こんにちは、野毛パトロールが日課のしーたかです。
なんちゃって大衆酒場が増え続ける野毛エリアですが、キラリと光るお店を発見しました。
それがコチラ、2018年12月にオープンした『金井商店』です。
場所は~何て言えばわかりやすいんでしょう…?ブリーズベイホテルの裏手の方、満州焼の庄兵衛の近くです。
実はオープン前の工事の段階から気になってたんですよね~。内装工事が進むにつれて「量産型大衆酒場にでもなるのかなー」なんて踏んでいたのですが、予想より小綺麗なお店になりました(笑)
店内はコの字型のカウンターのみ。潔い。それにしても新店の初々しい匂いっていいですよね。何度でも深呼吸したくなるのは僕だけでしょうか?
スタッフの方は店内奥のキッチンで料理を作る姉さんとカウンターを切り盛りする兄さんの2人体制。この手のこじんまりした店にしては珍しく完全分業制だ。
「混んでくるとお店の方は相当忙しいことになるだろう」とやや不安な感じもありましたが、全くの杞憂でしたね。
サービスの兄さんはかなり気の回る方ですし、料理も特段遅くなることはありませんでした。
開店して間もないのにオペレーションが磐石なのは頼もしい限り。しっかり準備していいスタートを切られたのだと思います!
肉料理を中心に飲ませる皿が多いお店です。ドリンクの種類も多いので何を注文しようか迷っちゃいますね(いい意味で)。
ドリンクのメニューはこちら。おそらくイチオシと思われるビールは常時6タップ繋がっているようです。
クラフトビールはMサイズ980円、Sサイズ580円と全品均一価格です。地元・横浜のベイブルーイングからアメリカのビールまでお手頃な値段でいただけます。
あとは日本酒、焼酎、ワインと一通り揃っているので誰でも入りやすそうですね。
こちらはお料理のメニューです。全体的にビストロ、バルっぽいメニューですがところどころに和のテイストも。お肉のメニューが豊富ですね!
コンセプトは「化学調味料なしの手作りのごはん」「日常以上、特別未満」。化学調味料マンセー!なお店が多い野毛エリアでは無化調は明確なセールスポイントでございます。
さてドリンクの1杯目はやはりビールから。『スローモー IPA』をいただきました。
注ぎ方は丁寧で酒に対する愛を感じます。味の方はIPAにしては苦味がやや控えめなスマートなスタイルに感じましたね。『アンテナアメリカ』のピーキーな苦味のIPAに慣れっこになってしまうとやや物足りない気持ちになってしまいます(笑)
この日のお通しは3種類。訪問したのが正月だったこともあり、プチおせち風な皿です。新年らしく伊達巻と黒豆のチーズ和え、それともう1品は失念しました…(笑)季節感のあるお通しを見ただけで良店の予感がします。
料理はまずは『金井商店のポテサラ』から。カレー粉とたくあんを添えたもの。オープン以来のヒット商品だそうです。ポテサラみんな好きだよね~。
お次は『黒毛和牛のローストビーフ』を。
柔らかく味のあるお肉で美味しい!これで680円は破格ではないでしょうか…。
ローストビーフに限らず料理は全体的にかなり良心的な値付けのように思います。ただしその分をお酒に乗っけている感じはありますが、使い方次第でしょう。
もちろん日本酒も飲みますよ!奮発して『鳳凰美田 ホワイトフェニックス』をいただきました。
おいおいこんな高級酒まで扱っているのか、とビックリ!しかもタイミングよく開けたてをいただけました。
ちょうど1本20000円(税抜)の『鳳凰美田 supreme シュプリーム 2017 純米大吟醸 特上山田錦30』をいただいた時期と被っていたので個人的にはいい比較ができました。愛山米使用のホワイトフェニックスも芳醇無比といった感じで美味しいですね。
箸休めには『ゴルゴンゾーラ』を。
癖のつよいゴルゴンゾーラもはちみつにディップすれば延々とつまめる酒のアテだ!
メインは『佐助豚厚切りロースのグリル』をいただきました。
佐助豚は岩手県二戸市の久慈ファームで生産している三元豚です。臭みのない食べやすい味で脂の部分もジューシーで旨い!これもローストビーフ同様、是非またいただきたい一皿でした。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『金井商店』、なかなかいいお店で気に入りました。
料理も十分に美味しいですし、何よりホールの兄さんの適度な間合いの接客が気持ちいいですね!
人数は2名ないし3名ぐらいでお邪魔するのが理想ですかね。カップルの野毛デートにオススメです。
店主の方がセレクトしたお酒をボーダーレスに楽しみましょう。
それではまた。
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