やァっぱり~~おぉ~れはァァァあ~~~あゆまさ~む~ね~(菊正宗の曲調で)
こんにちは、しーたかです。
今回は目線を少し変えて、当ブログにしては珍しくカップ酒を紹介しますよ~!
というわけで今日の日本酒は、新潟県の『鮎正宗 あゆカップ』!
可愛いデザインの『鮎正宗 あゆカップ』は新潟のぽん酒館でジャケ買いしました
まずはカップのデザインを見てください!
清流を泳ぐ鮎が描かれた、可愛らしいデザインですね~。
ちなみにこの『鮎正宗 あゆカップ』はぽん酒館・新潟駅店で購入しました。
ご存じの方も多いと思いますが『ぽん酒館』は越後湯沢駅と新潟駅にある、新潟の地酒と名産品のアンテナショップのようなお店です。
ワンコインで5種類利き酒出来る立ち飲みブースが大人気で「酒飲みが新潟に行くならまずはココ」と言えるぐらいオススメのスポットです。
ぽん酒館は利き酒ブースの他に、物販コーナーも充実しています。
カップ酒のコーナーもこの通り、大量の品揃え!
どれを買おうか迷っていたところ『あゆカップ』が目に止まり、ジャケ買いしてしまいました(^-^)
カップ酒といえば、鶴齢で有名な青木酒造さんの『雪男』も思わず手に取ってしまうデザインです。(※下の写真は一升瓶のものです)
『鮎正宗 あゆカップ』気軽にぐいぐい飲める!優しい甘味のある晩酌酒だ
ほぼジャケ買いで購入した『鮎正宗 あゆカップ』。
といっても鮎正宗は個人的にけっこう好きな銘柄で、けっしてラベルだけで選んだわけではありません。
にいがた酒の陣のシーズンに投稿した『個人的オススメ新潟の日本酒18選』と題した記事でも、鮎正宗を紹介させていただきました。
『鮎正宗』なんとも耳に残るネーミングですよね。
日本酒の銘柄で『~正宗』と付く名称のお酒は多く、菊正宗、手取川正宗、鳩正宗、由利正宗、山形正宗、まぁあるわあるわでいろいろあります。(『正宗』という字をひたすらタイプするとゲシュタルト崩壊します…)
個人的に知る限り『正宗』系統の銘柄の中では、長野県の『オバステ(姨捨)正宗』がダントツの珍名。ですが珍名度では『鮎正宗』も負けておらず、『オバステ(姨捨)正宗』に匹敵する珍名正宗であります。
そんな気になる『鮎正宗』のネーミングのルーツは、昭和初期、リゾート地として名高い妙高高原町(現在の妙高市)に滞在した若宮博義殿下が、近くの清流で鮎釣りをしたことをきっかけとなったそうです。
妙高の大地から湧きあがる軟水で仕込んだ『鮎正宗』は、なめらかで柔らかくやや甘口の味わい。飲む人をホッとさせてくれるお酒です。『鮎正宗』をはじめて飲む方でも、一口飲めば妙高の水の良さを感じていただけると思います!
だいぶ前置きが長くなりましたが、『あゆカップ』飲んでみましょう!
パカッと開きます。どうでもいいですが、カップ酒の蓋をめくるの結構好きだったりします。
蓋の上部やカップ本体を見ても、大して情報が記載されていません。一見すると、普通酒なのか特定名称酒かすらわからないぞ…。でもよく見ると、蓋の側面の薄い部分に詳しいスペックが載っていました。
原料表示やアルコール度数をボトルに記載してしまうと、せっかくの鮎のデザインが台無しになってしまいます。カップ酒のような安価な商品でも、こだわりをもってデザインしてるんだなぁと感心しました。
『あゆカップ』香りを嗅いでみると、麹の甘いほのぼのとした香り。
口にすると、優しく甘くすっきりした味わい。うまいうまい!
新潟の上越地方の日本酒は『淡麗旨口』と呼ばれる酒質のものが多いのですが、この『あゆカップ』もご多分に漏れず、旨みをもたせつつもすっきりとした味わいです。
また、香りと味のミスマッチが全くないのも好印象です。香りから想像した通りの味わい。
こういう酒は落ち着いて飲めるからいいんですよね。ハッとさせられるような味わいは『あゆカップ』のような普通酒には求めてません。
「美味しいと意識して飲んでいたわけではないけど、気がついたらなくなっていた。あとで思い返してみると、あぁやっぱり美味しかったな」これが晩酌酒のあるべき姿なんじゃないかな?
『鮎正宗 あゆカップ』普通酒でもなかなかの味わいでした。これを気軽に飲める新潟の人が羨ましい…
【余談】飲み終わったあとのカップに、ビールをいれて遊んでみました。
マジでどうでもいいですね(笑)
それではまた。
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