しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

三重県『御山杉(みやますぎ) 純米吟醸 生酒』熟成が基本路線の稲垣酒造場では珍しい新酒の生酒!厚みのある酒質にポテンシャルをビンビン感じました。

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こんにちは、しーたかです。

聞き慣れない銘柄はとにかく試してみるに限る。扱っているのが信頼できるお店ならなおさらでしょう。

先日、横浜のおちょこさんでこんなお酒をいただきました。

それがコチラ『御山杉(みやますぎ) 純米吟醸 生酒』です。f:id:sakearchive:20180506011824j:image
三重郡朝日町にある稲垣酒造場のお酒です。私はこの銘柄自体が初飲みどころか、初耳ですね…。

かなり小さい酒蔵さんのようで、ネットでもあまり情報が転がっていません。いいですね、こういう酒を少しでも紹介していくのが個人ブログの本懐だ。

ざっくりとした情報をまとめていきましょう。まず『御山杉』という銘柄の由来ですが、これは伊勢神宮の御神木である御山杉からきています。

聞くところによると『御山杉』を造る稲垣酒造場は家族経営の酒蔵さんで、女性の方が杜氏を務めてるのだとか。

ピーク時以外はほぼワンオペ故に生産量は極少。

そのくせ、ほとんどのお酒は火入れして最低でも1年以上は寝かせてから出荷するという、こだわりっぷりには驚きを隠せません…!

キャッシュフローを考えれば、新酒、もしくは半年程度の熟成でさっさと売っちゃえばいいものを、わざわざ蔵で在庫を抱えて寝かせているんですからね~。小さい酒蔵さんではなかなかできるものではないですよ。頭が下がる思いです。

で、今回いただく『御山杉 純米吟醸 生酒』は、稲垣酒造場では例外中の例外にあたる新酒(生酒)バージョン!生酒で出荷するのはごくごく一部のみ。

酒屋さんから受注した分だけ生酒で出荷して、あとのお酒はすべて火入れしてしまうのだそうですよ。

これは地元民ならともかく、関東に住んでいる身ではタイミングが合わないとなかなか飲めないでしょう!ありがたくいただくことにいたします。

『御山杉(みやますぎ) 純米吟醸 生酒』三重県産の原料米に、三重県オリジナルの酵母。味わいもいかにも三重の酒らしい!

『御山杉(みやますぎ) 純米吟醸 生酒』の裏ラベル…はなく、表ラベルで完結するタイプですね。f:id:sakearchive:20180506011838j:image

スペック表も貼っておきましょう。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 三重県産 五百万石 三重県産 神の穂
精米歩合 60%
酵母 MK-1
アルコール分 17度以上18度未満

原料米には五百万石と神の穂、両方とも三重県産米を使用、酵母も三重県のオリジナル酵母のMK-1と地元づくしなところがいいですね~。

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、グレープフルーツのような香り。ややスモーキーなニュアンスも感じます。一癖二癖ありそうな雰囲気がプンプンします(笑)

口に含むと、やや厚みのある甘旨み。甘みに比べるとやや旨味が勝っています。

雑味を感じなくもありませんが、丸みのあるボディのなかにうまく収まっていますね。この辺は実に三重県のお酒らしいなぁという印象です。

後味はややドライ。ボディの厚さを思うと、くどさがほとんどありません。

今回いただいた新酒の生酒はもちろん美味しいものでしたが、この酒質なら火入れで熟成させるのがやはりベターなんですかねー。

生酒でも十分熟成に耐えうるポテンシャルはあるので、自宅でじっくりいじめてみるのはアリでしょう。

そんなわけで『御山杉』という銘柄、初めていただきましたけど、なかなかいいモノを持っていますね!今度機会を作って火入れの酒もいただいてみたいところです。

それではまた。

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