こんにちは、しーたかです。
ひさびさにイセザキモール裏の『徳丸商店』でお酒を物色してきました。
私の活動エリアの横浜市の中区~南区は日本酒をウリにしている酒販店が多く、激戦区の様相を呈しています。
激戦区とはいってもある程度「棲み分け」されているようで、扱っている銘柄があまり被らないように苦慮されている印象があります。結果としてどの酒屋さんも独自のカラーを感じられるので消費者としては嬉しいことです。
今回の戦利品のひとつがコチラ『車坂 純米酒おりがらみ 生酒』です。
和歌山県岩出市の吉村秀雄商店のお酒です。『車坂』は個人的に家飲みでは初ですかね。
「上り坂を歩むような力強さに、下り坂を駆け下りるような爽快感を」をコンセプトに比較的濃醇な味わいのお酒を造られている酒蔵さんです。
長期熟成に耐えうるフルボディのお酒造りに定評がありまして、『車坂』の看板商品のひとつ『THE OLD TIMES』は熟成酒ファンでなくとも一度は飲んでおきたい逸品です。何しろ杜氏さんはあの農口尚彦氏に師事していた方ですからね!
さて、自分としては熟成させてウマイお酒というイメージの強い『車坂』ですが、「そういえば新酒は飲んだことないかも?」と言うことで今回新酒のおりがらみを急遽購入するに至りました。楽しみにいただくことにします!
『車坂 純米酒おりがらみ 生酒』車坂は新酒もなかなかイケます。なんとなくこれの「中取り」も飲んでみたいような…?
『車坂 純米酒おりがらみ 生酒』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 和歌山県産 玉栄 100% |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 17.5度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると お餅やニッキを連想させる甘い香り。ややバナナやハーブのような香りも感じられます。
口に含むと、細かいおりが粉っぽくも滑らかな甘みを演出します。やはりバナナや餅のようなふっくらした甘さです。
一瞬、先日いただいた『射美(いび) 純米吟醸酒 槽場無濾過生原酒』を連想させる甘みを感じましたが、流石にあそこまでは濃厚ではないです(笑)ほどよいアタックですね。
比較的プレーンな味ですがうっすらリンゴ、やや木っぽいニュアンスもあります。
乳酸飲料チックな柔らかくも爽やかな酸味が特徴ですね。酸苦渋がまとめあげる後味はややドライな印象です。
味のボリュームとしてはフルボディよりのミディアム程度ですかね。きちんと個性が感じられるお酒でした。
ちなみにこちらのお酒はいろいろ事情があって開栓してから1ヶ月ほど放置してしまいました。
おそるおそる味をみると、甘みがややのっぺりとしてしまったかな…という印象です。完全に自業自得…!
開栓2~3日目がピークで1週間以内に飲みきるのがいいのかな。ごちそうさまでした。
それではまた。
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