しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

日本酒はローカルな飲み物 各都道府県ごとに掘り下げろ!縛りプレイのススメ

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しーたかです。

 

前回の記事で、日本酒初心者から次の段階にステップアップしたい方向けの記事を書くと宣言したので、今回はその一発目!

十四代、飛露喜、獺祭などの流行ってそうな日本酒は口にしてみた。
プレミア日本酒ばかり追うのも芸がない、しかし他の日本酒は何を飲んだらいいかわからない。

 

そんな人はけっこう多いのではないかと思う。日本酒の楽しみ方は人それぞれでいいと思う。今回の記事でひとつスタイルを提案したい。

 

 

 

次は、特定の都道府県の酒を飲みまくろう。
端的に言ってしまえば『縛りプレイ』で日本酒を楽しんでみるということだ。

 

「これから2ヶ月ぐらいは秋田県の日本酒を中心に飲んでみよう。」
「今度旅行(出張)に行くから、京都の酒いろいろ飲むぞ!」

 

こんな具合に、地域単位で飲む酒を絞りこみます。
特定のエリアの酒に絞ってバーティカルに掘り下げていく。好奇心の赴くままにやってみよう。

 

【縛りプレイをするメリット】

 


①日本酒の味わいに関して、ひとつ基準となる軸ができる


蔵によって個性があるものの、ある程度都道府県毎に味わいの方向性があります。
理由はいろいろだが、地酒の味わいはその地方の食文化と密接に関係することが大きな理由でしょう。
都道府県ごとに日本酒を飲み比べていくとなにか『気づき』があるはず。
「自分はこの地方の酒が好きだ」「この地方はスッキリした酒が多いと言われているけど、実際そうでもないよな?」など自分なりの感想が生まれる。

 

こうした行程を繰り返すと、自分の味覚と世間一般の味覚のすりあわせができる。
自分なりの味覚のマップができていくはずだ。縛りプレイは自分の味覚マップをより正確なものにしてくれる。

 
 

 

②その地域の文化を知るきっかけになる


「この酒はどんなところで造られているのだろう?」「地元の人はどんな食事と合わせて飲んでいるのだろう?」
自分が飲む日本酒のバックグラウンドを知るともっと楽しめるはず。
好きなアーティストがいたら、その人は普段どんな生活を送っているか気になりますよね?それと同じです。

 

ちなみに私は石川県の日本酒にはまってから、北國新聞社の記事をちょくちょくチェックしています( ̄ー ̄)
北陸新幹線が開業したとはいえ、なかなか行く機会がありませんからね。旬な情報が入ってくるのはありがたいことです。

 

 

③その地域の酒に関しては、プロと同等に酒談義ができる(?)


特定の地域の日本酒を飲み続けると、その地域の酒に関しては知識のムラが少なくなる。
一部の地域の酒だけでも詳しくなっておくと、トクをすることがしばしばあります。

 

例えば飲食店。日本酒を多く取り扱っている店にはたいがい裏メニューがある。隠し酒というやつだ。
裏メニューや隠し酒は、常連さんや通なお客さん向けのものであることが多い。
希少価値の高い日本酒は、日頃お世話になっている常連さん、もしくは正しく理解してくれる人に提供したいと思うのが普通ですよね。
店員さんと会話をするなかで「とくにこの地方の酒に思い入れがあるんだ」と熱いメッセージを伝えておくと、なにか特別なものが入荷したときによくしてもらえる可能性は高くなります。
ちなみに私は菊姫の最高峰、菊理援(くくりひめ)を「貰い物だからどうぞ」とタダで試飲させていただいたことがあります。
プロの方と酒談義ができると、こうした扱いをしてもらえることもあります。 

 

どのエリアから攻めるか。まず自分の出身地、あとは酒蔵が多い県から攻めていく

 

なるほど、縛りプレイのメリットはよくわかった、じゃあオススメの都道府県はあるのか?

 

まず、自分の出身もしくはお住まいの都道府県の酒から攻めていくのがオススメです。
やはり自分の出身地の酒ぐらいは知っておいた方がよいでしょう。
私は神奈川在住なので、丹沢山、天青、いずみ橋あたりをよく飲みます。どれも辛口で気に入ってます。地元の酒は入手しやすいのも嬉しいポイントですね。

 

あとは、酒蔵の多い都道府県から攻めるのもアリでしょう。
商品数が多ければ手に入りやすいし、外で飲むときに遭遇しやすいですからね。
せっかくなので、個人的なオススメ都道府県を3つほどあげましょう

 
①新潟県

新潟県は『淡麗辛口』の酒が多いという。有り体にいえばその通りなのだが、芳醇な酒を造るところも多い。下越(新潟北部)はすっきりした酒が多く、上越は丸みを帯びた『淡麗旨口』と評される味の酒が多いです。地元産米を使用する意識も高く、意欲的な蔵は多い。

 
 
②長野県

新潟県に続き、これまた酒大国。やはり地域ごとに特徴があって縛りプレイにはもってこいのエリアです。諏訪や佐久あたりの酒は個性豊かで飲み甲斐がある。

 
③石川県

北陸新幹線開業により一躍脚光を浴びる全国屈指の酒どころ。
加賀の吟醸造り、能登の濃醇な酒。どちらも個性があってオススメできる。
特に能登で造られる日本酒はその風土を感じられるものが多い。
おおらかで何にも流されない佇まい、そんな酒が能登にはある。

 

 

あとがき

 
 

とまぁこんなところだろうか。流行りの酒をフォローするのもいいが、お気に入りのエリアを見つけてじっくり掘り下げるのも悪くない。日本酒の底知れぬ奥深さに気づくはずです。

 

ほかにも都道府県別縛りプレイについて書きたいことはいろいろありますが、今回はこれぐらいにしておきます。
アクセスがそれなりにあるようなら(ここ重要)、続編も考えましょう(笑)

 

それではまた!