こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『すし冨』にお邪魔しました。
横浜市営地下鉄ブルーラインの蒔田駅から徒歩2分。住宅街に差し掛かる一角のお寿司屋さんです。いかにも寿司屋らしいさっぱりとした外観に惹かれて入店。店内も明るく清潔感があっていいですね。この日はレの字型(?)のカウンター席に運良く滑り込めました。
お通しは『蛍烏賊の酢味噌掛け』。
訪れたのは桜が満開のころでした。お通しで旬の食材を提供してくれる店はだいたいいい店であることが多いです。身がパンパンに張って旨い。
まずは『刺身の盛り合わせ』からいただきます。わぁー金目鯛の発色のいいこと!
メニューを見て5種盛りを注文したところ、「2名なので種類を増やしました」とありがたいご提案。ネタはどれも旨みに富んで素晴らしい。カンパチ、平目の昆布締めが、出色の出来です。見た目以上にやってくれます。これだけで4合は飲める。
そうそう、日本酒はほとんどの銘柄が220mlの徳利で1,000円均一と、かなりリーズナブルな価格設定です。この日は墨廼江、田酒、黒龍、水尾、紀土、廣戸川など10種類ほど、様々な寿司ネタに合わせられる捨て球なしなラインナップがいいですよね。
酒のおともに『あん肝』。
臭みはなくなめらかな舌触りが印象的です。けっこう盛りがよく、終盤まで箸休め的にちびちびいただきました。
こちらは『ナメタカレイの煮付け』。
煮付けはのどぐろもありましたが、値段が読めないため日和ってやめておきました(笑)はじめてのお店はこういう庶民的な魚でいいんですよ。それにしても艶、照りがいい。芯を食った深い甘みで煮魚を食べている実感にあふれる一皿です。この味で1,000円はかなりお値打ちでしょう。
こちらは『握り寿司 松』。たしか3,300円ぐらいでした。10貫+αまでついて充実の内容です!
この日はとくに赤貝と鮪が気に入りました。鮪は和歌山から生の本鮪。まん延防止措置期間だったこともあり、本鮪については相当いいネタが入っていたそうです。たしかに絶品。裏を返せば、まん防が明ければ…ということですが、この店ならガクッと落ちることはなさそうですね。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『すし冨』、住宅街の気軽な寿司屋としては申し分のない質の料理が堪能できるお店でした。
この日の会計は2名で14,000円ほど。その辺の居酒屋に毛が生えた程度の値段で、しっかり美味しい寿司が堪能できるのはありがたいですよね~。
ただ今回は寿司をおまかせにした結果ですので、単品で好きに飲み食いしたい方は1人10,000円以上で見積もっておいた方がいいでしょう。
ちなみに支払いは現金のみ。カードや電子マネー類は使えません。
ブルーライン沿線在住の方ならかなりオススメ。数駅ならわざわざ地下鉄で移動しても十二分にお釣りがくるクオリティの高さです。
それではまた
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