しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

福井県『九頭龍 垂れ口』ブランド再編により黒龍から九頭龍へとカテゴライズされた垂れ口。新酒の魅力が凝縮された1本です。

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こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。

今回は『九頭竜 垂れ口』をいただきました。f:id:sakearchive:20220416080416j:image福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造のお酒です。

2021年2月にブランド再編を発表したことで話題になりましたね。『黒龍』は贈答向け商品、『九頭竜』は家飲み向け商品であると位置付けられました。

正直どうでもいいマイナーチェンジに思えたのですが、垂れ口が『黒龍』から『九頭龍』に変更になったことにより、よく行く酒販店でポイント対象商品となったのが地味に嬉しいです(笑)ワインで例えるなら、バローロを名乗れるワインがランゲ・ネッビオーロとして、良心的な価格で販売されているのに似たお得感といったらわかるでしょうか。まぁ表向きは『黒龍』『九頭龍』に上下はないんでしょうけどね。

www.nikkei.com

『九頭龍 垂れ口』フレッシュ&メロン!中毒性の高い甘みのインパクトは唯一無二でしょう。傑出したコストパフォーマンスの高さは健在。新酒の季節が来たら必ず押さえたい。

『九頭龍 垂れ口』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20220416080425j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 福井県産 五百万石 100%
精米歩合 65%
アルコール分 18度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、メロンのような若い瓜とペパーミントが香ります。

口に含むと、がっつりメロン味!おりをたっぷりと含んだ強い甘みに頬が落ちます。このアルコール度数にしてこの飲みやすさは尋常じゃないですね。

超適当に例えると、リキュールのシャルトリューズ・ヴェールからスパイシーさを抜いて日本酒にしたような感じ?爽やかでボリュームのある味わいが印象的です。もしもこのお酒が通年で販売されていたら、アルコール中毒患者が続出することでしょう。ストロング系の缶酎ハイなんて目じゃないね。

テイストの傾向は変わっておりませんが、『黒龍』時代の垂れ口ほど濃醇じゃなくなった気がします。はたして気のせいなのでしょうか?米が溶けにくかったのかね?まぁ来年も飲めばわかることでしょう。

垂れ口なくしては雪は溶けず冬は越せず。好きな方は複数本買ってもいいかもしれませんね。

それではまた。

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