こんにちは、しーたかです。
10月に入ると肌寒い日が増えて、関東地方はすっかり秋めいてきました。
このぐらいの時期になってくると、秋の風物詩『ひやおろし』と併せて、最近ではハロウィーン限定のラベルもよく見かけるようになりますね。
というわけで、今回のお酒は『尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 生詰 ハロウィーン限定酒』
群馬県館林市にある龍神酒造のお酒です。
『尾瀬の雪どけ』シリーズはフルーティーで口当たりのいいお酒が多く、外飲みのときはちょくちょくいただいている銘柄。 群馬県の酒ということで東京・神奈川周辺でも酒屋や飲食店でちょくちょく見かけますね。
特に飲食店で言うと、新橋を中心に店舗展開する『魚金(うおきん)』グループが大々的に取り扱ってますよね。
龍神酒造と蔵直で取引しているのか、『尾瀬の雪どけ』だけで常時5~7種類ぐらい揃えています。
初めて魚金に行った5年前は「何でそこまで『尾瀬の雪どけ』にこだわっているんだ!?」と不思議に思っていました。
ただ、今になって思うと、今ドキの洗練された都会的な味わいでいて手頃な価格の『尾瀬の雪どけ』は、魚金グループのフィロソフィーである″良いものをよりリーズナブルに″ ″いつもの外食よりリッチな気分で″というコアな部分と合致しているからこそ、豊富に取り揃えているのかなーなんて気もします。
『尾瀬の雪どけ』は外飲みで映える酒質でかつ、普段日本酒を飲まない人でもとっつきやすく、いい意味で【女酒】だからこそ首都圏で支持を受けているんでしょうね!
『尾瀬の雪どけ ハロウィーン限定酒』はポップでスイートな味わい。難しいことは考えず気軽に飲むパーティー酒ですね!
では、こちらが裏ラベルです。
ハッシュタグ並びまくってますね。オゼユキって略す人たまにいますけど、酒蔵公認なんですね(笑)
精米歩合は50%。そういえば尾瀬の雪どけはほとんどの商品が純米大吟醸規格でしたね。アルコール度数は15度。加熱処理については秋の季節らしく1回のみの生詰です。
それではいただいてみましょう!
グラスに注いでみると、液体がほんのり黄色く色づいています。そしてかなり明確に香ります!バナナや柑橘系の香りでしょうか。ハチミツのようなニュアンスもあり、なんとなんくトロンとした酒質を連想させます。
派手な香りというほどではないけど、そこはかとなく大吟醸ライクな香りを出していくところに『尾瀬の雪どけ』っぽさが出てますね。
口に含むと、やはりの柑橘系の含み香とともに、ぬるりとした甘みが舌に染み込みます。なんとなくシロップのような甘みですね。
優しくなだらか伸びていく甘みは、やがてじわじわと繊細な旨みに切り替わり、余韻にややパッと開けるような僅かな辛さを残して過ぎ去っていきます。
全体的に見ると、『尾瀬の雪どけ』らしい香味と雑味のないなめらかなボディ感が際立っていて、まずまずの出来なんじゃないかなーというところですかね。
何より、誰でもそれなりに美味しく飲めそうな味なので、友人宅や知り合いのホームパーティー等の手土産にオススメ。「気軽に楽しく飲もうよ」というメッセージを強く感じるお酒でした。
それではまた。
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