しーたかです。関東地方はようやく冬らしい寒さになってきました。
今回紹介するのは石川県白山市・小堀酒造さんの『萬歳楽 山廃純米 あらばしり』!
白山市の鶴来駅から徒歩圏内。あと、あの菊姫合資会社とご近所さんであります。
縁起のよい名前でよいですね( ̄ー ̄)
家修という男
忘れてはいけないのが、萬歳楽といえば能登杜氏の家修(いえ おさむ)氏が醸しているということだ。
家修氏はジャーニーマンである。
というのも、黒龍酒造さん、白岳仙の安本酒造さん、喜楽長の喜多酒造さんで杜氏を歴任している。
そして還暦を迎えた後に、26BYから小堀酒造さんで杜氏として石川県にUターンされてきたのです。
かなりの腕利きだけに引く手あまたなのでしょうね。
そして還暦を迎えた後に、26BYから小堀酒造さんで杜氏として石川県にUターンされてきたのです。
黒龍酒造退職以降は短期間で移籍を繰り返しているので、酒を作るということ以上に、コンサルタントやディレクターといった意味合いでも期待されているのかな、と個人的には思っています。
余談ですが、、ワインの世界にはワインコンサルタントという職業があります。
簡単にいえば、『売れるワインの造り方』を生産者に指導するという生業です。
これに似たもので、近い将来、日本酒業界にも日本酒(SAKE)コンサルタントなるものがどんどん増えていく予感がします。それも主に海外で。
実際、海外で日本酒ブームの機運が高まっていますからね。日本国外で清酒を造りたいという企業もこれからどんどん増えるでしょう。
日本酒コンサルタントが世界を飛び回る日は近いよ、きっと。
日本国内で蓄積されたノウハウを海外に輸出する。
日本国内で蓄積されたノウハウを海外に輸出する。
旨い清酒を造る海外の蔵が増えれば、相対的に日本酒(ここでは日本国内で作られた清酒を指す)の価値も向上するでしょう。
海外のSAKEインフラが今以上に整ったらさぞかし楽しいことになりますよ。
美味しい日本酒(清酒)が、世界中どこでも、イージーに飲めるようになるといいなと切に願っています。
萬歳楽実飲!
やはり山廃・あらばしりということで、ぐいぐいえぐってくるような酸味が特徴的です。
キューっと小さく締まるような酸味というよりは、ズバッと大振りな酸味です。ハマる人はハマりそうな味。少し寝かせても面白いかも!
個人的には、ほぼ同時期に発売されている『萬歳楽極寒しぼりたて生原酒』のほうが好みですね。
このシリーズは五百万石と山田錦の二本立てになってます。どっちも飲みやすいし旨いのでオススメです。どこかで見かけたら是非飲んでみてください。
立春朝搾り
そういえば横浜駅のクイーンズ伊勢丹をぶらついていたら、萬歳楽の2016年度立春朝搾りの告知を見つけました!日本名門酒協会でも予約受付しているので気になる方はぜひ(^o^)