しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

群馬県『ツチダクラフト 12 生酛仕込み』白麹を一部使用した低アル原酒。ミルキーで優しい味わいが基調の1本です。

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こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。

今回は『ツチダクラフト 12 生酛仕込み』をいただきました。f:id:sakearchive:20200628172539j:image
群馬県利根郡の土田酒造のお酒です。

全量純米、きもと造り(少し前は山廃)、そして表示義務のない添加物さえも使用しないナチュラル志向へと大きく変革を進め、飛躍を遂げた群馬のニュースターです。

出始めの頃は新政フォロワーというイメージが強く、個人的にはあまり興味が湧かなかったのですが、最近は持ち前のクオリティーの高さにオリジナリティーが伴い、充実の時を迎えているように見られます。2020年に圧倒的人気でシーンの話題をかっさらった『シン・ツチダ』なんかは、まさに象徴的ですよね。

今回いただく『ツチダクラフト 12 生酛仕込み』は、白麹を一部使用したいわゆる低アルコール原酒のお酒です。低精白っぷりといい、規格としてはマニアがニヤニヤ喜びそうな酒ですよね。

『ツチダクラフト 12 生酛仕込み』口当たりが良く優しい味わい。スッキリしたラインの随所に土田らしさが見てとれる佳作です。

『ツチダクラフト 12 生酛仕込み』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20200628172549j:image
スペック表も貼っておきます。

原料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 群馬県 飯米
精米歩合 麹米 90% 掛米 70%
酵母 協会901号
日本酒度 -8
酸度 1.7
アミノ酸度 1.4
アルコール分 12度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、微かにバナナの香り、わりとプレーンな香りといいますか、主張は控えめです。

これだけ磨いていないお米を使用しているのに、糠っぽいオイリーなニュアンスがないのも珍しいかも?アルコール度数が低いのも影響あるんですかね。

口に含むと、うっすらクリームやミルキーなニュアンスの甘旨みが舌に食い込んできます。

淡く丸みのある味わい、かなり控えめだが白ぶどうのような果実感もありますね。低アルの軽快なラインを活かしつつ、コクやほろ苦さ、舌を湿らすようなクリアな酸味が一体となるイメージ。

いやーこれはアルコール分12%の華奢なボディによく詰め込んできたなー。それでいてガチャガチャせず自然に流れるような味わいが凄いですよね。

クエン酸のキューンとした酸味はやや抑制的で、優しい余韻を残してキレていきます。

 

そんなわけで今回いただいた『ツチダクラフト 12 生酛仕込み』、白麹でこういう酒もあるのかと勉強になった1本でした。

スペックこそ異端ですが、何も考えずにすいすい飲める酒ですよね。これは毎日飲める。

体への負担は少なく、満足感も高いので、アルコール度数の高いお酒が続きがちな新酒のシーズンの箸休め(?)にも最適かもしれません。

それではまた。

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