こんにちは、しーたかです。
2泊3日の金沢・富山旅行の最終日は、金沢のひがし茶屋街方面を訪れました。
こちらは浅野川大橋で撮った写真です。左にまっすぐ続く道が主計町茶屋街という昔ながらの町並みが残るエリアです。街の一軒一軒に風情があって見飽きることがありません。
せっかくなので昼食もこの辺りで取っていこう、出来れば一杯やれそうな店で(笑)
そんな感じでやってきたのがこちらの『オリエンタル・ブルーイング』。2016年に開業した金沢初のクラフトビールのお店です。
場所はひがし茶屋街と主計街茶屋街のちょうど間の辺り。モダンなファサードが特徴的です。ガラス張りで中の様子が見えるので一見でも入りやすいですね。
古い町屋を改装した店内は、シンプルながらに随所に木の温もりが感じられるナチュラルな空間です。
こんなオシャレな店内ですが、ビールはなんと自家醸造!出来立てのビールが飲めます。いわゆるブルーパブ(ブリュワリー + パブ)と言われる形態のお店ですね。
ビールの醸造施設はお店の奥にあり、ガラス張りになっているので席からでも見ることが出来ます。
こういうお店って日本ではまだまだ少ないのでインパクトありますよね~。
店内醸造のクラフトビールには『ゆず』や『加賀棒茶』といった金沢名物を使用。本格派のナポリピザも必食です。
こちらはドリンクのメニューです。
店内で醸造されているオリジナルのビールは基本的に1杯700円です。
樽生のビールは常時8タップ。自社のビール以外にゲストビールを3種類用意しているそうです。
ま、でもせっかくなら店内醸造のビールが飲みたいですよね!
オリジナルのビールは『湯涌ゆずエール』に『加賀棒茶のスタウト』など思わず注文したくなるような個性的なメニューが多いです。
普段それほどビールを飲まない人がクラフトビールの専門店に行くと「どれを注文したらいいんだろう…」と迷ってしまうことがしばしばあると思います。その点、こちらのお店は直感的に選べるのがいいですよね。味の想像がしやすいビールが多いのでなんとなくの気分で注文出来ます。
ちなみにフードのメニューはこちら。専門店顔負けのナポリピザが一押しらしい。
ピザ釜は薪で焼くタイプではないものの、薪で焼くのと同じ500度でサクッと焼ける電気式の釜を採用しています。
フードのメニューは、この他に本日のオススメが数種類あります。『牛スジのビール煮込み』なんてのもありました。サク飲み利用にも、しっかり食事利用にも、どちらのニーズ応えてくれます。
他にもどこか寄るかもしれないので一杯だけ『加賀棒茶のスタウト』を頂きます。
グラスはオリジナルのロゴ入り。和傘のロゴが実に金沢らしい。
ゴクリとやってみると、キメの細かい滑らかな味わい。ふわりとした棒茶の香りもまたよし。これは気に入った!関東方面でも飲めたりするのだろうか?
せっかくなので『マルゲリータ』もいただきました。
人はこれを無難なチョイスとは言わない。This is 王道ってやつです。
ピッツァはビジュアル的にも味的にもまずまずといったところ。さすがに専門店には及びませんが、なかなかいいセンいってると思います。耳の部分はカリっともっちり。ここに来たらマストで頼むべきメニューでしょう。
おわりに
そんな感じで『オリエンタル・ブルーイング 東山店』独自路線のクラフトビールとピッツァが楽しめる良店でした。
日曜の昼間に訪れたのですが、店内は私たちの他に1組しかいませんでした。昼飲み最高なのに、もったいない。
店内の奥、ガラス張りの向こうには醸造施設もあるので、ゆくゆくは観光の隠れた名所になりそうな予感もします。
ちなみに今回訪れた『オリエンタル・ブルーイング』は東山店以外には香林坊にも店舗があるそうです。そういえば宿泊したホテルから『酒と肴 猩猩(しょうじょう)』へ向かう途中にそれらしいお店を見かけたような?
金沢に来たらまた飲みに行こうと思います。
それではまた。
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