こんにちは、しーたかです。
今回は京都遠征ハシゴ編の最終章。河原町で『焼鳥 熾(おこし) 』『たつみ』、『すいば』とハシゴして次は4軒目。
この辺りは徒歩1~2分圏内にお店が密集しているので、ついつい酒場ホッピングが進んでしまいます。
というわけで、京都・河原町『YonaYona (よなよな)』にやってきました
せっかくの京都の夜。ラスト1軒どっか行くか!なんて思いながら辺りをうろうろしていた時に見つけたのがこちらのお店。
「このお店、繁盛してるなー」なんて思いながら外から店内をじろじろ見ていたら、ん?中から店主の方がチョイチョイと手招きしています(笑)
「あと2、3分で席空くから!すぐ空くからちょっとだけ待ってて!」と、いかにも人懐こそうな笑顔の兄さん。どうやら一人でお店を切り盛りしているようだ。
笑顔でそんなことを言われると入らざるを得ないですよね。でも何のお店なんだろう?
待っている間に看板を見てみると「元漁師料理の~」とあります。さっきの兄さんは元漁師なのか!
営業時間は17時からなのか18時からなのか、すごいアバウト(笑)
閉店時間は深夜の2時というと、この辺のお店にしては遅くまで開いてるんですね。京都のお店は閉まるのホント早いからなー。観光客相手にしてると自然とそうなるのかな。
え、こんな何も置いてなさそうな小さいお店(失礼)でこんな美味しい魚介類が食べられるの?『YonaYona (よなよな)』、飲んべえが集まる理由がわかるいいお店でした。
店主の手招きから待つこと数分。時刻は23時を回ったころだろうか。先客がお帰りになられたので、早速店内にお邪魔します!
入ってみると、やはりこじんまりしたお店だ。カウンター席は7人ぐらいで定員といったころだろうか。
一人暮らしの部屋のロフトのハシゴのように急な階段を昇った2階にも席があるらしい。おそらくは10人も入ればギュウギュウなんだろうな。
そんなことを考えていると「お待たせしましたね!今日は何軒目なんですか?」と先ほどのナイスな笑顔の店主。藤川球児をちょいイケメンにした感じの方だ。
「実は4軒目なんですよー。観光で横浜から来ました」なんて他愛もない話をしながら、グレンリベットのハイボールをいただきます。
どうやらこちらのお店では、ハイボールのスタンダードはグレンリベットらしい。
角でもデュワーズでもなく、グレンリベット。なぜそのチョイスなのか聞くのを忘れてしまったけどいいシンプルでいいウイスキーですよね。
「せっかくだからなんかつまんでいきます?うち魚介は自信ありますよ」
『YonaYona (よなよな)』に至るまでの3軒でさんざん食べたせいで満腹が近づいていましたが、せっかくなのでおまかせで色々いただくことにします。
そんなわけで即席のショートコースを組んでいただきました。こちらは『アオリイカの刺身』
まさかこんなカフェみたいな外観のお店でアオリイカの刺身を食べられるとは思いませんでした。ねとりとしながらもコリッといい食感。
実は刺身の前に生牡蠣もいただいたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
真ガキにしては珍しく天然モノとのことでしたねー。食べ終わったあとの殼だけ刺身の写真に写り込んでますw
どんどんお客さんを巻き込む店主の軽妙なトークに酒が進む進む。
あと、ノリのいいアパレル女子2人組が可愛くて眼福の極み。たまに話しかけてくれるところに優しさを感じます。
こんな可愛い常連さんがいるお店なら毎晩通うんだがなー。京都最高かよ…。
ラストにいただいたのは『コッペ蟹』!めっちゃうまそうーー
私が住む関東の方では、セイコ蟹や香箱蟹(こうばこがに)と言った方が一般的でしょうか?禁漁期間の関係で11月~12月ころしか捕れないメスのズワイガニですね。
身や味噌も美味しいんですけど、外子と言われる卵の部分がまた絶品なんですよね。
『YonaYona (よなよな)』さんでは事前にボイルしたものを、その場で時間をかけて丁寧に剥いてくれるのであとは食べるだけ!
しかも脚の部分ってこんなに綺麗に剥けるもんなんですね。これはすごい。
「こんな綺麗に剥いてくださってありがとうございます」と伝えると、最高のビッグスマイルでドヤ顔いただきました(笑)
蟹もおいしくいただいたところで、時計を見ると過ぎてく零時。飲み過ぎてクレイジーになる前にお会計(↗↘)をいただきます。
というわけで京都・河原町『YonaYona (よなよな)』フラッと立ち寄ったお店がまたまた当たりで上機嫌でホテルに戻りました。
京都に来たらまた寄りたいですね。遅くまでやっているし、また3軒目か4軒目あたりにでも行くとしましょう。
それではまた。
京都でオススメのお店をまとめました。徐々に増やしていきます。