こんにちは、しーたかです。
今回は『金沢乃家 横浜馬車道店』にやってきました。
関内駅、馬車道駅からともに徒歩5分ほど。リッチモンドホテルの1F部分にある和食居酒屋です。
実は2019年6月にリニューアルしておりまして、もともと地下にあったお店が1階部分に上がってきた形です。
東京オリンピックや北仲エリアの開発などを見越して路面店にしたのでしょう。それが今じゃコロナウィルスの影響で休業中(2020年4月現在)ですから気の毒なことです。
さてこちらの『金沢乃家』、店名からも想像出来ますが、ざっくり言ってしまえば石川県のアンテナショップ的なお店です。
特に日本酒は石川県の全酒蔵の酒を網羅するなど、石川県の地酒ファンからの支持が厚いお店だと聞いています。
酒蔵さんを招いたイベントも定期的に開催しているそうです。ちなみにイベントの原価度外視っぷりがハンパないという噂なので機会があれば覗いてみたいものですね(笑)
『金沢乃家』、刺身や珍味はまずまずのクオリティー。日本酒を軽く嗜み軽くつまむぐらいがいい利用の仕方なのかな?
広々とした店内は70席前後ってところですかね。4名掛けのテーブル席が多く、グループ利用を想定したレイアウトです。
こちらは日本酒のメニューです。利き酒セットや日本酒の炭酸割りを提供するなど、普段日本酒に馴染みのない人も注文しやすい構成で良いですね!
日本酒に関しては石川県全蔵のお酒が揃ってはいるのですが、ボトルでしか注文できない商品も多いので要注意です。これはお店に来てみて初めて気づきましたね~…。
「お目当ての酒蔵のお酒があって来店してみたらボトルでしか頼めなかったー」ということもあるので、目当ての銘柄があれば事前に確認した方が良さそうです。
基本的には各酒蔵のレギュラー商品が1種類ずつと季節のおすすめの地酒をいくつか扱っているようですね。値段は平均して1合1000円前後なので比較的注文しやすいかと思います。
面白いのはお通しと一緒に食前酒を提供されるんですよね~。食前酒は『春心(はるごころ)』。お通しはうろ覚えですが『マグロの生姜煮』だったかと思います。
「のっけから濃いいもの同士で来るねー(笑)」と思いましたが、酒と肴の相性自体は間違いないないですよね。
まずいただいたのは『近江町 珍味3種盛』。
『スルメイカの黒造り』と『甘海老の塩辛』とあとは…忘れました。生海苔の何かです(笑)佃煮じゃなかったと思うのですがなんでしたっけ?
黒造りは北陸ではメジャーな珍味ですよねー。鯖のへしこや河豚の卵巣の粕漬けなど北陸地方独自の珍味は普段あまり食べる機会がないだけに非常にフレッシュに感じますね。
こちらは『刺身の2人盛り』。白身の魚が多いのはやはり北陸っぽいですね。
ビジュアル的にはそれほどピンと来ませんでしたが、味はなかなか良かったです。山葵と一緒に生海苔が添えられているのがいいアクセントでした。
こちらは『鴨の治部煮』。金沢の郷土料理ですね。
メインの鴨にお麩や里芋、椎茸などなど。治部煮としては極めてオーソドックスな具材のセレクトです。
味付けはややキツめ。治部煮ってとろみをつける分味が留まりやすいですよね~。そして鴨があまりに固すぎてイラっとしました…(笑)
決して食べられないほどではないですが、これでお金をいただこうというのはちょっと考えた方がよいのでは?とすら思いましたね。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『金沢乃家 横浜馬車道店』、食事メインで利用するにはややパフォーマンス不良な印象の残るお店でした。
刺身までは良かったんですけどねー、今回の治部煮の微妙なクオリティーはたまたまであってほしいです。
とはいえ、日本酒ファンの方はどうしても飲みたい石川県の日本酒があるときに利用するのはアリですね!
あとは出来れば、石川県全蔵のお酒をグラスないし1合単位で頼めるようにしてほしいですね~。よく知らない蔵のお酒をボトルで頼もうって人はそうはいないでしょ?(笑)
なんだかんだと書きましたが、私も気が向いたらもう1回ぐらいは行ってみようかなと思っています。平時はランチ営業もしているそうなので、刺身定食でも食べに行きたいですね。
それではまた。
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