こんにちは、しーたかです。
2018年10月にオープンして以来、じわじわと人気店になりつつある『〆蕎麦 ぼん』。月1~2ペースで通っているのにまだこちらのブログでは紹介していませんでした…!
イセザキモールの裏手。未だにたちんぼが多く小汚ない若葉町というディープなエリアに、なぜこんな綺麗なお店が出店してしまったのか…(笑)
最初は怪訝に思っていたのですが、この辺りは本格的な和食のお店が少ないため、ある意味穴場なのかもしれません。
店主は20代後半の方だそうです。独立して最初のお店をこの場所で立ち上げるというのはなかなか度胸があるのでは?
スタッフの方にも恵まれているおかげか、自分の城、アトリエでの創意工夫を楽しんでいらっしゃるように感じられます。
蕎麦屋とみせかけて、実は本格的な和食のお店な『〆蕎麦 ぼん』。思わず全制覇を目指したくなる種類豊富なメニュー構成です。
ドリンクはビールやサワー、日本酒、焼酎、ワインと一般的に求められそうなアルコール類は大体揃っています。自分はいつも日本酒かサワーかな。
ちなみにワインはボトルでのみ提供しているようです。
この辺りで需要があるのかわかりませんが、ケンゾーエステイトなんかも扱っています。頼む人いるのかなぁ?まぁ金持ちはいるところにはいるんですよね。
こちらはお通し。たいてい何かのお浸しが出てきます。
料理の日替わりメニューはこちら。
この豊富なメニュー!おいおい蕎麦屋とは思えないぜ!こちらに加えてグランドメニューもありますから作る側はなかなか大変なのではないでしょうか。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、看板には蕎麦と銘打っているものの、実は和食のお店なんですよね!
店主の方も「みなさん勘違いされてるんですけど、実はウチって蕎麦屋ではないんですよー」とのこと。どうやら蕎麦はあくまでオプションで、メインは和食と酒を楽しんでほしいようです。
初めて来たときは蕎麦屋のつもりで入ったので、面喰らいましたが(あとでもちろん麺も食らった)、
店主曰く「自分が食いしん坊なので量は多めです!」とのこと(笑)どれもポーションは多めなので、一人客や女性の方にはサイズの調整をしてくれます。
日本酒は福島県のお酒が充実。その他地域は『十四代』や『磯自慢』など人気銘柄を中心にバランスよく取り揃えています。
個人的には日本酒が充実しているのがすごく嬉しいんですよね~。
店主の修行先である福島のお酒にこだわっているそうです。
現地の酒屋さんから仕入れていることもあり、横浜界隈ではあまり見かけないお酒も多いですね~。
ファン垂涎の福島酒のオンパレード!
1合で頼むと片口に入れて提供してくれます。酒器や器のひとつひとつがカッコいいのもポイント高め!
福島県以外の酒も10種前後は用意されています。『十四代』や『磯自慢』なんかもだいたいメニューに載っています。
こちらは新政の『涅槃龜(にるがめ)』。レアな酒も惜しげもなく飲ませてくれますよ。
蕎麦前と言うには絶品すぎる一品料理の数々。『〆蕎麦 ぼん』へは腹を空かせて行くべし。
続いては料理のご紹介です。料理のポーションは基本的にやや多め。物によってはハーフサイズでも提供してくれます。
こちらは『タコとネギのぬた』。飲ませる皿ですよね~。
お造りは種類は多くありませんが、何かしら1~2種類程度メニューに入ってます。
『大穴子の白焼き』。ふわっといい具合に焼き上がった穴子は相性のいい海苔で巻いて食べると抜群の風味…!炭火で焼くので少し時間はかかりますが、待つ甲斐がありますよね~。
うろ覚えですがこちらは『カレイの煮付け』。煮物は全体的にやや濃いめの味付けが多いですが、野暮ったくなくいい塩梅で美味しいです。
『牡蠣の治部煮』。金沢の郷土料理ですね。寒いシーズンは餡のかかった煮物が旨い!
こちらは定番メニューの『軍鶏(しゃも)と茄子とみぞれ煮』。
〆はやはり蕎麦がイチオシ。角が立っていかにも美味しそうでしょう?店頭の手打ちスペースで毎日仕込んでいるそうです。
すするとフッと香るコシの強い蕎麦は専門店にも負けないウマさ。蕎麦つゆは依然として試行錯誤しているそうですが個人的には十分満足なレベルです。
こちらは温かいお蕎麦。この間は『牡蠣そば』をいただきました。
また、蕎麦を注文したいので頼む機会は限られますが、実は『炊き込みごはん』もオススメだったりします。
日替わりの具材にピンときたときに頼んでます。土鍋ではなく炊飯ジャーで炊いているため、1人前400円前後からオーダー可能です。〆に蕎麦をいただくか炊き込みご飯をいただくかはいつも非常に悩ましいものです(笑)
おわりに
そんなわけで今回紹介した『〆蕎麦 ぼん』、私は再訪確実…というかもうすでにリピートしまくっています!
食べログでは現在3.5以上の評価がついていますが、お店の方曰くまだまだ日によっては集客が厳しい日もあるそうです。
たしかに地域的なハンデはありますかね~。駅からは歩きますし、何より若葉町にこんなまっとうに美味しいもので勝負するお店が出来るとは思いもしませんから(笑)
客としてはゆったり寛げるのは大変ありがたい。しかし好きなお店なので早いところ予約なしには入れないぐらい繁盛してほしいですね。ポテンシャル十分のお店です!
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それではまた。
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