こんにちは、しーたかです。
6月に入って夏酒を飲む機会が多くなってまいりました。
飲酒(インプット)は捗っているのですが、色々と忙しく、ブログの記事執筆(アウトプット)はすっかり滞りがちになってしまっています…!書きたい欲はあるんですけどねーまぁこればかりは仕方がありません。
どうでもいい前置きはさておき、今回紹介するのはコチラ『羽根屋 夏の純米吟醸 生酒』です。
富山県富山市の富美菊酒造のお酒です。言わずと知れた富山の美酒『羽根屋』の夏期限定の純米吟醸ですね。
『羽根屋』という銘柄自体は、このブログで幾度となく紹介しているのですが、夏酒はまだ紹介していなかったようです。
夏酒というと、生貯蔵で出荷する酒蔵が比較的多いと思うんですけど、富美菊酒造は1年じゅう酒造りをする四季醸造を採用していることもあってか、夏酒も生酒でリリースしてきますね。
ところで『羽根屋』の夏酒とレギュラーの煌火ってどう違うの?
で、今回この『羽根屋 夏の純米吟醸 生酒』を飲んでみようと思ったのには理由がありまして。
ふと思ったんですよね。富美菊酒造のレギュラー商品に『羽根屋 煌火(きらび) 純米吟醸 生原酒』ってあるじゃないですか?
レギュラーの『羽根屋 煌火』も純米吟醸の生酒で、今回いただく夏酒も純米吟醸の生酒。
「どちらも似たようなスペックだけど、味はどれぐらい違うんだろう…?」となんとなく気になってしまったんですよね。
羽根屋の夏酒に関しては、去年も一昨年も飲んでいるんですけど、ちゃんとじっくり飲んだわけではありませんでした。なので今回はじっくり飲んで確かめてみようかなーとそんな気になったわけです。
『羽根屋 夏の純米吟醸 生酒』味としては煌火のマイナーチェンジ版といったところでしょうか。みずみずしく優しい風味、すっきりした味わいです!
『羽根屋 夏の純米吟醸 生酒』の裏ラベルはコチラ
やはり裏ラベルのポエムは健在です!
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米(国産米) |
原料米 | 富山県産 五百万石 |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 15度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、金沢酵母らしいトゥワンとした優美なフレーバー。ややマジックインキのようなツンとした香りも交じる。これが好きか嫌いかで羽根屋への評価は変わってくるところですかね。
口に含むと、柔らかくもみずみずしい米の甘み。触れたら壊れてしまいそうなボディ感です。
レギュラー商品の『羽根屋 煌火 純米吟醸 生原酒』と比べると、アルコール度数が1度だけ低いためかやや軽く感じますね。
悪く言えば弱々しいが、その分ゆるゆるとした優しい味に仕上がっています。 味に尖ったところがないので、普段日本酒を飲まない方でもスイスイ飲んでしまいそうですよ!
そんなわけで今回いただいた『羽根屋 夏の純米吟醸 生酒』は、煌火のマイナーチェンジ版と考えて差し支えない、そういう結論に至りました!
並べて飲まなければほとんど違いがわからないけど、並べて飲んでみるとハッキリ違いがわかるものですね。
どちらも洗練されたいい酒だと思います。
それではまた。
『羽根屋』醸造元・富美菊酒造のお酒は他にもいろいろ紹介してきました。ぜひこちらも覗いてみてください。