しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

奈良県『篠峯 Vert 純米吟醸 無濾過生原酒 亀ノ尾』人気の田圃シリーズの亀ノ尾仕込みは複雑でジューシーな味わい。同シリーズの他のお酒も飲んでみたくなりました!

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こんにちは、しーたかです。

1月も中盤に入ったというのに、2018年末に飲んだお酒のアップがまだ進んでいません!

下書き途中のものが多過ぎて半分諦めかけていますが、スキマの時間を縫って少しずつアップしたいと思います。

今回紹介するのは『篠峯 Vert 純米吟醸 無濾過生原酒 亀ノ尾』です。f:id:sakearchive:20181221132310j:image
奈良県御所市に蔵を構える千代酒造のお酒です。

酸味の出方が個人的に好きでちょくちょく試している『篠峯』。当ブログでは初登場ですかね。『篠峯』『櫛羅』のダブル看板商品は首都圏でも人気です。

先ほど、千代酒造のホームページを覗いてみて初めて知ったのですが、大阪のミナミに蔵元直営の立飲み屋を出店しているそうですね!

櫛羅 (くじら) - 難波/立ち飲み居酒屋・バー [食べログ]

それにしても関西方面は蔵元直営の居酒屋が多くて羨ましいかぎりです。大阪に行く機会があれば寄ってみたいです。

さて、今回いただく『篠峯 Vert 純米吟醸 無濾過生原酒 亀ノ尾』、はいわゆる田圃シリーズと呼ばれ、地元・奈良県で契約栽培をお願いしている農家さんの酒米を使用しています。たしかに言われてみればラベルも田圃っぽく見えるような…?

原料米には『亀ノ尾(かめのお)』を使用。夏子の酒のモデルとしてお馴染みの久須美酒造が復活させたと言われている酒米ですね。

何といっても『篠峯』のソリッドな酸味と『亀ノ尾』独特の複雑な風味は非常に相性がよさそうな気がするんですよね~。楽しみにいただくことにしましょう。

『篠峯 Vert 純米吟醸 無濾過生原酒 亀ノ尾』亀ノ尾らしい複雑味をダイナミックかつスタイリッシュに表現した1本。開栓したての固い味わいがクセになります。

『篠峯 Vert 純米吟醸 無濾過生原酒 亀ノ尾』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20181221132321j:image

スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 奈良県産 亀ノ尾 100%
精米歩合 55%
アルコール分 16度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、爽やかなハーブや柑橘の香りがします。なんとなくミネラル感というか鉱石のようなソリッドなニュアンスも? 

口に含むと、ハーブやラムネのような含み香と若々しくハリのある甘味が口の中で膨らみます。

甘味といってもダレるような甘さはなく、舌に乗った瞬間にドライな旨みに転じるメリハリがあります。

口の中で味が膨らんでからはジューシーかつシャープな印象で、グレープフルーツのような爽やかな苦味と酸が心地よいです。

鮮烈な酸味でダイナミックな展開の中にも、よく玩味してみると『亀ノ尾』由来と思われる独特の風味と若干の乳酸っぽさも相まって、複雑なオトナの味わいを見せてくれます。

ちなみに開栓して1週間ほど経過するとずいぶんと酸味が落ち着いて感じられます。篠峯本来の個性を楽しむなら早飲みが良いかも?

開けたてはガス感も強くわりと固めのお酒だと思いますが、『篠峯』に関しては固さを楽しむのもオツなものです。

それではまた。

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