こんにちは、しーたかです。
今回は用事があって普段行かない弘明寺へ。
弘明寺といえば、横浜駅や上大岡駅といった繁華街の谷間の下町情緒溢れるエリア。あまり訪れる機会はありませんが、この辺りの雰囲気はけっこう好きなんですよね。
商店街もそこそこ賑わっていますし、何より日本酒好きには『ほまれや酒店』がある。なかなか面白い品揃えの酒屋さんなので行ったことない方は行ってみるといいですよ。
私にとっては『ほまれや酒店』があるだけでも弘明寺を訪れる理由になるのですが、今回はまたひとつ、わざわざこの地に足を運ぶ理由になるお店をみつけました。
そんなわけで今回やってきたのは『いなせ寿司 弘明寺店』です。
ブルーライン(横浜市営地下鉄)の弘明寺駅を降りて徒歩1分。弘明寺商店街の入り口脇にあるお寿司屋さんです。
「構えず入ってきなさい、さぁ!」と言わんばかりのいかにも大衆店らしい店構えに安心感を覚えます。
この辺りはあまり来ないので知りませんでしたが、界隈ではけっこう有名なお店なんですってね。徒歩圏内には六ツ川店、少し離れると本牧の方にも姉妹店があります。
気取らない店構えに回転寿司並みの低価格で明朗会計という、いかにも下町のお寿司屋さんといった営業スタイルが仕事終わりのサラリーマンと地元住民のハートをグッと掴んでいるんでしょうね。
『いなせ寿司』初訪問。特上にぎりがお得のようですが、今回はあえてお好みで。腹パンパンになるまで堪能させていただきました!
店内は8席ほどのカウンター席と奥にテーブル席が3つ。20人は入らないぐらいのちょうどいいサイズですね。
平日の21時近くということもあって、お客さんは私の他に2組だけでした。
メニューをざっと見て目を引くのは握りのセットメニューの安さです!値段が一番高い『特上にぎり』でさえ1600円(!)というハチャメチャな価格設定ですから、素直に行くなら当然『特上にぎり』一択でしょう。
しかし、この日は好きなものを重点的に食べたい気分だったのお好みでいただくことにしました。
まずは『真鯛』と『アジ』から。単品で注文する場合は基本的に一皿2貫ずつの提供で、一皿の価格は大体150円~400円程度です。
この価格帯のお店ですのでネタは全体的に特別絶品というわけではありませんが「これこれ、こういうのでいいんだよ」といった押さえるべきところはきちっと押さえてくれる安心感がありますね。
『ヤリイカ』は塩でいただくのがオススメとのこと。青いのは香り付けの柚子ですかね。
『中トロ』と『シマアジ』。シマアジは若干不格好ですが味はよかったです。
一杯目にいただいた生ビールが終わったところでそろそろ日本酒を。日本酒のメニューは『吉乃川(500円)』と『獺祭(800円)』と日替わりの『本日の地酒(600円)』の3種類とそれほど多くはありません。
ためしに板前さんに『本日の地酒』を尋ねてみると、返ってきた答えはまさかの京都府・羽田酒造の『脱兎』の生酒でした。おぉっ!予想の斜め上を行くセレクト(笑)前述のほまれや酒店が噛んでいるんですかね?聞いてみればよかったか。
せっかくなので『脱兎』をいただきつつ、次は『穴子』をいただきます。
ラストは気になっていた『銀鱈の炙り』をいただきました。寿司で銀鱈!珍しいですよね。
左はポン酢と薬味で、右は塩で用意してくださいました。脂ノリノリかつ口溶けのよさが問答無用でウマイです。
余談ですが、銀鱈という魚のほとんどは外国からの輸入モノで、なおかつ頭や内蔵を取り除いたセミドレスと呼ばれる状態で出回っているそうです。
そういえば馴染みの居酒屋さんの若大将も「頭付きの銀鱈って図鑑でしかみたことないんですよー。いつか見てみたいんですよね。」なんておっしゃっていたなぁ。
丸のまんまの国産銀鱈は男のロマン!なのかもしれません。
おわりに
というわけで今回お邪魔した『いなせ寿司 弘明寺店』、美味しいお寿司を気軽にいただける下町ならではの良店でした。
この日のお会計は1人4300円。生ビールと日本酒をコップで1杯、それに腹がはち切れんほどにお寿司を食べて(写真以外にもいろいろいただきました)このお値段なので相当リーズナブルですよ。
家の近所にあったらヘビーに入り浸ってしまいそうです…。ある意味地元になくてよかったかも?(笑)
ちなみに六ツ川店の方はお寿司以外にもボリューム満点のちゃんこ鍋が人気のようです。機会があればグループで利用してみたいですね。
それではまた。
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