こんにちは、しーたかです。
もうそろそろ新酒のシーズンに入りつつありますが、今年いただいた「ひやおろし」のお酒の記事がまだまだ貯まっているので駆け足で紹介していこうと思います!
今回いただいた「ひやおろし」はコチラ『墨廼江 特別純米酒 生詰 ひやおろし』です、
宮城県石巻市の墨廼江酒造のお酒です。
石巻湾を臨むエリアの地酒というだけあって、刺身と相性がよく、何より宮城県のお酒らしいスマートでキレのいい酒質が持ち味です。
宮城県のお酒で言えば『伯楽星』や『勝山』ほどの知名度こそないものの、大都市圏の有力酒販店で取り扱われているのをよく見かけます。
個人的にはこれまであまり縁がなかったお酒でしたが、今年(2018年)の7月頃にいただいた『墨廼江 Rice Is Beautiful SoLiD』が「これぞ宮城の酒だ!」と思わず膝を打ちたくなるような味わいのお酒で非常に印象よかったんですよね~。
それ以降、外飲みで何種類か試すようになり、すっかり『墨廼江』に魅力に開眼。
せっかくなので、今回家で開けてブログにアップしようと思い立った次第です。
今回いただく『墨廼江 特別純米酒 生詰 ひやおろし』は横浜君嶋屋で購入。
4合瓶で税込み1350円とかなりお手頃なお値段ということもあり、迷わず手が伸びました(笑)
『墨廼江』は秋のひやおろしだけでなく、季節商品の価格設定が大変リーズナブルですね。
価格を気にせず旬の酒を楽しめるというのは大変ありがたいことです。
『墨廼江 特別純米酒 生詰 ひやおろし』膨らむところは膨らむ、引くところはしっかり引く。期待通りのハイレベルな味わいに大満足です。
『墨廼江 特別純米酒 生詰 ひやおろし』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 五百万石 蔵の華 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.8 |
アルコール度数 | 16.5度 |
ラベルに詳しい記載はありませんが、原料米は五百万石と蔵の華とのことです。
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、控えめな柑橘系の香りが鼻腔をくすぐります。グレープフルーツ、オレンジ、それに若干セメダインぽさもあるような?
口に含むと、柑橘系の果実やブドウのような含み香とともに、フレッシュな甘みが綺麗に膨らみます。
おおっ芳醇!しかし端正な佇まいといいますか、わずかな苦味を引き金にスマートかつシャープな酸味でパッとキレていきますね。
適度な酸味とドライさが抜群のキレを演出しています。
フルーティーなお酒が好きという方も、辛口党の方も納得できるいい落としどころのお酒という感じがしますね。
愛知のお酒『二兎』じゃないですけど、いいお酒は一見相反しそうな要素を高次元で兼ね備えているものです。流石のお手前です。
そんなわけで今回いただいた『墨廼江 特別純米酒 生詰 ひやおろし』、スマートな辛口ベースに品の良い柑橘のエッセンスが合わさった、上質な仕上がりのお酒でした。
個人的には軽く〆た鯖と合わせてみたいです。
次は新酒、新酒をぜひとも飲まなければ…!
それではまた。
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