こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
はい、今回も新酒の記事でーす。ここ1ヶ月以上新酒の記事をずっと上げ続けていて、書いている自分でも食傷気味になりつつありますが(笑)、この時期しか当たれないからしょうがないやね。
てことで、本日のお酒は新潟県上越市・妙高酒造の『妙高山 純米吟醸 滓がらみ生原酒』です。
妙高酒造といえば、「にいがたの名工」や「全技連マスター」の認定を受けた名杜氏・平田正行氏が活躍されていたことで有名です。私も妙高山は昔よく飲みましたけど、平田氏が自ら栽培した五百万石で醸した特別純米酒(現在は純米吟醸として販売されている)は、米の旨みと爽やかなキレを両立させた味わいで素晴らしいものでした。間違いなく蔵のベストセラーでしょう。
平田氏は現場の第一線から退き、2025年からは長田一郎氏が杜氏に就任。蔵の歴史と味を継承していきます。この辺の経緯については妙高酒造さんのnoteに詳細がありますので載せておきます。それはそうと、妙高酒造さん、noteやってたんだ…(チェックしなきゃ…)
『妙高山 純米吟醸 滓がらみ生原酒』の味わいは?
『妙高山 純米吟醸 滓がらみ生原酒』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。公式HPに詳しいデータが載ってました。
| 原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
| 原料米 | 新潟県産こしいぶき 100% |
| 精米歩合 | 60% |
| 日本酒度 | −4 |
| 酸度 | 2.0 |
| アルコール分 | 17.7% |
グラスに注ぐと、まず立ち上がるのはメロンや若い瓜系のフレッシュで爽やかな香り。
注意して嗅いでみると、背後に若干のキウイ、そしてバナナのような甘いニュアンスも感じられます。
搾りたてならではのジューシーさと、滓から溶け出る官能的な甘みを連想させる非常に魅力的なアロマです。
口に含んだ瞬間、チリチリとした微かなガス感が心地よく舌を刺激します。味わいは、ミディアムからフルボディにかけてのしっかりとした甘旨み。滓が絡んでいることで、味わいにぐっと厚みと円やかさが加わっています。
スペック上は純米吟醸ですが、実際に飲んだ私の感覚としては、むしろ特別純米ぐらいの力強さと無骨さがあるように感じました。
苦味もやや強めに出ており、それが味わいを引き締め、食中酒としての輪郭をくっきりさせています。全体的な味わいのおおらかさは、飯米であるこしいぶきを原料米としてチョイスしたことによるものなのかもしれないね。
このお酒の何よりの魅力は、新酒の無垢で素直な味わいが存分に楽しめるところにあります。
洗練されすぎない、生命力に満ちたそのキャラクターに触れていると、「これはやっぱり、現地の空気の中で飲みたいよなぁ」という思いが強く湧き上がってきます。
おわりに
そんなわけで今回いただいた『妙高山 純米吟醸 滓がらみ生原酒』、720ミリリットルで1,595円(税込/2026年1月現在)という手頃な価格ながら、そのインパクトと満足感は抜群です。まさにコスパに優れた冬の定番といえるでしょう。これは居酒屋でじゃぶじゃぶ飲みたいし、家でもしっぽりやりたい。
魚介はもちろん、パンチのある肉料理にも負けないパワーがあります。魚や豚肉の酒粕漬けとか合わせても良さそう。旨かったです。今度は同蔵の『越乃雪月花』も久々にやりたいな。
それではまた。
新潟県でも上越エリアは、個性的なお酒が多くて個人的に注目しております。上越を代表する銘酒『鮎正宗』や『越の白鳥』の記事はこちら↓