こんにちは、しーたかです。
今回は『dining EMANON(エマノン)』にやってきました。
2019年の10月にオープンしたビストロです。関内駅から関内桜通りを北に進み、タバコ屋の角を右に曲がった先のビルの2Fにあります。
訪れたのは桜の散る季節、コロナウイルスで緊急事態宣言がされた頃ですかねー。キャッチと呼ぶには申し訳なさのある姉さんが一生懸命呼び込みをされていました。
正直、呼び込みやキャッチをやっているお店にいいイメージは全くないのですが、何となく今回は気になったんですよねー。
「緊急事態宣言下で外食するのもどうなのか?」という葛藤はありました。まぁでも空いている店なら感染リスクも低いはず。わざわざスタッフを呼び込みに出しているぐらいだったら店内も空いているでしょう。ということでふらっと入店してみることに。
『dining EMANON(エマノン)』きっちりとツボを押さえた旨さが光るカジュアルフレンチ。1~2名でふらっとアラカルト利用しやすいのもありがたいです。
店内はゆるーくカーブするアーチ型のカウンターがメイン。席数は12席ぐらいですかね。それほど広くはないお店にベテランのシェフと数名の女性スタッフ、なかなか厚めの人員ですな!
空いているだろうと思って入店したのですが、7割ぐらいは席が埋まっていました(笑)てっきり空いているもんだと思ったのにこれは誤算ですよ!暇だからスタッフをキャッチに回しているんじゃなくて、まさか混雑状況に関わらずキャッチに人員を割いているとはねー…。
それはさておき料理をいただきましょう。こちらは『本日のカルパッチョ(980円)』。今回は軽く燻製したサーモンでした。
カルパッチョの内容は特に知らずに注文したところ「今日はサーモンです」とのことで、「なんだサーモンか…」と実はややがっかりしていましたが、これがなかなかよいんですね!そういえば最近お寿司屋さんで食べたサーモンの握りも思わず目を見開くほど美味しかったな。たいしたものじゃないだろう、と決めつけてかかるのはよくないですね。
今日は肉の気分だったので『パテドカンパーニュ(780円)』もオーダー。
素朴な味わいね、そしてこれもいい仕事。ごろごろとした肉感と舌触りが滑らかな部分といい塩梅です。コロナの影響もあってテイクアウトもやっているそうですが、これはおそらく人気メニューに違いありませんね。
こちらはメインの『乳飲仔豚のロースト(1880円)』。
癖のない肉質を活かすようにソースは酸味が効いていて重たすぎず軽快、バランス感覚が良いですね。
ちなみに、シェフは店内の料理、そしてテイクアウトのオーダーに黙々と集中しているため、話しかけやすい雰囲気ではありませんでした。
シェフが忙しい代わりに他のスタッフの方はあれやこれやと気を遣ってくださる印象です。ただ、私が伺った頃は調理の補助と接客のオペレーションが確立されていないようで結構バタバタしていました。接客や余裕が出てくると結構面白そうなお店になりそうな予感はしましたね。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『dining EMANON(エマノン)』、お手頃価格でフレンチの味を楽しめる良店でした。
客層は40代がメインですかね。カウンターメインなお店だけあって、1人客も多かったです。関内界隈で1人で気軽に洋食を食べられる店はそれほど多くありませんから、出張できたビジネスマンにもぜひ立ち寄ってみてほしいですね。
ワインは料理に合わせて3杯~4杯で提供するペアリングコースも提供。グラスワインはそれほど多くなさそうな印象でしたが、お客さんの来店が増えれば種類も増えるのかもしれません。
コース料理も機会があれば頼んでみたいものです。
それではまた。
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