こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
「玉旭といえば、ECHOES(エコーズ)。」酒母搾りによって実現した、甘酸っぱいキャッチーな味わいがSNSでバイラルヒットし、一躍その名を全国に轟かせました。『Kura Master 2024』においては、純米酒部門でプラチナ賞を受賞するなど、コンクールでも評価を確固たるものにしています。私自身も以前ブログでも紹介しましたが、あの個性が際立つ甘酸っぱさは、たしかに魅力的だよね。
でも、私はここで声を大にして言いたい。「玉旭は、ECHOだけじゃないぞ!」と。むしろ、それ以外のラインナップも年々着実に美味くなっているのが、今の玉旭酒造の凄いところなのだ。
今回は、そんな進化する玉旭の現在地を知るのに打ってつけの一本。『玉旭 WHITE 純米うすにごり 生酒』をご紹介します。
「玉旭ビギナー」にこそぜひ飲んでほしい、冬の定番
ECHOESのポップなラベルやキャッチーな味わいにより注目を集めましたが、元来『玉旭』は、王道の穏やか系食中酒を地で行く銘柄です。定番商品も美味しいんですけど、今回いただく『WHITE』は新酒のうすにごり。奇をてらわない実直さとモダンなセンスが融合した、まさに『玉旭』ビギナーの方におすすめしたい一本です。
| 原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
| 原料米 | 富山県産米 100% |
| 精米歩合 | 65% |
| 日本酒度 | +4 |
| 酸度 | 1.5 |
| アルコール分 | 16度 |
では、さっそくいただいてみましょう。
おりが絡んでいるので、十分に混ぜてからグラスに注ぎます。
香りは控えめでメロンやバナナ系の落ち着いたフルーツ香、食事の邪魔をしない、絶妙な距離感です。
口に含むと、新酒のうすにごり特有の微発泡感をアクセントに、さらっとした口当たりの甘みが膨らみます。味わいのボリュームはミディアムボディ。マスカットっぽい果実味も感じられますね。お米の甘みや旨味はしっかりあるのに、後味は驚くほどすっきりと切れていきます。フレッシュで軽快な酸味でドライに切っていく感じだね。
全体を通してサラッとした酒質。甘さ控えめ、ドライな印象で飲み飽きしません。まさに、食中ど真ん中の酒と言っていいでしょう。
以前の『玉旭』は、どこか個性が先行しているイメージもありましたが、この『WHITE』を飲むと、酒質としてのベースが年々洗練されているのを感じます。モダン系食中酒として、かなり優秀な部類じゃないでしょうか。
冬の時期の脂の乗った魚介と合わせると、本当に最高!このすっきりとした酸が綺麗に流してくれます。
おわりに
そんなわけで今回いただいた『玉旭 WHITE 純米うすにごり 生酒』、話題作『ECHOES』の影に隠れがちですが、実はこのお酒こそが、今の『玉旭』の実力と使い勝手の良さを象徴している気がします。
甘酸っぱい個性派もいいけれど、日々の食卓に寄り添ってくれるのは、やっぱりこういうお酒なのさ。玉旭は初めてという方にこそ、まずこの『WHITE』から入ってみてほしいですね。
それで気に入ったら『BLACK』や『DESPERADO(デスペラード)』を試してみるといい。熟成酒が好みなら『山吹』も悪くない。『玉旭』沼はなかなかに深いものがあります。
それではまた。
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