶で2250円(税抜)ですよ!長野酒ファンなら買わない手はありませんって。
それではまた。
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