こんにちは、しーたかです。
ブログの下書きに夏のお酒の記事をだいぶ溜め込んでしまいました。
せめてまだ暑いうちにアップしたいものですが、全て上げきるのはもう諦めました。比較的筆が進みやすい(?)ところからじわじわと進めていきます。
今回は『惣誉(そうほまれ) 睡蓮 純米酒』をいただきました。
栃木県の惣誉酒造のお酒です。
穏やかながら芯の一本通った実力派銘柄といった印象の『惣誉』。地元での消費量が多いのも「いかにも地酒」って感じがして実にイイですね!
今回いただく『惣誉(そうほまれ) 睡蓮 純米酒』は夏期限定の商品です。『惣誉 辛口特醸酒』と同じ造り方(ただしこちらは純米酒)をしたお酒を氷温で夏まで貯蔵した、いわゆる生貯蔵タイプのお酒だそうです。
酒屋さんのスタッフの方曰く、修行先から戻ってきた社長の息子さんが造っているという話です。そういえばTwitterの方でそれらしき方をフォローしていたなぁ。おそらく河野道大さんという方ですかね。
今回は銀座君嶋屋で有料試飲ののち購入したのですが、自宅で撮影するのを忘れてしまいましたので画像は試飲のときのものです。一応、買ったぞアピールでレシートも載せておきましょう(笑)
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 麹米:兵庫県産特A山田錦 掛米:国産米 |
精米歩合 | 67% |
日本酒度 | +5 |
酸度 | +1.7 |
アルコール分 | 15度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、洋梨、バナナ系の落ち着いた香り。マスカットやフェンネルっぽさもあるような?比較的清涼感のある澄んだ香りですね。
口に含むと、ややヨーグルトを感じさせるような淡くみずみずしい甘みが膨らみます。
これは想像していたよりフェミニンなお酒ですね。睡蓮のイメージは湧きませんでしたが、夏の風に揺れる花のように楚々とした風味が素晴らしいです!
アフターはグレープフルーツを思わせる軽快な酸味とともにじんわり緩やかにキレていきます。
全体的に『惣誉』らしいコクはやや控えめですかね。どこか女性的でスカッと軽めのお酒でした。
積極的に買うかといえば個人的にはなんとも言えないところですが、お値段も手頃ですし迷ったら「買ってみようか」という気にはさせてくれるぐらいにはクオリティーは高いと思います。
食中向けのお酒が欲しい飲食店さんに重宝されそうだなという印象です!個人の方も買って損はなし。控えめで涼やかな一杯を楽しませていただきました。
それではまた。
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