しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

鶴見『washoku-ya とっくり』駅近でリーズナブルに旬の魚介を楽しめるお店を発見!今冬初のトラフグ鍋をいただきました。

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こんにちは、しーたかです。

今回は、先日の横浜ベイブルーイングの工場稼働1周年イベントが終わってからの話。

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クラフトビールを飲みまくったあと、まだ少し飲み足りないなということで河岸を替えて鶴見駅へ。

鶴見駅は川崎と横浜の中間あたりのエリア。私の家からは電車で約20分と遠くはありませんが、特にこれといった用事がないのでなかなか降りない駅です。

そんな私が鶴見駅に降りるのは3ヶ月に1度のペースで『遠州屋』さんという目当ての酒屋さんに伺うときぐらいだろうか。

かなり脱線しそうなのでここではあまり深くは触れませんが、『遠州屋』さんは有名無名にとらわれない独自の地酒セレクトが素晴らしく、日本酒の自家熟成にも積極的なお店だ。
あけすけに、しかし芯のあるブレない語り口で日本酒業界を表と裏を熱弁する店主のファンは多いんじゃないだろうか(もちろん私もその一人ね)?

とにかく、鶴見には酒好きなら一度は足を運んでみるべき酒屋があって、そのご縁で鶴見という土地にはなにか親しみを感じている。お酒好きの皆さまならきっとわかってくれると思いますけど、いい酒屋さんがある町って無条件で好きになっちゃうんですよね。

これからは鶴見エリアの飲食店も少しずつ開拓していこう。そんなつもりでやって来たのがこちらの『washoku-ya とっくり』さんです。
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鶴見駅から徒歩3分。このあたりはあまり土地勘がないので食べログを見て目星をつけてやってきました。

駅からかなり歩いてすぐのところにこんな隠れ家的なお店があったんですね~。

看板を見ると冬の味覚がこれでもかと目白押し!えっトラフグ鍋が1人前1680円ってかなり安いな…!
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他の魚介類もなかなか手頃なお値段ですな。入ってみましょう。

お店に入ると先客はまだいない様子。
といっても入店したのは17時台なのでそんなものか。テーブル席とカウンターで30名も入れば満席になりそうなお店だ。

奥のボックスタイプのテーブル席に案内していただきました。

オススメのメニューはこんな感じ。やはり大特価トラフグの圧倒的存在感よ…。トラフグ以外も魚介類を中心にそそるメニューが多いですね。
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レギュラーメニューも鶴見価格(?)なのか600円前後の料理が多く非常にリーズナブルですね。クソッ…頼みたいものが多すぎて困るやつだ!
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お通しは3種類の小鉢。たしかこれで400円だったと思う。色々食べられてお得感ありますね。
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アルコールのメニューはビールやサワーといったスタンダードな居酒屋メニューに加えてワインや本格焼酎、日本酒などなど。

焼酎については門外漢なのであまりわからないですが、ザッと見たところツボを得たセレクトのように思いますね。

日本酒は福井県の『黒龍』や『伝心』、新潟県の『麒麟山』『菊水』『緑(緑川)』、石川県の『天狗舞』、長野県の『明鏡止水』といった北信越勢や、秋田県の『天の戸』、山形県の『出羽桜』『上喜元』といった東北勢などなど。全体的に東よりの酒が多いですね。

品揃えを見る限り、近所の遠州屋さんのお酒でガッチリ固めているというわけではないようです。

日本酒マニアが唸るラインナップってわけではないけど、これだけ揃えてくれれば普通の居酒屋としては十分。

外でクラフトビールを飲んでいたせいか、身体が冷えきってしまったのでまずは新潟県の『高千代』を熱燗でいただきます。

 

熱燗をついーっと飲っているとまずはお造りの盛り合わせが上がりました。ほうほう、なかなかいいビジュアルです。この日はブリ、マグロ、鯖、タコ、平目で計10貫。
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ネタはどれも上々。ブリは腹トロの部分を気前よく盛り込んでくれています。これが旨味が乗って、甘くておいしい。これで1280円でいいんですかね?(笑)

刺身を食べ終えようかというタイミングで、お目当てのトラフグ鍋(2人前)の登場です!
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これまたいい盛りっぷりですなぁー!よそで食べたらいったいおいくらするんでしょうね…(白目

この冬初めていただくフグ鍋とあって、無心になってしゃぶりついてしまいました(笑)フグの身の淡白な味わいに合わせる日本酒は最良のソース!日本人に生まれてよかったって思いますよね。

しっかりお鍋の雑炊までいただいてこれでお会計…にするつもりだったのに、気になるメニューがあって思わず頼んでしまった!こちらは『タイ風黒豚の潮煮』です。f:id:sakearchive:20171211104851j:image
「タイ風の潮煮ってなんだー!?」

オーソドックスなメニュー構成のなかで1品だけ異質なメニューを発見。まぁ頼んでみたくなりますよね(笑)

どうもレモンを一緒に煮込んでいるようで爽やかな酸味がなかなか癖になります。やや塩味のアタリがキツいかな?と思ったけど、まぁ酒飲んでるしこんなものなのかな?

揚げたジャガイモの存在感と、香草の香りもいいアクセントで独創的な一品でしたね。

おわりに

急遽気まぐれで訪れた『washoku-ya とっくり』さん、良質な魚介類をとことんリーズナブルに食べられるナイスなお店でした!

今回は2名で日本酒を4合ほど、それに刺身、トラフグ鍋、煮物などなどいただいて会計が10000円ジャスト程度なのでこれはもう破格としかいいようがありません…!まぁしかし冷静に考えてトラフグがいつ来てもこの価格ってことはないでしょう。

それでも私の行動エリアの関内駅~横浜駅辺りの相場と比べると、他の魚介類メニューも2割程度安く感じますから、鶴見民がうらやましい限り!

鶴見周辺で魚が食べたいときはファーストチョイスになりそうな予感。

また気が向いたときに寄ってみようと思います。

それではまた。

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