しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

新潟県『shubonne(シュボンヌ) にごり 無濾過生原酒』猫のラベルが可愛い、酒母搾りのにごり酒です。

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こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。

今回は、新潟県糸魚川市に蔵を構える猪又酒造さんの『shubonne(シュボンヌ) にごり 無濾過生原酒』をいただきました。f:id:sakearchive:20250419173914j:image猪又酒造は「月不見の池(つきみずのいけ)」の銘柄で知られる蔵ですが、ここ数年は“shubonne”のようなポップで現代的なシリーズも展開しており、新しいファン層の開拓にも積極的です。

かわいらしい猫のラベルは、蔵元の猫『双六(双六)』が由来で、売上の一部は動物保護の活動に寄付されるそうです。中身としては、酒母の段階で搾ったお酒とのことで、低アルコールで甘酸っぱい味わいを目指しているようですね。

『shubonne(シュボンヌ) にごり 無濾過生原酒』思わずスイスイ飲んでしまう軽やかな甘みのにごり酒。猪又酒造の意外な(?)引き出しにオールドファンほどびっくりするかも?

『shubonne(シュボンヌ) にごり 無濾過生原酒』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20250419173929j:imageスペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 越淡麗、たかね錦
アルコール分 11度

それではいただいてみましょう。

香りは、爽やかな乳酸系のニュアンスに加え、バナナや白桃のような果実感も混ざります。口当たりはやわらかく、ピチピチとしたガス感が全体を引き締めており、ライチやキウイを彷彿とさせる甘味と酸味がバランスよく調和します。

にごり特有のとろみはありつつも重さは感じず、アルコール度数相応に軽快で飲み疲れしない設計。ただ甘いだけではなく、酸味が輪郭を縁取って綺麗にキレてくれます。

全体として限りなくキャッチーでポップな酒質なんですけど、きちんと日本酒として破綻していないというのが個人的にはすごくいいなと思いましたね!

日本酒らしい甘み旨みを残しつつも、普段日本酒にあまり縁がない方でもとっつきやすい酒質に仕上がっていて、これはかなりいいんじゃないでしょうか。

食中でもいいですけどやはり乾杯に一杯やるのがいいかな。また日本酒初心者の導入としてもおすすめできる一本です。アロエヨーグルトとか好きな方は多分ハマります。そんな感じです。見た目のインパクトと味わいの安定感の両立が印象的でした。

それではまた。

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