しーたかです。今回は久々の日本酒イベントレポート!
第18回若手の夜明け2016@ベルサール渋谷ガーデン~次世代ジャパン SHIBUYAにトライ!に参加してきました。

若手の夜明けとは、全国の有力な若手蔵元が集まって自慢の美酒を振る舞う試飲会形式の日本酒イベントです。
東京以外では札幌、仙台、福岡など全国各地で行われています。
私はこのイベントが大好きで、2011年頃から東京開催のときは毎回参加しています。
今のところ、東京開催は年に2回のペースで行われているので、通算10回以上は若手の夜明けに参戦しているようです。ここまできたら『若手の夜明け芸人』を名乗ってもいいころだろう(笑)
書いている途中で「ひょっとして相当長い記事になってしまうのではないか…?」という懸念を抱いたため、前編・後編にわけてレポートすることにしました。
私はこのイベントが大好きで、2011年頃から東京開催のときは毎回参加しています。
今のところ、東京開催は年に2回のペースで行われているので、通算10回以上は若手の夜明けに参戦しているようです。ここまできたら『若手の夜明け芸人』を名乗ってもいいころだろう(笑)
若手の夜明けイベントレポート後編はこちら↓
お酒好きな方なら、ざっと写真を見るだけでも楽しめると思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
夜明けの渋谷で腹ごしらえ
14時45分から始まる第2部に参加するため、お昼どきに渋谷へ到着!
けっこうな量の日本酒を飲むことになるので、昼ご飯はしっかり食べておきたいところ。空きっ腹で日本酒は死が見えます。(でも空きっ腹で飲む酒もうまいんだよなー)
渋谷駅から歩いて東急本店を抜けてところに、シャレオツなカフェを発見!!
どうやらこちらの建物はアップリンクの本社が入っているらしく、映画の上映やギャラリー、カフェなどの複合施設となっているようです。なんか久々に映画見たくなったなー。学生時代は周りの友人の影響でミニシアターとかちょくちょく行ってたんです。
よし、入りましょ!
よし、入りましょ!
お客さんが多かったので、内装の写真は撮りませんでした。なんとなく南米やアフリカとヨーロピアンのミックスのような雰囲気です。
ビーガン御用達のファラフェルやクスクスもやっているようでした。
ビーガン御用達のファラフェルやクスクスもやっているようでした。
東急本店前でマリオカート軍団と遭遇(笑)
松涛方面から神泉方面へと向かいます。こっから会場まで意外と歩くんですよね~…。
松涛方面から神泉方面へと向かいます。こっから会場まで意外と歩くんですよね~…。
若手の夜明け会場へ
若手の夜明けではいつものことなんですけど、オフィシャルの開場時間の10分前ぐらいから入場出来るんですよね。
他の日本酒イベントも、早めに開場することが多いので、フルに楽しみたい方は早めに開場入りすることをオススメします。
試飲に使うおちょことパンフレットをもらっていざ出陣!!
あれ、よく見たら写真の左に仙禽の蔵元さんが紛れていますね。戦闘モードなのかすごい形相w
陸奥八仙は純米大吟醸の生原酒をいただきました。お米は青森で開発された酒米の華想い。香りたっぷりでスラリとした味わい。非常にエレガントでこれからの試飲に期待が高まる一杯!
いつも東北のブースばかり立ち寄ってしまうので今回は西のほうから回りましょう!
続いては大分・杵築の美酒『ちえびじん』ブースへ
このお酒、関東でも徐々に知られてきていますが、まだ一部のコアな日本酒ファンにしか認知されていないように思います。これは本当にもったいない。
大分のちえびじん、まだ飲んだことのないかたは是非試してみてください。而今がどうだ十四代がどうだとか言ってる場合ではありません。あっそうそう、日本酒だけじゃなくて紅茶梅酒も美味しいですよ!日本酒も梅酒もレディキラーな憎いヤツです。
開場の中央付近には、チェイサー(和らぎ水)用に各蔵の仕込み水が置いてあります。戦場のオアシス的な一角ですね。水は!!たくさん!!摂取しなければ!!いけないということを!!私は身をもって知っています…!笑
せっかくなので仕込み水もいろいろ飲み比べてみる。
写真は紀土とちえびじんの仕込み水です。
仕込み水をいろいろ試してみたところ、『宮寒梅』の仕込み水がびっくりするぐらい美味しかったです!
軟水の舌に馴染むような優しい口当たりが、宮寒梅の味を支えているんだなーと感心しました。 さらに中心部に進むとフリー試飲のコーナーが!
ここに置いてある日本酒は、セルフサービスで好きなものを勝手に注いでいいようです。
会場はけっこう混雑しているので、人気のブースは並んでいてなかなかお酒にたどり着けないなんてこともありますから、こーゆう配慮はありがたいですね。
よく見ると大吟醸クラスの酒もボンボン置いてあります。太っ腹ー!!
こちらは島根の出雲富士ブース!
私、島根の日本酒けっこう好きです。日本酒は西の方に行けば行くほど濃い酒が多くなっていきます。島根もその傾向通り、辛くて濃醇な酒が多いですよね。
出雲富士は全体として、旨みと酸が調和した味わいで、食事と合わせて飲みたいな~というお酒が多かったです。
後述の白隠正宗に似たタイプ。目立たないけど優秀な黒子ってやつね。
続いて、奈良の花巴ブース
花巴は、若手の夜明け勝手に応援企画で紹介しましたね。
会場はけっこう混雑しているので、人気のブースは並んでいてなかなかお酒にたどり着けないなんてこともありますから、こーゆう配慮はありがたいですね。


私、島根の日本酒けっこう好きです。日本酒は西の方に行けば行くほど濃い酒が多くなっていきます。島根もその傾向通り、辛くて濃醇な酒が多いですよね。
出雲富士は全体として、旨みと酸が調和した味わいで、食事と合わせて飲みたいな~というお酒が多かったです。
後述の白隠正宗に似たタイプ。目立たないけど優秀な黒子ってやつね。

花巴は、若手の夜明け勝手に応援企画で紹介しましたね。
水酛仕込みもあったので久々に飲みました。かなり大振りな酸味が印象的!花巴はガツンと肉料理に合わせたくなります。山廃の熟成酒なんてのもあったのに飲むの忘れてました(*_*)
まだまだ行きます、福井の常山ブース。常山も以前ブログで取り上げたことがあります。

常山は若手の夜明け初参戦なんですよね!ブースに醸造責任者の常山晋平さんがいらっしゃいました。噂どおりのイケメン、しかも若い!
純米吟醸の中取り直汲がなかなかよかったです。逆に純米超辛はもうちょっと頑張ってほしい感じでした…(笑)
富山県の羽根屋。こちらも以前紹介していますね。
ブースには蔵元杜氏の奥さまが立っていらっしゃいました。バイオレットのラベルは羽根屋 翼の純米大吟醸。
香りたっぷりで安定の美味しさ。四季醸造の蔵だから年じゅうフレッシュな酒を楽しめるのはいいね。フレッシュエブリデイ!
岐阜の津島屋
香りがありながらすっきり透明感のある飲み口で大人気の津島屋!
純米大吟醸もよかったのですが、気になったのは信州産のひとごごちを使った純米酒。生酒の1年熟成のようです。津島屋らしい透明感を残しつつ、厚めの酸が立つ!うまさと意外性にびっくり。チャレンジ精神旺盛な蔵なので今後も楽しみです。
こちらは静岡の白隠正宗
白隠正宗は蔵元さんがDJもやっているそうですね(笑)去年まではブースに行くと自身のCDを販売していましたが今年は見当たりませんでした。
復活米・愛国仕込みの純米酒と、静岡産まれの酒米・誉富士の純米酒をいただきました。お燗です!
愛国はシャープな酸味がクセになる感じ。
誉富士は家でだらだら飲みたくなる味ですね(笑)これぞ白隠正宗の真骨頂といったところでしょう。
そろそろ酔ってきました。つぎは千葉の一喜!
こちらはKINOENE APPLE。ラベルだけ見るとシードルやリキュールかと思っちゃいます。
若いリンゴをそのままかじったような青々しい果実味とキューッとしまるような酸が印象的!あとでスペックを調べたところ、日本酒度-14で酸度が3.0とありました。これは試飲会向けのキラーアイテムって感じですね。
純米吟醸の中取り直汲がなかなかよかったです。逆に純米超辛はもうちょっと頑張ってほしい感じでした…(笑)

香りたっぷりで安定の美味しさ。四季醸造の蔵だから年じゅうフレッシュな酒を楽しめるのはいいね。フレッシュエブリデイ!

香りがありながらすっきり透明感のある飲み口で大人気の津島屋!
純米大吟醸もよかったのですが、気になったのは信州産のひとごごちを使った純米酒。生酒の1年熟成のようです。津島屋らしい透明感を残しつつ、厚めの酸が立つ!うまさと意外性にびっくり。チャレンジ精神旺盛な蔵なので今後も楽しみです。

白隠正宗は蔵元さんがDJもやっているそうですね(笑)去年まではブースに行くと自身のCDを販売していましたが今年は見当たりませんでした。
復活米・愛国仕込みの純米酒と、静岡産まれの酒米・誉富士の純米酒をいただきました。お燗です!
愛国はシャープな酸味がクセになる感じ。
誉富士は家でだらだら飲みたくなる味ですね(笑)これぞ白隠正宗の真骨頂といったところでしょう。

一喜は芳醇な旨口タイプの酒で、都内でも注目されている銘柄です。直汲み、フレッシュでうまーい!!

若いリンゴをそのままかじったような青々しい果実味とキューッとしまるような酸が印象的!あとでスペックを調べたところ、日本酒度-14で酸度が3.0とありました。これは試飲会向けのキラーアイテムって感じですね。
うおーまだまだ飲むぞー!!!若手の夜明けイベントレポート後編はこちら↓
2016年はこんなイベントにも行ってきました。