こんにちは、自宅ではもっぱらシャワー派のしーたかです。
あまり家では湯船に浸かることのない私ですが、数ヵ月に1回ぐらいでしょうか?「たまには大きな湯船でゆっくり温浴したいよねー」という気分になるときがあります。
せっかくの休みだし、スパでも行ってひとっ風呂浴びるかーということでやってきたのが横浜駅。
目当てのスパイアスに向かう前に新規開拓でもしてみよう。というわけで今回訪れたこちらのお店は『都(みやこ)』。
こちらのお店は横浜駅西口から歩いて約7分。ダイエーの前を抜け、以前東急ハンズがあった跡地の裏の方の通りにあります。
『和民』やら『魚民』やらチェーン店だらけのエリアにあって、なかなか渋い店構えですね…。
看板を見てみると、野毛で43年営業したのちに横浜駅に移転してきたとあります。
野毛といえば、横浜の下町。雑に説明すると、安く飲める人情系飲み屋街ってなところでしょうかね?
最近は新しいお店がどんどん増えているためか、若い人も集まるようになってきました、「野毛サイコー」ってね。
私個人的にも地元が盛り上がるのは多いに結構なことだと思っています。
けど、ちょっと待ってほしい。地元の人ほど肌で感じているのだ、最近の野毛が悪い意味で観光地化していることを…。
語弊があるかもしれませんので一言加えておくと、観光的なノリで野毛に来るのが悪いわけじゃないですよ?
そうじゃない。野毛って街は、1回や2回訪れて「楽しかったねー」で終わらせるにはもったいない土地なんですよ。
一時的に消費して終わる、そういう街じゃないってこと。
せっかくいい店が多いのだから、永く愛せるお店を見つけてほしいなーって思いますね。地元じゃないからしょっちゅう通えないよって人も、地元みたいに愛してほしい。そういう街だと思います。
『都』横浜の繁華街とは思えないほど落ち着いて飲めます。まさに「しっぽり」という言葉がしっくりくるお店だなぁ
話が超脱線しました。
地下へ続く階段を降りてお店に入ると、予想通りこじんまりとしたお店。
カウンター席とテーブル席、合わせて20人ぐらいのキャパなんでしょうかね?どうやら個室もあるらしい。
ちなみにカウンターはこんな感じ。開店直後に入店したのでまだお客さんはいませんでした。これは1人で飲むのもよさそうですなぁ。
駆けつけ一杯、まずは角ハイボールをいただきます。お通しは里芋の煮物。
こちらはドリンクのメニュー。
一通りなんでもありますが、イチオシはハイボールのようです。そういえば一時期、角ハイボールのことを『野毛シャン(野毛のシャンパン)』って呼んでたの最近聞かなくなったな…(笑)
こちらは本日のオススメメニュー。
刺身がずいぶんと安いですね…!天然ブリの刺身が500円、スマカツオの刺身にいたっては300円って!ほとんど立ち飲み屋と変わらないようなプライスですね。ドリンクといいかなり良心的な値付けじゃないでしょうか?
せっかくなので刺身の盛り合わせをいただきました!左からインドマグロ、太刀魚の炙り、〆鯖、スマカツオ。これで大体1000円ぐらいでしたね。安い!
値段のわりにモノはなかなかいい感じ!個人的に太刀魚の炙りがよかったですね。
こちらは『しらすピザ』(500円)。
なんでもない薄生地のピザだけどこういうのがイイんですよねぇ。こういうしっぽり飲むのが前提のお店で、がっつり重めのピザは求めてないわけ。一人でも十分食べきれるぐらいのサイズ感が重要。わかってらっしゃる。
ハイボールを飲み終わったところで、次に飲みたいのはやはり日本酒。扱っている日本酒の銘柄は約8種類。
この日の銘柄は新潟・佐渡の『北雪』を筆頭に『八海山 越後で候』や『まんさくの花 杜氏選抜』などなど。8種類と言えどツボを押さえたラインナップで、左党のニーズにもバッチリ合わせてきますね。
お銚子は『玉乃光』ですが中身は『北雪』です(笑)
こちらは『串焼き5本盛り合わせ』(650円)。なのですが、盛り合わせの写真を撮る前に取り分けてしまいました…。
これはたぶん砂肝と豚のカシラかな?1本あたり130円というこれまた良心的な価格でいて味はお値段以上。
まったく隙がないぞ、この店…!
おわりに
というわけで横浜駅の『都』、「いいものを少しでも安く」という心意気を感じるいいお店でした。
横浜駅に移転して3年目とのことですが、昔からずっと営業しているような雰囲気を醸し出しています。
最近流行りの『なんちゃって大衆酒場』とは違う趣がありますね。これが老舗パワーか…!
何も考えずしっぽり飲みたいってときに重宝しそうですね。こういうお店のカウンターで一人酒出来るようにいい歳の取り方したいものだ。
それではまた。
横浜駅でオススメのお店をまとめました。詳しくはコチラ↓