しーたかです!
岩手県の赤武に引き続き、震災被害から復興中の蔵シリーズです。
宮城県気仙沼・株式会社角星さんの『水鳥記』を紹介します。
屋号の由来や酒造りに対しての信条を角星さんのHPより引用します。
株式会社 角星 | 気仙沼で百有余年。「最初の一杯から最後の一滴まで飲み飽きない酒」を信条としています。
屋号のいわれ社名でもある屋号「角星」は、初めて酒が出来上がった時、その新酒を新しい枡に入れ折壁村室根神社に献上、ますます佳き酒が出来ますようにと夜を徹して祈願したところ、明けの明星が御神鏡に映り、その光が献上の酒枡に円やかに輝いたところから吉兆とばかり喜び、早速屋印を(角星)としたと言われている。信条
創業以来「品質第一」を旨とし、淡麗さの中にも旨みを感じるその酒質は、特に新鮮な魚介類の持ち味を邪魔することなく、最初の一杯から最後の一滴まで飲み飽きることがない。
水鳥記との出会い
私が『水鳥記』を知ったのは一昨年(2014年)のことでした。
横浜・関内にある地酒や文次郎さん でいただいたのが最初だったと思います。
しかし、この銘柄、飲もうと思っても、東京、神奈川ではな~~~かなかお目にかかる機会がない。
たしかに血眼になって探したわけではない。とはいえ、四六時中飲み歩いてる酒飲みが見かけないのだから関東ではそこまで流通してないのかもしれない。
まぁないものはしょうがないか。
そんなこんなで半年以上忘れていた頃に、偶然立ち寄った酒屋で発見しました!久々の再会。
で、今回買ったのは『水鳥記 第一章 特別純米 直汲み生』
冬の新酒ですね。お米は山田錦。精米歩合は55%
第一章は特別純米、第二章は吟醸酒、第三章は純米吟醸とのこと。
そういえば、私がはじめて飲んだときの水鳥記は第三章だったかもしれない。
第一章は特別純米、第二章は吟醸酒、第三章は純米吟醸とのこと。
そういえば、私がはじめて飲んだときの水鳥記は第三章だったかもしれない。
水鳥記第一章の新酒を飲む!
ではオーパス・ワン(カッコつけてしまったが第一章のこと)いただきまーす!
開栓すると、生酒らしいフレッシュな香りとリンゴのような吟醸香がうっすら漂います。
口に含むと香りとともに米の甘味が溶け込み、軽快な酸と辛みでスパッと切れる!
たしかに飲み飽きしないし、妙に杯が進みます(…毎回、杯が進むだの止まらないだの言ってる気がするが気にしない)。
白身の魚の刺身やカルパッチョなんかアテによさそうです。
辛口の酒が多い宮城にあって、ひときわ異彩を放つ美酒です。これは第二章も飲まなければなるまい!
余談ですが、角星さんは2015年の暮れから本社建屋の再建に取りかかっているようです。
というのも旧本社は先の震災で崩壊してしまったからだ。現在は、配送センターを本社施設として使用している。
一日でも早く、もとの場所で酒造りを出来るようになることを心より祈念しております。
というのも旧本社は先の震災で崩壊してしまったからだ。現在は、配送センターを本社施設として使用している。
一日でも早く、もとの場所で酒造りを出来るようになることを心より祈念しております。
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