しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

『恵比寿 君嶋屋』近所に欲しい!ふらりと寄れるオシャレな角打ち

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こんにちは、しーたかです。
 
みなさん、日本酒飲んでますかーー!?(^o^)
 
今日は、日本酒に興味を持ち始めたばかりの初心者の方から、ツウな方まで、老若男女(ただし20歳未満は除く)問わずオススメ出来るお店を紹介したいと思います。
 
というわけで、今日は恵比寿にオープンした酒屋さん『恵比寿 君嶋屋』を紹介します。
 

酒屋さんの空きスペースで飲む!?角打ちとは

そう、今回紹介する『恵比寿 君嶋屋』は酒屋さんです。それもただの酒屋ではなく、角打ち(かくうち)に重点を置いたスタイルのお店なのです!
 
そもそも角打ちってなんぞや?という方も多いと思うので説明しますと、
角打ちとは、酒屋の空きスペースを使って、店内でお酒を飲むことを言うんですね。
角打ちというネーミングは、升に入った酒を、角に口を付けて飲むことから派生したのが由来だそうです。
 
角打ちというと、私が子供の頃は、いかにも古そうな店構えの酒屋さんで、オジサンたちがビールの大瓶をコップにどぼどぼ注いでだらだらと飲んでいる、そんな画を思い出します。
古くからの常連さんだらけで入りづらそう、酔っぱらいが多そうというイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
 

『恵比寿 君嶋屋』は女性も一人で入れるオシャレな角打ち

と、ここまで読んだ方の中には
「なんだ、それじゃあ酒飲み始めたばかりの方や、女性の方が入りづらいじゃないか」
と思った方もいるでしょう。
 
でも安心してください!
『恵比寿 君嶋屋』は都内屈指の気軽に入りやすい酒屋さんなんです!どのくらい入りやすいかというと、スターバックスやドトールのようなコーヒーショップに行くような感覚で利用できます
 
私も先日遊びに行ってきたので、写真を交えながら紹介していきましょう!
 

『恵比寿 君嶋屋』、清潔感のあるオシャレな酒屋さんだ

というわけで『恵比寿 君嶋屋』に行くため恵比寿へ。
場所は、恵比寿駅に新しくオープンした『アトレ恵比寿西館』の4Fにあります。
 
アトレ恵比寿西館は2016年4月にオープンした駅ビルです。
有名なところですと、NYのハンバーガーレストラン『SHAKE SHACK』や成城石井のワインバー『Le Bar Vin 52 AZABU TOKYO』が出店しています。
開業直後は、お昼の情報番組でたびたび取り上げられていましたね!恵比寿に在住する層を、主にターゲットにした施設なんだとか。
 
お店のファサードはこんな感じです。明るく清潔感があって期待が高まります。
 f:id:sakearchive:20160824151421j:image入り口の脇には小さい黒板が。「一杯からどうぞ」というのは嬉しいですね。 f:id:sakearchive:20160824151442j:image早速店内に入ります!
入ってすぐ右手には日本酒の冷蔵庫が!燦然と煌めく銘酒がズラリと揃います。f:id:sakearchive:20160824151551j:image
ロ万、春霞、天明、墨廼江、綿屋、栗駒山、磯自慢、冩樂ああああああああああああああああああああああああああ
 
日本酒好きなら、間違いなく悶絶するようなラインナップ。
 
箱入りの高級酒コーナーも充実しております。f:id:sakearchive:20160824151647j:imageこちらは『恵比寿君嶋屋』限定の満寿泉(ますいずみ)!
f:id:sakearchive:20160824151925j:image
 
さて、日本酒通の方なら一見してわかると思いますが、ここ君嶋屋では、大手酒造メーカーが安価に大量生産したような商品はひとつもありません。
 
これは、君嶋屋の社長である君嶋哲至氏が「無名でも質がよく旨い酒」「生産者の顔が見える酒を」コンセプトに、実際に各地の酒蔵に行って目利きをした商品を扱っているからです。
 

待ってました!スタンディングバーコーナー(角打ちブース)へ

レジの上にある黒板に、本日のメニューがあります。f:id:sakearchive:20160824151945j:image
銘酒がびっしりと並んでいます!日本酒は1杯300円(90ml・税別)からの提供。
しれっと『黒龍 しずく 大吟醸』もメニュー入りしてますね…。立ち飲みとはいえ、1杯1000円はかなりリーズナブルだと思います。
 
日本酒の他にも、ビールや焼酎、リキュールやカルヴァドス、さらにはノンアルコールのドリンクまで用意されています。f:id:sakearchive:20160824152015j:imageハンドルキーパーやお酒をあまり飲めない方への逃げ道があるのはいいことです。
 
ワインのメニューは、別の黒板に記載されています。
f:id:sakearchive:20160824152037j:imageスパークリングから白、赤、ロゼ、飲み比べと、幅広いラインナップ!これは何を頼むか迷ってしまいますねぇ。
 
何を飲んだらいいかわからないという方は、スタッフの方にオススメを聞くのが良いかと思います!君嶋屋のスタッフの方は、みなさん知識豊富なので、「こんなのが飲みたい」「今の季節のオススメは?」という具合で聞いてみるとイチオシのお酒を教えてくれます。
 
君嶋屋はフランスからワインを直輸入(一部商品)しているため、無名でも高品質なワインやシャンパンがたくさん並んでいます。
 
個人的なオススメはシャンパンのピエール・モンキュイ!
 
ピエール・モンキュイはいわゆるRM*1
綺麗な味わいと複雑性がグッド!ノン・ヴィンテージでも十分にその良さを堪能することが出来ます。
私しーたかは、自宅用にはノン・ヴィンテージ、ワイン通の方への贈り物にはヴィンテージ物、とこのように使い分けています。
お値段もシャンパンにしてはわりと手頃で、大手メゾンと比べるとコストパフォーマンスは抜群にいいと思います。君嶋屋でシャンパンを買うなら間違いなくこの一本でしょう!
 
すこし脱線しました…!お酒を注文していざカウンターへ。
f:id:sakearchive:20160824152106j:image店内奥のテーブルからみるとこんな感じ。f:id:sakearchive:20160824152127j:image立ち飲みスペースは思いの外広々と設けられております。
他にもお客さんがいたので、全体像は撮りませんでしたが、MAX20人以上は入れそうです!
 
今回は日本酒をいただきます。君嶋屋は日本酒をワイングラスにいれて提供してくれます。
ワイングラスだとお酒の特徴が捉えやすいのでいいですよね。
また女性の方も気軽に楽しみやすいスタイルだと思います。
よく角打ちの酒屋でありそうなイメージですが、コップに注がれたもの日本酒をぐいっと飲み干す、こういうのはさすがに女性は躊躇われる方多いと思いますしね(笑)
 
おつまみは『生ウニといくらの冷製フラン』をいただきました! f:id:sakearchive:20160824152207j:image酒屋の角打ちとは思えない本格的なおつまみです…!というのも一部のおつまみメニューは、君嶋屋と、近隣の飲食店でコラボしたメニューなのだとか。ちなみに『生ウニといくらの冷製フラン』は恵比寿のイタリアン『ikra』とコラボしたメニューだそうです。
 
さすが飲食店とコラボしたメニューだけあって完成度は高いですね~。ウニも生臭さは全くなく、まろやかで美味しいです。
近隣の飲食店とコラボしたメニューは他にもあります。どれも美味しそう!
 f:id:sakearchive:20160824152232j:image
その他のおつまみメニュー。全体的にシャレてます。
 f:id:sakearchive:20160824152246j:image
カウンターで店内を見ていると、オシャレな店内に所々ロックの影が…!これは完全に君嶋屋の社長さんの趣味ですね(笑) f:id:sakearchive:20160824152310j:image
なんとASIAN KUNG-FU GENERATIONも君嶋屋に来店しているのか!f:id:sakearchive:20160824152336j:image
というのも君嶋屋の社長である君嶋哲至氏は、酒類業界では名の通った人物でありながら、バンド活動も行うロッカーなのです!
 
ReVALUE NIPPONの記事で、元サッカー日本代表の中田英寿氏と対談するくだりが面白いので一部引用します。君嶋氏はかなり本気だ(笑)
 「今後の目標、目的はなんですか?」(中田)
「横浜をロックシティに変えようと思っていましてね」(君嶋さん)
「(笑)いや、その、君嶋屋さんのお仕事としての目標…」(中田)
「はい。君嶋屋の仕事としてのロックシティです」(君嶋さん)
君嶋屋の仕事としてのロックシティ…(^o^)
君嶋屋の仕事としてのロックシティ…(^o^)

おわりに

えー、かなり脱線しまくりで着地点の見えない展開になってしまいました。
ロックの話はさておき、『恵比寿 君嶋屋』は日本酒やワインに興味を持ち始めたばかりの方から生粋の酒飲みまで、みんながハッピーになれる空間です!会社帰りに、休日の日に、フラッと寄って楽しんじゃいましょう!!
 
それではまた!
 
『恵比寿  君嶋屋』
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目6-1 アトレ恵比寿西館4F
Tel/03-5475-8716
■営業時間
10:00~21:30
■定休日
無休(年末年始を除く)
■最寄駅
JR【恵比寿駅】西口改札から徒歩1分
東京メトロ【恵比寿駅】から徒歩2分
 

*1:レコルタン・マニピュランと読む。葡萄の栽培から瓶詰めまで全ての行程を自社で行う小規模生産者のこと。