こんにちは、しーたかです。
本日のお酒はこちら 『すっぴん るみ子の酒 6号酵母 特別純米 無濾過生原酒』です。
三重県伊賀市の森喜酒造場のお酒です。清々しい笑顔の女性のラベルは、ご存じ『夏子の酒』の著者・尾瀬あきら氏によるイラストです。
この酒蔵さんの主力商品の『るみ子の酒』『妙(たえ)の華』は両銘柄ともにお燗で映えるしっかりした旨みのあるお酒という印象が強いですね~。
平成11年から全量純米造りを続けているこだわりが酒質にそのまま映し出されているのでしょう!
さて、今回いただく『すっぴん るみ子の酒 6号酵母 特別純米 無濾過生原酒』は新酒の時期に出荷されるしぼりたてのお酒です。
無濾過、無炭素、無添加、無加水の搾ったまんまの純米酒なので「すっぴん」というネーミングだそうです。言い回しが上手いですね。
『すっぴん るみ子の酒 6号酵母 特別純米 無濾過生原酒』開けたてはやや固めですが、時間をかけて楽しめば微笑みかけてくれます!
『すっぴん るみ子の酒 6号酵母 特別純米 無濾過生原酒』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 麹米:徳島県産 山田錦 掛米:広島県産 八反錦 |
精米歩合 | 60% |
酵母 | 協会601号 |
日本酒度 | +8 |
酸度 | 1.7 |
アミノ酸 | 0.9 |
アルコール分 | 18% |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、かなり控えめにクリームやオレンジやレモンのような柑橘の香りがします。
口に含むと、グッと押し込んでくるようなやや厚みのあるアタック。目のつまった凝縮感のある甘みを感じます。
甘みを感じるのは一瞬で、力強くもクリーンな旨味にやや強めの酸味が混じってググッとキレていきます。わりと典型的な旨辛タイプの生原酒ですね~。
開栓仕立てのときはまだ固さもあってか焼酎を彷彿とさせるようなガツンとくるキレがありましたが、数日経ってからの方が角が取れて程よく丸い味わいが楽しめます。
時間をかけてゆっくり楽しむと面白いですね。生原酒ですが、燗もオッケー!熟成もオッケー!な雰囲気を感じとりました(どっちも実際にはやってないけど間違いないはず…)。
そんなわけで今回いただいた『すっぴん るみ子の酒 6号酵母 特別純米 無濾過生原酒』、ラベルの見た目で惑わされますが、しっかりと米の旨みの感じられる本格派のお酒でした!
料理との相性で言えば、お肉料理にも脂の乗った魚にもどちらでもイケる酒です。
揚げ物なんかもよさそうですね。逆に言えば、平目の薄造りのような繊細な味の料理にはあまり合わないかも?
シチュエーションさえ間違えなければ、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる食中酒です。るみ子の酒はすっぴんでも最高でした!
【追記】楽天を覗いていたら26BYの『すっぴん るみ子の酒』を発見しました!うわーちょっと飲んでみたいかも(笑)
それではまた。
三重県のお酒はまだまだ開拓不足…。以前はこんなお酒をブログで紹介しました。こちらもぜひどうぞ↓