しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

広島県『華鳩(はなはと) 貴醸酒の生にごり酒』貴醸酒のパイオニアが造る渾身のにごり酒!時代に媚びない信念を感じます…!

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こんにちは、しーたかです。

今回はちょっと変わりダネで、極甘口のにごり酒を晩酌にいただきましたー!

それがコチラ『華鳩 貴醸酒の生にごり酒』です。f:id:sakearchive:20170512164010j:image
写真ではわかりづらいですが、ドロンドロンに濁ってます。一般的な酒蔵のスケジュールでは、新酒の季節に発売されることの多いにごり酒、今回いただいた華鳩も新酒の季節に発売された生酒タイプですね。

『華鳩』という銘柄、ちょくちょく聞く機会はあったのですが、なかなか飲む機会がなく、実は今回が初飲みです。

『華鳩』は広島県呉市の榎酒造で作られているお酒で、最近ではdancyuの2017年3月号や、penのNO.423 「ソムリエが選ぶ、おいしい日本酒。」特集で紹介されていましたね。

『華鳩』といえば、醸造の過程で水の代わりに酒を使って仕込む貴醸酒で名を馳せた銘柄。貴醸酒は水の代わりに酒を入れて仕込むわけですから、普通の日本酒では考えられないぐらい濃醇でリッチな甘みのあるお酒に仕上がります。『華鳩』以外では、『八海山』や満寿泉』笑四季』来福』といった銘柄が、この貴醸酒仕込みにトライしていますね。

最近でこそちょくちょく目にする貴醸酒ですが、開発された当初(1974年)から本腰を入れて取り組み始めたのは『華鳩』の榎酒造だけだったとか。

当時は安価な普通酒がまだまだ売れていた時期ですし、ちょうどこの辺の時期から淡麗辛口タイプの新潟清酒ブームに世間が沸き出したことを考えると、かなりの冒険だったのではないかと思います。よほどの信念がないと出来ないことですよね。

『華鳩 貴醸酒の生にごり酒』にごり酒にこれ以上何を求めるというのか?ここ数年で飲んだにごり酒の中ではベストバイな1本でした

さて飲んでみましょう。
f:id:sakearchive:20170512164027j:imageラベルには噴き出す可能性がある旨の注意書きが添えられています。念のため冷蔵庫でよく冷やして、慎重に栓を緩めます…。

「ジュワッ…」っと微かにガスの漏れる音がしますが、かなりイージーに開栓できました。榎酒造HPの商品説明によると、今年は昨年よりおとなしい発泡で、濃厚で甘口に仕上がったとのことです。

グラスに注ぐとにごり酒らしくトロリとした質感。かなーり控えめですが、8:2ぐらいの比率でバナナとメロンが穏やかに香ります。ヨーグルトのような乳酸系の香りも奥に感じられますね。香りにはほんのわずかにアルコール感も混じっているためか、ウイスキーで言うところのエステリーのようなニュアンス。単にフルーティーな香りってだけじゃないのがいいですね~!

口に含むと、生酒らしいピリッとした刺激とともに豊かな甘みとまろやかな酸味が口にフワーっと広がります。貴醸酒のにごり酒ということで、やはりかなり甘め。それでもほどよい酸とピリシュワ感の賜物でゴクゴク飲めてしまいます。

もっと振り切った酒なのかなーと思っていましたけど、飲めば飲むほどバランスの秀逸さが際立ちますね。芯のある味わいで、後味に一瞬の煌めき。

いやーこれはウマイ。ここ数年で飲んだにごり酒の中では間違いなくベストバイ。今まで飲んでなかったのが悔やまれますね…。

というわけで、もし飲んだことがない方は今すぐの購入をオススメします。私もあと2本ぐらい買って、1本は自家熟成させてみようかなと思います。

それではまた。

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