こんにちは、しーたかです。
本日も新酒の時期にいただいたお酒の紹介です。今回のお酒は『竹鶴 初しぼり 純米吟醸 生』。
広島県竹原市の竹鶴酒造のお酒です。
竹鶴酒造といえば、以前朝ドラの『マッサン』でも話題になった、ニッカウイスキーの創業者・竹鶴政孝氏のご実家です。
- 料理と合わせておいしい
- お燗しておいしい
- 熟成させておいしい
を醸訓に骨太な酒を醸す酒蔵さんです。
「日本にも本物のウイスキーを」そんな熱いパッションで本場同様のウイスキーを世に広めた竹鶴氏の実家もまた、心にずんと響く骨太なお酒を造る酒蔵なんですね。
さて、今回いただく『竹鶴 初しぼり 純米吟醸 生』は竹鶴では珍しい季節限定の生酒タイプのお酒です。
『車坂 純米酒おりがらみ 生酒』や『すっぴん るみ子の酒 6号酵母 特別純米 無濾過生原酒』をいただいた時もそうだったのですが「熟成が基本路線の銘柄を、新酒の時期に積極的に飲んでみる」というテーマをもって購入した次第です。
『竹鶴 初しぼり 純米吟醸 生』個人的にはやはり火入れの方が落ち着いていて好きかも?ポテンシャルの高さはしっかり感じる1本です。
『竹鶴 初しぼり 純米吟醸 生』の詳細情報はこちら
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 広島県産 八反 100% |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | +11.5 |
酸度 | 2.7 |
アルコール分 | 16.5 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、シナモンやバナナを連想させる香りがします。
新酒らしい青々しい香りもあるんですけど、よりトロッとした粘度を感じさせるニュアンスがありませすね…何と表現したらいいのかわかりませんが(笑)
口に含むと、やや粉っぽい甘み。その後に遅れて下からこみ上げてくるようなオイリーで力強い旨みがなんと頼もしいことか!
フレッシュで若々しいが穏やかで比較的滑らかさもある。少なくとも荒々しい感じではありません。
目の詰まったエキス感やハリのある液感もちゃんとあって、個人的に好きな要素をそれなりに満たしてくれますね~。
しかし、ボディの重さゆえなのか、なかなか杯が進まない!(笑)しっかりつまみを食べながらでないとほとんど進行していきません。
ブログを開設してここ数年で私がオッサン舌になってしまったことを差し引いても、わりと少量で飲み疲れるなぁという印象です。
逆に言えば少量で満足できるので家計と肝臓には優しいかもしれません(笑)
全然悪くないし、比べるのはナンセンスだと思いますが、個人的には秘傳(ひでん)の方が断然好みかなー?やっぱり寝かせてナンボな酒ではありますね。
それではまた。
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