こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『Rapport(ラポール)』にお邪魔しました。
池袋駅西口、マルイの裏側に佇むビストロです。日本酒ファンの方なら升新商店に向かう道の途中と言えばわかりやすいかも?
オーナーシェフは2015年に惜しまれつつ閉店した銀座『マキシム・ド・パリ』の出身。名店のエスプリを池袋の街角で体現します。
乾杯にスプマンテをいただきました。シャンパーニュもありましたがケチりました(笑)名より実です。盛りがいいですね。
グラスワインは1杯700円~1200円程度。フランスワインだけにこだわらず、イタリアやニューワールドを揃える柔軟な。この日は泡白赤と3杯いただきましたが、どれも上々のお味でした。隣席のフランス人グループも満足気だったのを見て、何故か鼻が高くなった私です。
『オードブルバリエ(2人前1700円)』。
サーモンのタルタル、鶏肉のパテ、オマール海老とホタテのムースの3種です。写真映えは皆無ですが、それぞれが堅実ないい仕事っぷり。個人的にはオマール海老とホタテのムースが印象的でしたね。ムースとはんぺんの合の子のような食感が面白い!
『フロマージュスフレオムレツ(900円)』。
ココットでドカンと登場。スプーンで中を探るとオムレツ生地のふあっふあ加減に驚かされます。ふわりと香る上品なバターの香り。美味しいな~。
こちらは『鮮魚のパイ包み(1500円)』
今回の鮮魚は真鯛とホタテでした。王道のブールブランソースでいただきます。真鯛とホタテは濃いめのソースに対抗するように十分な旨みを蓄えています。このクオリティとしっかり2人前取れる盛りの良さで1500円ってズッコケそうになるぐらい安いですね…。
お次は『紫芋のニョッキ ブルーチーズのソース(1500円)』。実際に見たときはそうでもなかったのですが、写真で見るとちょっと虫っぽいですね(笑)
ニョッキ自体に芋の甘みがあり、塩気のあるブルーチーズのソースと濃密に絡み合います。期待以上のお店でした。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『Rapport(ラポール)』、抜群の費用対効果を誇る使い勝手のいいビストロでした。
今回は2名でワイン5杯と前述のメニューを注文して、お会計はほぼ1万円ちょうど。おいおい下手したらそこら辺の居酒屋より安くないか?コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言の影響がなければ、しっかり腹の空いた時間にお邪魔して肉料理も食べたかったんですけどね~…。
接客の方はフレンドリーというわけではないがぶっきらぼうわけでもなく、必要なサービスをきっちり行き渡らせるオペレーションで個人的には好感が持てました。お店の人とがっつり仲良くなって常連になりたい、という方にはあまり向かないかもしれません。ホームでもアウェイでもない「中立地」的な利用の仕方が良さそうです。
しかし、グルメ不毛地帯の池袋にこんなお店があったとはねー。地元にあったら高頻度でお邪魔するんだけどなぁ。池袋に寄った際はまた伺います!今度はコースでじっくり楽しまないとね。
池袋といえばクラフトビールと日本酒の『万事快調』もオススメです。自慢の刺身と薫製料理もいい感じ。紹介記事はコチラです↓